09. 2011年8月12日 23:09:00: JaLo9AEXCo
管理人サマ、コメント表示感謝します 今、NET通じて放射能の情報を広めたいです。 隠蔽された真実を知ってほしいです[食材の放射線被曝における学校給食改善の為の提案書]Add Star今日、下記の内容をまとめて、市役所に提出して、給食担当の方とお話をしてきました。 真摯に受け止めてくださり、2学期からの牛肉の使用は当分見合わせることをお聞きしました。 また、小魚を控えるよう要望しました。 食材の放射線被曝における学校給食改善の為の提案書 PDF版は下記アドレスを参照お願いします。 http://www.wellgate.co.jp/demo/teiansho.pdf 10years_After様のご尽力によりビジュアルデザインがとても解りやすいバージョンアップ版ができました。下記アドレスを参照お願いします。 http://10years-after.lolipop.jp/img/10years_approach1.pdf 我が子を守るために闘うママのための放射能対策情報サイト「10years_After」のアドレスはこちら このサイトからのダウンロードもできます。 http://10years-after.lolipop.jp/blog/?p=517 ■問題点 1)原子力安全・保安院が発表した放射性物質の放出量から、食品の安全性は確立しておらず、現在の環境では従来の食育の考えのまま学校給食を続けることに問題がある。 2)政府はストロンチウム90の検出や細部に亘る放射性核種の検出ができていない。 3)牛肉におけるセシウムの検出の遅れなどから、市場に出回って消費された後に検出される恐れが今後あることを否めない現状である。 ■改善の提案 1)汚染された可能性がある地域で生産された食材を学校給食に使用しない。 2)学校の献立表に使用食材の産地を明記し、判断を児童または保護者に委ねる。 以下提出した資料です。 《内部被曝》 被曝には外部被曝と内部被曝の2種類があります。 内部被曝は、放射線源が体内に取り込まれた時に起こるものです。 体内への取り込みは、以下に分類できます。 @ 経口曝露 : 主に口から食べ物と入る A 経気道曝露 : 口・鼻から吸い込む B 経皮曝露 : 皮膚から入る ただし皮膚からの取り込みは正常な粘膜からでも生じえるとは思いますが、皮膚粘膜が傷ついている場合に大きくなります。 経口曝露と経気道曝露は、通常の日常生活で起こります。経気道曝露は保護具を付けるとか部屋に出来るだけこもるとかの方法もありますが逃げないとなかなか防げません。しかし経口曝露は食品衛生法によりある程度守られ、情報が入れば口に入れないことも出来ます。 これだけ大量の放射性物質が放出されて、食物が汚染を免れることはありえない。と言うことについての検証です。 原子力安全・保安院の発表より セシウム137 等を取り上げますと 地震発生後、15時間〜109時間の間に放出した放射性物質は、 セシウム137 15,000,000,000,000,000ベクレル =(1京5000兆ベクレル)= セシウム134 18,000,000,000,000,000ベクレル =(1京8000兆ベクレル)= 《爆発後関東一帯にできた放射性雲(放射性プルーム)の主物質》 キセノン133 11,000,000,000,000,000,000ベクレル =(1100京ベクレル)= ヨウ素131 160,000,000,000,000,000ベクレル =(16京ベクレル)= 《人体に多大な影響を与える放射線核種》 ストロンチウム89 2,000,000,000,000,000ベクレル =(2000兆ベクレル)= ストロンチウム90 140,000,000,000,000ベクレル =(140兆ベクレル)= 《福島第一原発2号機の取水口スクリーン付近のコンクリート亀裂部からの流出量》 ヨウ素131⇒2,800,000,000,000,000 ベクレル =(2800兆ベクレル)= セシウム134⇒940,000,000,000,000 ベクレル =(940兆ベクレル)= セシウム137⇒940,000,000,000,000 ベクレル =(940兆ベクレル)= 《放射性プルーム(放射性雲)による降下物が関東に打撃を与えたデータ》(文部科学省) 定時降下物(ヨウ素131)の調査結果の21日9時〜22日9時採取、22日9時〜23日9時採取、23日日9時〜24日9時採取のデータを見ていると、関東全体が桁違いに数値が跳ね上がっています。 