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本当に大丈夫か! 汚染牛の次は腐葉土からセシウム
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2011/7/30 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
「安心・安全」で独自対策に追われる小売業者
全国に広がった汚染牛問題で、消費者が大きな不安を抱えるなか、追い打ちを掛けるように起きたのが腐葉土から高濃度の放射性セシウムが検出された問題だ。「牛肉」だけでなく、「野菜」も安心して食べられないのだろうか。
いまのところ消費者行動に大きな混乱はみられないというが、小売業界に与える影響は計り知れない。
「政府、行政の基準に基づいて対応しています。個体識別番号表示などしており、これまで店頭で混乱は起きていません。
野菜についても出荷制限が掛かったものは控えています」(三越広報担当)
「小田急ハルクで出している牛肉は個体識別番号を表示しています。市場に流通している安全なものを販売しています」(小田急百貨店広報担当者)
消費者の信頼を得るため、独自の対策に出ている小売店も多い。
イオンの広報担当者はこう話す。
「イオンのブランド『トップバリュ 国産黒毛和牛』の全頭検査を開始しました。関東のイオンやマックスバリュ計115店舗で検査済み商品を売っています。週明けには、本州、四国でも検査済み商品を展開する予定です。売り上げ等についても、昨年対比100%くらいで、特に大きな変化はありません。野菜も検査により暫定規制値を下回る商品が出ています」
「不安を与えない売り場づくりをしている」と話すのは、イトーヨーカドーの広報担当者。
「国産だけでなく、県単位の産地表示、個体識別番号の表示もしっかりしています。また、食肉パッカー(加工業者)が農家に確認する形で、肉の検査をしてもらっています。エサに関しては、いままで水やワラのチェックは行っていましたが、さらに今回の事態を受けて放射性物質の検査も項目に加えました。
野菜は従来からの取り組みではありますが、生産者の顔の見える野菜、つまりトレースがしっかりしている野菜を販売しています」
コンビニ業界でも消費者の不安の声に対する取り組みを始めている。
「精肉類は国産に関しては独自検査を計画中です。メニューの中で使う牛肉は輸入のものが9割近い。一部、おにぎりで九州産の肉を使用した商品もありますが、全国展開している商品で店頭に並んでいるのは、国外産です。あとは3・11前に買って冷凍したものを使っています」(ローソン広報担当者)
小売各社は緊急対応に必死。「安心・安全」は政府の言うような簡単なものではないのだ。
◆汚染牛、腐葉土問題を受けた対策・対応
◇イトーヨーカドー
県産表示、個体識別番号表示。エサのチェック項目に放射性物質検査を追加
◇イオン
トップバリュ「国産黒毛和牛」の全頭検査実施
◇ローソン
国産に関しては精肉類の独自検査計画中、メニューの中で使用される牛肉は9割輸入品
◇小田急百貨店
「ハルク」牛肉は個体識別番号表示、市場に流通している安全なものを販売
◇三越
政府・行政の基準に基づく対応、個体識別番号表示
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