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驚くべきことに、太陽は1秒ごとに43億キログラムずつ軽くなっているそうだ。宇宙物理学者の村山斉(ひとし)さんが「宇宙に終わりはあるのか?」に書いていた▼1秒で43億キログラム! 単位が大きすぎて、想像しにくい。秒針がカチリとひと目盛り進むごとに、体重100キロの人1億人が、57キロまで一気にダイエットする計算になる▼そう例えても実感からは遠いが、減量分の質量はエネルギーになって宇宙に放出され、一部は太陽光として地球に降り注いでいる。アインシュタイン博士が、<質量とエネルギーは同じものだ>と気づくずっと以前から、太陽はひたすらその身を削って、無償の光を与え続けてくれていた▼生命を傷つける放射線も到達しているが、いいあんばいの距離と地球大気のおかげで、いまの私たちがある。あらためて何ものかに手を合わせ感謝したくなる▼原子力災害の苦しみに終わりが見えないこの夏、福島県の子どもたちが道内に招かれて、太陽の光を浴び、緑の中を駆け回り、思いっきり深呼吸をしている。その笑顔がまぶしい。もてなしのできる北海道が誇らしい▼だが、この地に原発がある限り心の底から安心できない。海峡の対岸に原発ができたら−。心配は募る。丘を吹く風も太陽エネルギーのたまものだ。「もっともっと私を利用しなさい」。空の高みから、お日さまが光の手を差し伸べてくれている。2011・8・3
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/fourseasons/309487.html
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