この3日間は原発から北東よりの風、南や南西(関東)に向かって風が吹いていました。 <17日(自衛隊や警察の3号機への放水があった日)は北西よりの風で、福島の南東側太平洋に、午後1時ぐらいからは、南西よりの風で福島の北東側太平洋に降下。そして18日も北西よりの風で福島の南東側太平洋にむかって降下> 20日のデータは定時降下物の調査結果と気象庁によるデータ、風向きと天気の関係が顕著です。 20日は昼間、11時ぐらいから西へ向かう風が吹き午後2時ぐらいから西南西に向かっての風に変わり17時ぐらいから夜にかけては南南西に向かう風になりました。 定時降下物の調査結果の20日9時〜21日9時採取のデータの内容です。 山形県山形市 (19日)22,000,000 Bq/ku (20日9時〜21日9時)58,000,000,000 Bq/ku <福島第一原発より南南西>茨城県ひたちなか市 (19日)490,000,000 Bq/ku から、 (20日9時〜21日9時)93,000,000,000 Bq/ku 定時降下物の調査結果の21日9時〜22日9時採取データの内容です。 栃木県宇都宮市 (19日)540,000,000 Bq/ku (21日9時〜22日9時)25,000,000,000 Bq/ku 群馬県前橋市 (19日)190,000,000 Bq/ku (21日9時〜22日9時)17,000,000,000 Bq/ku 埼玉県さいたま市 (19日)66,000,000 Bq/ku (21日9時〜22日9時)22,000,000,000 Bq/ku 千葉県市原市 (19日)44,000,000 Bq/ku (21日9時〜22日9時)14,000,000,000 Bq/ku 東京都新宿区 (19日)40,000,000 Bq/ku (21日9時〜22日9時)32,000,000,000 Bq/ku この急激な増加はキセノン133の半減期が5.2日、ヨウ素131の半減期が8日という事に由来します。1・2・3号機の爆発が起こってから順次これらの放射線核種がベータ崩壊を起こし、ガンマ線を放射しこの高い値を出しました。 そして22日は朝から関東は雨でした。雨がこれらの放射性核種を伴い、浄水場へ降り注いだため飲料水の汚染が起こりました。 <※この値は1平方キロメートルあたりのベクレル数ですから面積に対しての値です> 《セシウムについて》 セシウム137はバリウム137へとベータ崩壊するため、ガンマ線の強い発生源です。セシウム137はストロンチウム90と同様に主要な中寿命核分裂生成物となります。(30年と29.1年)これらは使用済み核燃料の放射能の原因となり、使用後、数年から最高で数百年間の冷却を必要とします。ご存知でしょうか?セシウム137とストロンチウム90は現在、チェルノブイリ原子力発電所事故の周囲の地域で発生している放射能の発生源の大部分を占めています。セシウム137は中性子の捕獲率が低いため、中性子捕獲によるセシウム137の処理ができず、自然に崩壊するのを待たねばなりません。 《セシウム134》 原子炉の運転では、核分裂生成物であるキセノン133のベータ崩壊で生じるセシウム133が中性子を捕獲して生成します。セシウム134が環境中に存在すれば、原子炉から放出されたか使用済み核燃料から出てきたものです。 電気出力100万kWの軽水炉を1年間運転すると、原子炉の種類と運転状況で変るが、5〜20京ベクレルが蓄積します。この時に核分裂で生じるセシウム137との放射能強度比(134Cs /137Cs比)は0.4〜1.5の範囲に入ります。 1986年4月26日に起こった旧ソ連のチェルノブイリ原発事故では、4京ベクレルが放出されました。