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菅政権は子どもたちを見殺しにしつつあります
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2011-08-03 06:23:58 生き生き箕面通信969
おはようございます。「地球から引っ越し先はありますか」(今朝の「朝日川柳」より)
生き生き箕面通信969(110803)をお届けします。
・菅政権は子どもたちを見殺しにしつつあります
「ここが10シーベルト」という東京電力発表の記事が写真付きで、本日の新聞各紙朝刊に掲載されてました。数値は「10シーベルト以上」という形でごまかし、最高値は一体いくらだったのかは隠したままです。仮に10シーベルトであったとしても、1時間浴び続けると、人間はほぼ確実に死亡する高線量です。
「SAVE CHILD」という「子どもたちを守るためのブログ」があります。昨日アップされた京大原子炉実験所助教の小出裕章さんの話によると、「10シーベルトは、想像を絶する高線量で、測定した作業員の健康状態が心配だ。ガンマ線は鉛の服を着ていても透過するので無意味。茨城県東海村のJCOで起きた被曝事故では2人の被曝者が、あらゆる手立てをほどこしたけれど2人とも亡くなった。福島原発では使用済み核燃料プールが吹き飛ばされたのかもしれない」と推測しています。もしそうなら、とんでもないことが起きていたことになります。それをきちんと取材せずに、東電と政府の「大本営発表」だけに頼るマスメディアは「反国民的」です。
同じ「SAVE CHILD」のブログには、「子どもを守るために、政府・国会は直ちに法律を作り、対策を取ってもらいたい。現状は怠慢だ」と、熱を込めて訴える衆院厚生労働委員会での証言も動画で掲載されています。証言するのは、児玉龍彦という東大先端科学技術研究教授であり、東大アイソトープ総合センター長の肩書を持つ最も権威のある専門家です。児玉さんは、被災地を何度も訪れて測定し、とくに子どもたちが放射能汚染にさらされ続けている実態を現認。それにもとづいて、国会議員を前に食品の安全、土壌の除染などをきちんと行う法律制定などを、具体的に懸命に訴えました。言葉は抑えていますが、「政府は、そして国会も子どもたちを見殺しにするのか」という怒りがひしひしと伝わってきます。「SAVE CHILD」をクリックし、ぜひご自分でご覧になって下さい。
福島からばらまかれた放射性物質は、いま動物や植物を通じて自然界で着々と濃縮されつつあります。そのうち高濃度の原子ブタや原子ニワトリ、あるいは原子マグロがとれるようになります。食品を通じて、子どもたちはとくに内部被ばくが進みます。10年後、20年後の日本は、恐ろしい状態になっていることが想定されます。
「直ちに問題はない」と言い続けてきた枝野官房長はもちろん、菅首相ら政権首脳は、いわば無策によって国民を危険にさらし続けた「犯罪者」として断罪する必要があります。福島原発事故からまもなく5か月。収束に向けて「第1ステップがほぼ計画通り終了した」と”大本営発表”しましたが、とんでもない。現在も世界中に危機をもたらしつつあるのです。メルトダウンした核物質にはまったく手がつけられず、超高濃度の放射線を出し続けています。決して抑えこめたわけではありません。私たちは、「マスメディアが真実を伝えるよう」、要求する必要もあります。
SAVE CHILD 子供を守ろう
http://savechild.net/
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