http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/186.html
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明るい笑顔を振りまきながら、放射線防護剤を否定することが、パニックを防ぐ、自らのエリートとしての社会的使命と勘違いしている専門家の皆さん。
ロシア系の白いやつとイスラエル人研究者は、防護剤の開発にしのぎを削っています。
黄色い我々はチェルノブイリの追試実験被験体ですか。我々、安すぎやしませんか。
@ロズウェルパーク癌研究所のガドコフ博士が、アレルギー感染症ナショナル研究所から研究助成金を獲得した報告書。
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/139.html
Aガドコフ博士のバクテリア鞭毛中フラジェリンの放射線防護作用に関する論文の紹介。
http://www.rexresearch.com/gudkov/gudkov.htm
@で論文の要約と書きましたが、読んでみたら、論文の紹介とウィキペディアに載ったフラジェリンの説明が中心でした。
(以下邦訳)専門外の方はネットで用語検索してください。一部リンクを省きました。原文を確認して下さい。
アンドレイ・ガドコフ
フラジェリン 対 放射線
http://www.theaustralian.news.com.au/story/0%2C25197%2C25797329-15084%2C00.html
The Australian(July 18,2009)
対放射線・新薬物防護剤 ラビノヴッチ
核爆弾、つまり「汚い」爆弾による通常致死量の放射線に曝された人々を、守ることができる薬物が開発されてきた、と報道は伝えています。
実験の中で650匹の猿が放射線に曝されました。その線量は、1986年のチェルノブイリ原子炉災害中に記録されたものと等価でした。70%は死に、一方、残りは重篤な疾病を罹ったとイェディオット・アクロノット紙は昨日伝えています。
抗放射線注射を受けた実験群の内、ほとんどすべてが生き残り副作用は何もありませんでした。放射線に曝されていない人間での試験は、その薬物処置からの副作用を何も示しませんでした。
その薬品はアンドレイ・ガドコフ氏により開発されました。彼はアメリカ・クリーブランド バイオ研究所主任科学官です。また、イスラエルのエレナ・ファインシュタインが研究に関わっています。
「我々は数百万人の命を救うかもしれない躍進を成し遂げた」とガドコフ博士は述べていると言われています。
その薬物は癌治療に非常に関係している、と報道は伝えています。なぜならば、その薬物はより強力な放射線使用を可能にするからです。(放射線治療の--訳注)
この薬物がアメリカ食品医薬品局により最終的認可を与えられれば、ガドコフ博士は2年以内にそうなると言いましたが、この薬品は戦略的衝撃を与える事も可能です。特に、核攻撃の脅威に曝されている諸国にとって。西側諸国が抱く主要な恐怖は、核攻撃そのものではなく主に放射線によって人を殺す「汚い爆弾」です。
ガドコフ博士は2003年に、放射線から細胞を守るために、腸内に見られるバクテリアが産出するタンパク質を利用するというアイデアを思いつきました。「この薬品は、放射線照射された細胞の『自殺メカニズム』を抑制することによって作用する。」と新聞は伝えています。「同時に、最初に自殺メカニズムを活性化するために細胞を促す、放射線に引き起こされた損傷から細胞が回復することを可能にする。」
この薬品は一服か数服の投薬による予防薬品です。
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http://en.wikipedia.org/wiki/Flagellin
フラジェリン
フラジェリンは、バクテリアの鞭毛内で微細繊維を形成する、中空円柱のなかに配列しているタンパク質の一つです。それは30,000から60,000ダルトンの質量を有します。フラジェリンはバクテリア鞭毛の主な置換基です。そして、ほとんどすべての鞭毛を有するバクテリアに大量に存在します。
構造
フラジェリンの構造は、鞭毛微細繊維の螺旋形状の原因です。その形態は適切に機能するために重要です。
フラジェリンのN終端とC終端は、フラジェリンタンパク質の内核を形成し、フラジェリンが一本の微細繊維に重合する能力の原因です。そのタンパク質の中心部分は鞭毛微細繊維の外側表面を形成します。そのタンパク質の終端はすべてのバクテリアのフラジェリンに於いてとても似ていますが、中心部ははなはだしく変化に富みます。
免疫反応
哺乳類
哺乳類は、鞭毛を有するバクテリアへの獲得免疫反応(T細胞と抗体反応)をしばしば持っています。それは鞭毛抗原に対してしばしば生起します。幾つかのバクテリアは、この免疫反応を避けるために、フラジェリン同義遺伝子間で切り替えします。
フラジェリンへの免疫反応の性質は、二つの事実から説明されるかもしれません。
第一、フラジェリンは鞭毛バクテリアに非常に豊富に含まれるタンパク質です。
第二、フラジェリンを識別する特殊な生得的免疫受容体があります。トール様受容体5(TLR5)です。
植物
加えて、フラジェリンの保存されたN終端部の22アミノ酸配列(flg22)は、植物の防護メカニズムを活性化することが知られています。シロイヌナズナのフラジェリン知覚は、受容体様キナーゼ、FLS2(flagellin-sensitive-2)を介して機能します。有糸分裂促進因子活性化タンパク質キナーゼ(MAPK)は伝達物質として作用します。そして、900以上の遺伝子がflg22処置により影響されます。
合成ペプチドによる予備刺激は、バクテリア侵入者に対する抵抗を高めます。
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http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/11489966
J Immunol.2001 Aug 15;167(4):1882-5
バクテリアフラジリンは基底側に表出されたTLR5を活性化し、上皮性炎症誘発遺伝子発現を引き起こす。
ゲヴアーツAT,ナヴアスTA,ライアンズS,ゴドヴスキーPJ,マダラJL.
上皮病理生物学講座、病理実験医薬学部、エモリィ総合大学、アトランタ、GA30322,USA ski@gene.com.
フラジェリン、バクテリア鞭毛の構造的要素は、病原性および共生バクテリアにより分泌される。フラジェリンは腸の上皮において炎症誘発遺伝子発現を促進する。しかしながら、基底側上皮表面に接触するフラジェリンだけが炎症誘発性である。尖側フラジェリンは何の効果も持たない。病原性サルモネラは、共生大腸菌はそうではないが、フラジェリンを上皮を越えて移動させ、従って、上皮の炎症誘発遺伝子発現を促進する。上皮がフラジェリンを探知する方法の研究は、トール様受容体5(TLR5)の細胞表面での発現が、フラジェリンに対する反応の中で、NF-カッパB遺伝子発現を与えることを明らかにした。その反応は、アダプター蛋白MyD88とともに、細胞外のロイシンに富む反復配列とTLR5の細胞内Toll/IL-1R相同性領域の双方に依存していた。さらに、抗原局在と細胞膜選択的ビオチン化は、TLR5は腸上皮の基底膜表面にだけ発現し、それにより、この生得的免疫反応の極性に分子的基礎を提供する事を明らかにした。従って、基底側TLR5によるフラジェリンの探知は、サルモネラに対する上皮誘導炎症反応を媒介する。
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http://v3.espacenet.com/publicationDetails/biblio?
DB=EPODOC&adjacent=true&locale=en_EP&FT=D&date=20080829&CC=EA&NR=010291B1&KC=B1
WO2005056042
フラジェリンを使用した放射線に対する防護方法
要約 この新案は、放射線に対して哺乳類を防護する方法に関連している。その哺乳類にフラジェリンを含む合成物を与えることを含む。
(以上訳)
かたやサバイバル方法の探求実用化、ここは、何もせず何の工夫もせず諦めて死ぬ哲学、白人に生まれなかった自分が恨めしい。しかし、太古に混ざった血がおさまらない。
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