名古屋で採取した大気試料では、134Cs /137Cs比は0.55でありました。 ほとんど全てのセシウムは、ヨウ素とキセノンのベータ崩壊を通じて生成します。ヨウ素やキセノンは揮発性であるため、核燃料や空気を通じて拡散し、放射性セシウムはしばしば初めに核分裂した場所から離れたところで生成する運命をたどります。 《体内被曝》 体内に入ると血液の流れに乗って腸や肝臓にベータ線とガンマ線を放射し、カリウムと置き換わって筋肉に蓄積したのち、腎臓を経て体外に排出されます。(約10%)セシウム137は、体内に取り込まれてから体外に排出されるまでの100日から200日にわたってベータ線とガンマ線を放射し、体内被曝の原因となるため非常に危険です。セシウム137に汚染された空気や飲食物を摂取することで、体内に取り込まれます。1987年には、ブラジルのゴイアニアで廃病院からセシウム137が盗難に遭った上、光るセシウム137の塊に魔力を感じた住民が体に塗ったり飲んだりしたことで250人が被曝、4人が死亡する大規模な被曝事件が発生しています(ゴイアニア被曝事故)。 《生物濃縮》 植物(農作物)での移行係数 (TF) は、農作物中濃度 (Bq) ÷ 土壌中濃度 (Bq) で表されます。カリウム (K) と似た挙動を示すとされていますが、動物と植物での挙動は異なります。 《食肉》 現在の最高値690000 Bq/kg(69万ベクレル)の“稲藁”を食料として育てた牛の食肉に対する汚染が拡大しています。<※この値は1キログラムあたりのベクレル数ですから重さに対しての値となります。>セシウムが時間を追うごとに表面化していくのは、ヨウ素やキセノンのベータ崩壊を通じて生成されるという特徴を持つためです。今回は放射性核種が原発から毎日少しづつ出続けているため日々溜まりやすい特定の場所「ホットスポット」が現れています。 《植物》 植物の種類および核種により移行係数は異なります。イネ、ジャガイモ、キャベツを試料とした研究によれば、安定同位体のセシウム133と比較すると放射性のセシウム137は植物に移行しやすい。米では胚と糠層のセシウム濃度が高く、キャベツでは外縁部のセシウムおよびストロンチウムの濃度が高くなることが報告されています。 土壌の中での挙動は土質によって異なっていて、粘土質の土壌ではよく吸着されます。その場合は、植物には取り込まれにくいということになります。 《菌類》 降下した放射性物質が土壌の表層に多く存在するため、表層の物質を主な栄養源とする菌類の種では植物と比較すると、特異的に高い濃縮度を示すものがあり、野生のアンズタケ など一部のキノコでは、セシウム137の生物濃縮が行われ周囲の植物より高濃度に蓄積することが知られています。また、屋外で人工栽培されるシイタケやマイタケでも濃度が高くなる傾向があることが報告されています。 《魚類》 主に軟組織に広く取り込まれて分布し、生物濃縮により魚食性の高い魚種(カツオ、マグロ、タラ、スズキなど)での高い濃縮度を示すデータが得られていますが、底生生物を主な餌とする魚種(カレイ、ハタハタ、甲殻類、頭足類、貝類)では比較的濃縮度は低く、大型の魚種ほど、濃縮度が高くなることが示唆されています。若い魚や高水温域に生息する魚ほど、代謝が良く排出量が多くなるため蓄積量は少ないと考えられています。体内に取り込まれる経路は、餌がほとんどですが、鰓(えら)を通じて直接取り込まれる経路もあり、それぞれの経路の比率についてのデータは世界的に不足しているのが現状です。 水圏での挙動は単純ではありません。淡水には溶けにくく、湖底堆積物に含まれることが多くなりますし、海水には溶けて、魚などに摂取されやすくなります。 《ストロンチウムについて》 電気出力100万kWの軽水炉を1年間運転すると、100000テラベクレル(10京ベクレル)のストロンチウム90と2600000テラベクレル(260京ベクレル)のストロンチウム89が蓄積します、放射線強度比は約26ということです。 今回の資料、地震発生後15時間〜109時間の間に放出したストロンチウム90とストロンチウム89の値から考察すると放射線強度比は約14.3ということになります。 