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晴耕雨読
2011/7/29
「泉田新潟県知事の発言で来春の東京電力全原発停止は確定、ストレステストをやるのなら徹底的に壊れるまで」 原子力・核問題
はたともこ氏のツイートより。
CNIC『田中三彦氏・渡辺敦雄氏・後藤政志氏』フリートーク(7/26)。
ストレステストを中心に展開されるが、問題の本質をとらえた有意義な議論。
2011/7/26 CNIC Ust ゲスト 元格納容器設計技師 渡辺敦雄氏 ストレステストについて
録画日時 : 2011/07/26 21:54 JST
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田中三彦正氏・渡辺敦雄氏・後藤政志氏
「福島第一も、今回の事故解析・事故調査の一環としてストレステストをやるべき。やらずして事故原因はわからない。壊すまでテストをやると、耐震の限界がわかる。今回は地震動の長さが今までの3倍だった上に余震が連続した。ストレステストとはそういうこと」
「安全工学的に言うと負荷をかけるということなのでモノをこわすまでやる破壊テスト。EUではテストの結果は公開の場で市民も含む第三者のエキスパートによって議論する。しかし日本では政府の中で完結しようとしている」
「日本でストレステストをやるのなら徹底的に壊れるまで地震動を入れてみるべき。更に、耐震設計とは別に地割れ(断層)に対してどうかの評価も重要。改良や工夫をするには、ストレステストで解析的に壊してみる必要がある」
「残余のリスクは第三者が見た方が良い。テストを実行する人たちは『安全』というが、市民は『安心』を求めている。
安心とは何かは市民に聞かなきゃわからない。『安心』がわからきゃ、どういうテストをしてよいかわからない」
「自動車はぶつからないようにつくるというのが日本の考え方だった。ボルボやベンツが自動車はぶつかるというという前提で考えた瞬間に、エアバックやセイフティベルトの発想が出た。壊してみると何が問題かわかる」
「1次評価と2次評価に分けてやるのは、急いで再稼働させたいから。ちょっと見え見えで悲しい。EUのストレステストでは厳しい意見が出ると思う。泉田知事の感覚がすごい(ストレステストは虚構で、再稼働させないと断言)」
新潟県泉田知事「テストが終わったからといって再稼働させることは絶対ない。福島原発で何が起こったか考慮に入れないシミュレーションにどういう意味があるのか」。
田中三彦氏「基本的な不信感は、地震が関係していると思うのに地震と津波の間の50分間について全く触れないこと」
「全てはSBO(全交流電源喪失)。基本的に疑問に思うのは、今は電気はきてるのに全然ECCSが動いていない、何にも動いていない。結局、冷却系が完全にやられている。配管破断してるとか、系統がズタズタになっているとか。何かある」
「物証があがりっこなく、もともとグレイゾーンで白黒決着つくものではないので、なにがなんでも地震(の影響)は封じ込めようとしているように見える。Mark �侶膣戮隼廚錣譴襪箸海蹐鬟好肇譽好謄好箸垢襪函∧‥�号はそれだったんじゃないかという話が出てくるはず」
玄海1号 田中三彦氏「ヒューマンエラーでECCSが動作するような事例が起き、ECCSで急冷がかかり、瞬間的に圧力容器の脆性破壊が起こると、あっという間。熱衝撃(PTS)により圧力容器が瞬間的に損傷して割れる。玄海1号は特に。脆性遷移温度が異常値であるにもかかわらず、不作為だ」
渡辺敦雄沼津高専特任教授(元東芝。Mark �賁膕函法峇超P洞蘇床舛任鷲床阻,離船Д奪�鬚垢襪�▲好肇譽好謄好箸鉾娠任気譴討い覆ぁ8竺、1号のストレステストでもECCSを作動させてみて、どうなるかやってみることが必要。other partyを入れてテストをやるべき」
