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首相の夢はや後退 「脱原発」宣言、思いつき一層鮮明に 目玉政策も政権末期の帳尻合わせ (産經新聞)
http://www.asyura2.com/11/genpatu14/msg/907.html
投稿者 しゅっぽ 日時 2011 年 7 月 30 日 11:35:32: ei5oaPhNA8VWQ
 

首相の夢はや後退 「脱原発」宣言、思いつき一層鮮明に 目玉政策も政権末期の帳尻合わせ
2011.7.30 00:50 産經新聞
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110730/plc11073000540002-n1.htm

 政府のエネルギー・環境会議が「原発への依存度を下げていく」として「原発低減」を掲げたことで、菅直人首相が13日の記者会見で行った「脱原発」宣言が、実現への道筋もエネルギー政策上の根拠もない思いつきだったことが一層鮮明となった。首相は29日夜の会見で、政府として短期・中長期のビジョンをそれぞれ示せたことを「喜ばしい」と自賛したが、退陣表明で求心力を失っているだけに実現性は見通せない。

 首相は記者会見で、エネルギー政策の中間整理案とこれまでの発言との整合性を問われ、こう語った。

 「私が申し上げてきたことの集大成を関係閣僚の下で議論し、決定された。矛盾は全くない」

 だが、中間整理案はこれまでの首相発言と比べると明らかに「後退」している。首相は13日の段階では「原発に依存しない社会を目指すべきだ」と「脱原発」を明言していた。

 このときは、政府内からも「個人の夢としてはあるかもしれないが、政府として前提にするのは簡単ではない」(野田佳彦財務相)、「単なる願望」(仙谷由人官房副長官)などと首相批判が相次いだ。

 結局、首相は「私個人の考えだ」と釈明したが、閣内調整も経ずにわざわざ記者会見を開いて私的見解を開陳する首相の姿勢に、海江田万里経済産業相には「鴻毛(こうもう)より軽い」と皮肉られる始末だった。

 また、首相は6月28日の民主党両院議員総会では「脱原発解散」をほのめかしてこう述べていた。

 「エネルギー政策をどのような方向に持っていくかが次期国政選挙で最大の争点になる」

 エネルギー政策を自身の延命の道具として使い、衆院解散・総選挙をちらつかせて党内の反菅勢力を黙らせようとしたのだ。

 とはいえ、今回の「原発低減」方針に、自民党をはじめ野党側に異論があろうはずもなく、選挙の争点にはなりえない。特に福島第1原発事故後、再生エネルギーの比重を増やしていくことは国民的コンセンサスともいえ、当たり前のことを言っているにすぎない。

 中間整理案には「『反原発』と『原発推進』の二項対立を乗り越えた国民的議論を展開する」ともある。だが、無理のある二項対立の論理をあおってきたのはむしろ首相自身だ。

 環境会議後、記者会見した玄葉光一郎国家戦略担当相は「新しい体制になったときに具体化していく」と述べ、首相退陣後に議論を本格化させる考えを表明した。玄葉氏は、首相が発掘に執念を燃やす民間の自家発電による「埋蔵電力」についても突き放した。

 「自家発電はかなりあるが、売却しているとか契約しているとか自分で使っているのが現実だ。現実は直視しないといけない」

 首相はこの日決定した「東日本大震災からの復興の基本方針」でも、党側の要求に従い、当初の政府案にあった増税措置の「10兆円程度」という金額の削除を認めざるをえなかった。目玉政策も政権末期の帳尻合わせの様相となってきた。(阿比留瑠比)  

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コメント
 
01. 2011年7月30日 12:43:26: sMGIkPfVsA
原発好きの産経よ。

福島第一で浴びた放射線と別枠で他の原発で浴びて良い
という被曝基準を経産省が厚労省へ打診した事は知ってるか?

今の状況で原発を続けるという事は作業員の命を削るに等しい

それを知った上で推進しているのか
おまえは人殺しだ


02. 2011年7月30日 12:47:37: bFR3IpzbcY
原発推進派や財界の息のかかった議員は、この期に及んでも利権に拘るとしたら、
次々と落選させるしかない。

03. 2011年7月30日 16:44:56: V2qrNvdZ2g
発電を、電気会社の特権として確保する必要は、この場に及んで全くない。タービンを回せば、何処の誰でも発電できるのだ。(蒸気を発生させようがさせまいが。)夜自転車をこぐとき、ライトを点灯するため誰でも発電している。
発電の原理は小学生でも理解できるほど、極めて簡単。
たかが電気を、国家滅亡の危機を犯してでも、狂った電力会社に電気を作らせようとする原発推進派は、「悪魔」・「亡者」・「人殺し」・「人でなし」・「鬼畜」・「餓鬼」・「ペテン師」である。
いくら、経済発展を遂げても、インフラが整備されていても、放射能によって食べるものも飲むものも、住むところも無くなれば、日本国土はサハラ砂漠以下の存在価値になってしまう。アフリカ奥地の土人の方がまだマシである。日本の国土は格のゴミ捨て場位しか存在価値が無くなってしまう。
今さら原発、何をか言わんやである。海江田さんにはあきれてものが言えない。全体像が全く見えていない。泣かれようが泣かれまいが、身を引いて貰いたい。