ストロンチウム90⇒140テラベクレル ストロンチウム89⇒2000テラベクレル 実際に炉内の放射線強度比は約26に対して大気中に放出した放射線強度比は約14.3 ですので、ストロンチウム89のほうが炉内に残っている割合が高いということです。 今後30年以上にわたって放射能の発生源となる、地震発生後15時間〜109時間の間に大気中に放出したセシウム137とストロンチウム90の放射線強度比は約0.01です。 セシウム137⇒15000テラベクレル ストロンチウム90⇒140テラベクレル 今回の資料、地震発生後15時間〜109時間の間大気中に放出したセシウム137とセシウム134の値から考察すると放射線強度比は約1.2ということになります。 セシウム137⇒15000テラベクレル セシウム134⇒18000テラベクレル 今回の資料、地震発生後15時間〜109時間の間大気中に放出したセシウムとストロンチウムの値から考察すると放射線強度比は約0.065ということになります。 セシウム137+セシウム134=(15000+18000)テラベクレル =33000テラベクレル ストロンチウム90+ストロンチウム89=(140+2000)テラベクレル =2140テラベクレル これは何を計算したのかというと、現在セシウムしか計測されていない大気中の降下物により汚染された野菜、家畜用わら、牧草の中に含まれるストロンチウムの線量を予測するために計算しました。 例えば牛に食べさせる稲わらから690000ベクレルのセシウムが検出されましたが、セシウムとストロンチウムの大気中に放出した放射線強度比は約0.065ということから、ストロンチウムの線量を予測できます。4485ベクレルという値が算出できます。 690000ベクレル×0.065=4485ベクレル 《生体に対する影響》 《内部被曝》 10,000ベクレルのセシウム137を経口摂取した時の実効線量は、0.13ミリシーベルト (130マイクロシーベルト)になります。 10,000ベクレルのストロンチウム90を経口摂取した時の実効線量は0.28ミリシーベルト(280マイクロシーベルト)になります。 10,000ベクレルのストロンチウム89を経口摂取した時は0.026ミリシーベルト(26マイクロシーベルト)になります。 ストロンチウム90とストロンチウム89の場合で線量が約10倍違うのは、ベータ線エネルギーと半減期の差が原因です。 内部被曝では、外部被曝で騒がれるガンマ線よりベータ線エネルギーの方がダメージが大きくなります。ストロンチウム90は、ベータ崩壊してイットリウム90に壊変する時、高エネルギーのベータ線(228万電子ボルト)を放出するため線量が高くなります。また、ベータ線の届く距離は水中で1cmほどです。これは、分散することなく、228万電子ボルトが狭い範囲の細胞を破壊するということです。(★ 放射線は線源より四方八方に直線上に放射されています。線源が微少で点線源とみなせるとすれば放射線の強度は、距離の2乗に反比例して弱まります) 《外部被曝》 セシウム137が1メートルの距離に100万ベクレルの線源があった場合、ガンマ線によって1日に1.9 マイクロシーベルトの外部被曝を受けます。 ストロンチウム90が皮膚表面の1平方センチメートルに100万ベクレルが付着した時には、1日に100ミリシーベルト以上の被曝を受ける恐ろしい放射性物質です。(皮膚に付いた時点で内部被曝でもあります) そして、一番問題なのは、体内摂取されると、骨の無機質部分に取り込まれ、長く残留するという事実です。 続きhttp://d.hatena.ne.jp/idoa/searchdiary?word=%2A%5B%BF%A9%BA%E0%A4%CE%CA%FC%BC%CD%C0%FE%C8%EF%C7%F8%A4%CB%A4%AA%A4%B1%A4%EB%B3%D8%B9%BB%B5%EB%BF%A9%B2%FE%C1%B1%A4%CE%B0%D9%A4%CE%C4%F3%B0%C6%BD%F1%5D
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