「原発を安全だという人に任せられない。危険と思うから安全なものができる。残余のリスクを示し、国民がそれを受け入れられるかだが、今回受け入れられない方向にいった。市民は安全より安心だ。そういう意味で原子力は現状では破綻している」
「直近ですぐにできるのはガスコンバインドサイクル。まずは10年ぐらいはGCC。CO2は出るが(MACCなら低炭素)放射能よりまし。原発に火力発電所のような安全はない。斑目さんも浜岡の裁判で原発に『絶対安全』はないと認めている」。
CNIC『田中三彦氏・渡辺敦雄氏・後藤政志氏』フリートーク(7/26)http://p.tl/HWXM
「ストレステストでは壊れるまで地震動を入れるべき。壊れるまでやらないと耐震の限界はわからないし、改良もできない」「福島第一もストレステストをやらなければ事故原因はわからない」泉田新潟県知事の『事故原因究明・検証(地震による破断等への疑問)が行われない限り原発再稼働を認めない』との発言で来春の東京電力全原発停止は確定。 官邸、エネ庁、東電は速やかにそれを前提とした6,000万kW供給計画を立てなければならない。 LNG・MACCで低コスト・低炭素が可能。 九州電力真部社長が再び辞意表明。 菅総理と同じパターンで時期不明。 九電の凝り固まった古い体質を刷新するには、玄海1号みたいな松尾会長と2人セットの辞任でなければ意味がない。 九電は2人の経営者との決別と共に原発との決別も決断し、LNG・MACCをベースロードにして生まれ変わるべきだ。 原安委がEPZ拡大議論開始。 多くの自治体がEPZ拡大と安全協定締結を望んでいるのに、中間報告を来年3月まで先延ばしのやる気のなさ。 安全委がデタラメ推進派である証拠。 原発立地道県知事はEPZを50kmに拡大した新防災指針が決定されるまでは再稼働は検討の対象にならないと宣言すべきだ。 【田中三彦氏の指摘】14:52自動起動した非常用復水器をわずか11分動かしただけで止めた理由を、東京電力は55℃/時以上温度変化させてはいけないという運転マニュアルに従ったと説明。 『冷やす』ことが何より重要だったこの時に、ICがたった11分で止まった真の理由を東電は隠している。 たった11分動かしただけで非常用復水器を止めた理由について、東電の「55℃/時以上温度変化をさせてはならないというマニュアルに従った」との釈明を保安院は追認。 規制当局の資格なし。 メルトダウンの非常時にICをわざわざ止めさせるマニュアルなんて『異常・最悪』と田中三彦氏。 冷却材喪失事故時、格納容器の圧力と温度の異常上昇を感知し自動起動する「格納容器スプレイ」について、東京電力はS/Cの水を冷やす為に手動で動かしたと主張しLOCAを否定。 「自分で自分の水を冷やす」というあり得ない嘘を追認する保安院。 地震による破損を隠す嘘は通用しないのだ。 全原発停止中の北陸電力はピーク需要見込526万kWに対して8月供給力537万kW。 陸電はLNG火力を持たず低効率・高炭素。 やっと富山新港1号LNG・CC40万kWの2018年度運開予定計画概要を発表(石炭からリプレース)。 政府全面支援で更にMACC ・鯀・澆郡袷潅Ω業・垢戮C澄」 北陸電力はLNGコンバインドサイクル新設に際して、LNGタンクとLNG船バースを設けて初のLNG基地を建設し、石油火力のLNG化を推進する。 これらの稼働で陸電全体のCO2排出量の1割を削減できる見通し。 LNG化と省エネ・節電10%でCO2の25%削減も現実のものとなるのだ。 国家戦略室が全原発停止の場合の来夏電力需給見通し試算。 供給力1億6,297万kW、需要見込1億7,954万kW。 不足は1,656万kW。 即ち10%の節電で電力は不足しない。 自家発稼働率upや運開予定MACC合計1,449万kWの前倒し等手段は事欠かず、全原発停止でも全く問題ない。 投稿者: 早雲
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