http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/205.html
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10シーベルト超の放射線量(原爆爆心地並み)
こちらでhttp://onodekita.sblo.jp/article/47080381.html
2011年08月02日 院長の独り言
1万ミリシーベルト超の放射線量8月1日 21時4分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110801/t10014623481000.html
東京電力福島第一原子力発電所の、1号機と2号機の原子炉建屋の間にある屋外の排気筒付近で、1日午後、これまでで最も高い、1時間当たり1万ミリシーベルトを超える放射線量が計測されました。東京電力は付近を立ち入り禁止にして原因を調べています。
東京電力によりますと、1万ミリシーベルトを超える極めて高い放射線量が計測されたのは、1号機と2号機の原子炉建屋の間にある排気筒の底を通る配管付近で、1日午後、東京電力の社員が棒の先に付けた線量計で測定したところ分かりました。この場所は、先月31日、特殊なカメラを使った観測で高い放射線量が出ていることが分かったことから、1日、改めて詳細な計測を行ったということで、東京電力は付近を立ち入り禁止にしました。また、計測した作業員が、最大で4ミリシーベルトの被ばくをしたということです。福島第一原発でこれまで計測された最も高い放射線量は、▽屋外では3号機の南側で見つかったがれきからで、1時間当たり1000ミリシーベルト、▽屋内では1号機の原子炉建屋の中の1時間当たり4000ミリシーベルトで、今回はそれらを上回っています。東京電力によりますと、今回、極めて高い放射線量が見つかった配管は、地震の翌日の3月12日に、1号機でベントと呼ばれる外部に放射性物質を放出した際に使用したもので、その際に高濃度の放射性物質が付着したのではないかとみて調べています。また、東京電力によりますと、この付近で今のところ復旧作業を行う予定はないほか、1号機を覆うカバーの設置も遠隔作業で行うため、影響はないとしています。
重要なこと
・事故から5ヶ月たってからの発表
・1万ミリシーベルト = 10,000mSv = 10Sv(シーベルト) 以上
・棒の先(一体どれだけの長さでしょうか?)につけた線量計で計測
10Sv以上ですから、実際にはどれだけ数値なのかは、神のみぞ知る領域。10Sv以上の数値を測定できる機器がそもそもあるのか?といった話です。
当初の発表は1000mSv以上ということが多かったわけですから、あわてて10Svまで測定できる機器を取りそろえたのでしょうが、それすらメーターが振り切れる事態に直面しており、一番驚いているのは東京電力。
いったい、この10Svという値、どれほどのものでしょうか。
よく見かける放射線量を比較する図表は、一番上が、10,000ミリシーベルト=10シーベルト。
全く役に立ちません。(放射線をいくら多く見積もっても、平時に考えられるのはこの程度なのです)
放射線の量 :クリック拡大
http://onodekita.sakura.ne.jp/sblo_files/onodekita/image/2011080202.jpg
目安にもなにもなりません。人類が発明した最凶の放射能兵器−原爆−しか匹敵するものはなさそうです。
私のブログhttp://onodekita.sblo.jp/article/46184948.htmlから、数値を取り出します(元は、新聞報道)こんな数値が役に立つことになろうとは・・
(参考に該当箇所の新聞報道を貼り付けます。追記に文字起こししています。)
http://onodekita.sakura.ne.jp/sblo_files/onodekita/image/2011080203.jpg
<広島の場合>
103Sv 原爆爆心地
11.1Sv 700メートル
6.85Sv 800メートル
<長崎の場合>
8.88Sv 爆心地から1000メートル
すなわち、10Sv以上が測定された場所に1時間いますと、広島原爆爆心地700m以内にいたのと同じだけの線量を浴びることになってしまうのです。(即死です)
・配管の中に粉砕された燃料ペレットが多量にあり、臨界反応が起きている。
あるいは
・配管回りのガレキの中に使用済燃料棒(ロッドそのもの)がある。
くらいか。
5ヶ月たってこの線量・・世界中の専門家が本当に驚愕しているのは、想像に難くありません。
東電が写真を公開しました。追加します。(13:20)
http://onodekita.sakura.ne.jp/sblo_files/onodekita/image/2011080205.jpg
数メートルの距離。測定者は文字通り命がけ。
次は、ガンマカメラ?の映像でしょうか。
http://onodekita.sakura.ne.jp/sblo_files/onodekita/image/2011080204.jpg
測定写真では、左上から撮影しているのでしょうか?
使用済燃料などのガレキではないことが分かります。だとすると、
・この部分で核分裂反応が起きている?
・核分裂を表す中性子線など発生?
・ダクトから放射性物質が大量に拡散されていないか?
直ちに調べる必要があります。
最後に、この1ヶ月ほど全く発表されなかったサーベイマップ :クリック拡大
2011/07/31
http://onodekita.sakura.ne.jp/sblo_files/onodekita/image/2011080204.jpg
2011/08/01 :クリック拡大
http://onodekita.sakura.ne.jp/sblo_files/onodekita/image/2011080206.jpg
該当部分は雰囲気線量で1.4mSv/hr程度でした。この程度の線量と考えていた箇所から、信じられない高線量が検出されたとは、本当に驚きです。
また、3号機の廻りが高濃度汚染エリアであることも明らかです。1号機周辺と全く異なります。
まだまだ、隠された情報がこのサーベイマップにはありそうです。
■関連ブログ
JCO(4)・・原爆の被曝線量2011.6.21
http://onodekita.sblo.jp/article/46184948.html
つながってきた点と点(2号機 1000mSv/hr汚染水)2011.5.25
http://onodekita.sblo.jp/article/45471556.html
1000mSv/hrのがれき2011.5.22
http://onodekita.sblo.jp/article/45405156.html
米国のオークリッジ国立研究所が1966年にまとめた推定によると、原爆投下直後の広島のガンマ線の被曝量は、爆心地で103グレイで、これはシーベルトに換算するとほぼ103シーベルトに当たる。
広島では換算値で爆心地から700メートルの場所で11.1シーベルト、800メートルで6.85シーベルトに当たる。
また長崎の場合では、推定値8.88シーベルトだった爆心地から1000メートルでの被曝線量に相当することになる。
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