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福島第一原発、敷地内の最新映像
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4792306.html
http://www.youtube.com/watch?v=wBKXZNpVbTw
03日16:19 TBS
1日、1時間あたり1万ミリシーベルトという極めて高い放射線量が検出された福島第一原発。JNNは、高い放射線量が出続けている原発敷地内の実態を映し出す最新映像を入手しました。
先週撮影された福島第一原発の最新映像。JNNが独自に入手しました。山あいの道を抜けると、見えてきたのは2号機です。車内にあった線量計のアラームが突然、けたたましく鳴り始めました。2号機と3号機の原子炉建屋に近づくにつれ線量計の数値はどんどん上がり続けます。
そして、ついに毎時1ミリシーベルトに達しました。一般の人が1年間に浴びてもよいとされる限度にわずか1時間で達する高い放射線量です。
さらに、カメラは2号機から1号機へと向かいます。まさに、ここが3日前に特殊なカメラで極めて高い線量のホットスポットが確認された排気筒です。作業員が測定したところ、毎時1万ミリシーベルトを超す桁外れの値が検出された場所ですが、この日は、まだその事実が発覚する前。すぐ側には、復旧作業を進める作業員たちの姿が見えます。
排気筒につながる1号機の原子炉建屋の中でも、5000ミリシーベルト以上という極めて高い放射線量が計測されました。
「桁が全然違う高線量なので、ここでの作業は当分難しい」(東京電力の会見 3日午前11時半すぎ)
ロボットが撮影した映像には、放射線の影響で細かいノイズが走っています。再び先週の最新映像。カメラは、今、福島第一原発で最も重要とされる施設を捉えました。汚染水の処理施設です。
ホースを持つ作業員が忙しそうに行き来します。入り口の看板には、「高線量のため、関係者以外立入禁止」と書かれています。裏に回ると、ずらりと並んだタンク。そこには緑色の液体が波打っていました。汚染水から放射能を取り除くための薬剤でしょうか。
カメラが映していたのは、「集中廃棄物処理施設」と呼ばれる建物です。施設の地下には、2号機と3号機から移送された超高濃度の放射性物質を含む「汚染水」が溜まっています。そこから放射性物質を取り除き、浄化した水を再び原子炉の冷却用に注ぎます。
「水処理施設の稼働率は約63%。期待している処理があまり進んでいない状況」(東京電力の会見 先月27日)
わずか3か月という突貫工事で作られた水処理施設。復旧のカギを握る心臓部ですが、度重なる水漏れなどのトラブルで稼働率は目標を大きく下回っています。
そして、カメラは海側へ。再び線量計の数値が上がり始めました。先週の福島第一原発。車内の線量計のアラームが鳴り続けます。3.1、3.8、上がり続ける数値。3号機のタービン建屋の脇で最高の毎時4ミリシーベルトを記録しました。この地下には高濃度の汚染水が溜まっていて、先ほどの水処理施設に移送を続けています。
今回の映像では、3号機の原子炉建屋やタービン建屋の周辺で高い放射線量が検出されました。この場所は、東京電力が作ったサーベイマップでは「2ミリ程度」とされています。しかし、映像では、車内にもかかわらず、毎時4ミリシーベルトが計測されていました。事故から5か月近く経っても、ホットスポットが新たに見つかるなど、まだ全体を把握しきれていないのが実情です。
果てしなく続く放射線との戦い。現場で復旧にあたる作業員の環境は徐々に改善されているものの、今回撮影された映像は、高い放射線量が続く厳しい現場の実態を浮き彫りにしています。
福島第一原発、高放射線量の実態
http://www.youtube.com/watch?v=fuaura3PygM&feature=player_embedded#at=37
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