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東京電力は、東日本大震災に伴う電力不足に対応し、電力供給力を増強するため、鹿島火力発電所(茨城県神栖市)の敷地内にガスタービン発電設備を緊急的に設置する。出力は約80万kWあり、2012年7月の運転開始を予定している。東電の要請を受け、東京ガスは燃料の都市ガスを供給するための高圧ガスパイプラインを建設する。
設置するガスタービンは、都市ガスか軽油を燃料にする温度1300℃級の発電設備。出力26万8000kWが3台あり、合わせて約80万kWとなる。都市ガスの供給に関しては、東京ガスが鹿島火力発電所への高圧ガスパイプラインを「鹿島臨海ライン」と名付けて新設する。開通は、ガスタービン運転開始に合わせ、前月の2012年6月となる。
東京ガスは、2012年3月の開通を目指して千葉県と茨城県鹿島地区を結ぶ高圧ガスパイプライン「千葉〜鹿島ライン」を建設中で、その終点予定地から鹿島火力発電所まで約4kmを延伸することにした。鹿島臨海ラインは圧力7MPa(メガパスカル)、口径60cm。8月に工事を始める。
東電は、現在稼働している柏崎刈羽原子力発電所(新潟県柏崎市・刈羽村)が定期検査後に再稼働できなくなる状況を見据え、来夏の供給力を高める狙いでガスタービンを設置する。鹿島火力発電所は1〜6号機あり、4号機(出力60万kW)はボイラー設備からの燃焼ガス漏れ拡大の可能性があることから、7月27日に発電を停止している。補修作業を行って8月6日に運転を再開する予定。
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/news/20110802/107164/
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