04. 2011年7月30日 17:48:37: EhjsFzoOGI
有権者にバレ、票が失われようとしているのに、この期に及んで原発推進?
なぜそこまで原発に固執するんだろう?
誰かに脅されているか、もしくは単なる薬物中毒者のような症状なんだと理解しないと、説明がつかない。

05. 2011年7月30日 20:27:27: oyxuaVdpJA
原発推進企業、原発推進政治家、原発推進メディア、をリストアップしてボイコットするしかない。この国は売国奴にのっとられている。

06. 2011年7月30日 21:59:57: WMZsEWxFHM
産経新聞の電力会社・原発官僚の犬っぷりは半端ねえな。

それに比べて東京新聞は立派だ。

【社説】脱原発方針 明確な工程表を早く 2011年7月30日付け東京新聞
菅直人首相が記者会見で、原子力発電への依存度を下げる中長期政策を表明した。
「脱原発」の炎を絶やさないためにも、現内閣だけで終わらせず、次期政権にも方針を引き継ぐことが重要だ。
首相の会見は今月十三日以来。前回の会見では将来の「脱原発」を表明したが、
閣内からも批判が相次いだため、「個人の考え」に軌道修正をしてしまった。
この点、首相はこの日決定した「革新的エネルギー・環境戦略」を「政府の統一的な政策を示すもの」と述べた。
原発依存度を下げることを政府の方針と明確に位置付ける意味があるのだろう。
重ねて言うが、段階的に原発依存度を下げ、将来は原発をなくすという方向性は支持する。
共同通信が二十三、二十四両日に行った全国電話世論調査によると、
首相の「脱原発」方針に「賛成」が31・6%、「どちらかといえば賛成」が38・7%と、合わせて七割以上の人が賛成だ。
すでに脱原発はほぼ国民的コンセンサス(同意)があると言ってもいい。
ただ政府は、当面の電力需給安定策として「安全性が確認された原発の再稼働を進める」ことも決定している。
すべての原発を停止するまでにどれだけの時間をかけるのか、原発停止で減る分の電力をどう補うのか。
脱原発の実現までに、詰めなければならない点が多々ある。
政治の役割は、具体的な将来像とそれに至る明確な工程表を国民に提示し、着実に実現することである。
どれが欠けても、政治の役割を果たしたとはいえない。
菅内閣はどうか。将来像を示したことは評価したいが、工程表の欠如と実現力のなさが問題だ。
自然エネルギーの拡大や原発依存度の引き下げなどの数値目標づくりはこれからだ。
実現力という点では、すでに退陣表明した首相にどれほどの力が残されているのか、疑問は消えない。
国の根幹にかかわる中長期的なエネルギー政策は政権が代わっても引き継がれることが重要だ。
首相の個人的考えとして軽々に語られるべきものではない。
脱原発の方向性を担保するためにも閣議決定などの手続きが必要だ。
現行法では、エネルギー基本計画は経済産業相が作る。官僚の抵抗で骨抜きにされないためには強い政治主導が欠かせない。
首相に残された役割は、次の政権に脱原発方針を引き継ぐため、政治生命を賭すことである。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2011073002000067.html

【社説】保安院やらせ 今のままなら解体せよ 東京新聞
原発を監視する立場の保安院のやらせ指示が明るみに出た。
電力会社が民意を捏造(ねつぞう)しようとしたやらせメールより悪質だ。
国民を裏切る保安院の指示は、原発の規制と検証を放棄する行為だ。
いったい、どれだけのやらせや捏造があったのだろうか。
国民が原発の安全性をこの目、この耳で確認するためのシンポジウムの信頼性に、またもや大きな疑問符がついた。
経済産業省原子力安全・保安院が二〇〇七年八月、中部電力浜岡原発のプルサーマル発電に関するシンポで、
参加者の動員や原発に肯定的な発言を依頼していたことが明るみに出た。
中電は、「自社のシンポに空席が目立つのは適切ではない」との理由で、浜岡原発の社員や地元住民に動員をかけたことは認めた。
地元住民にとって、命や生活に重大な影響をおよぼす原発についてのシンポだ。
中電が保安院の動員要請に応じた背景には、反対派ばかりが集まり、
紛糾や混乱が表面化しては困るという企業の論理の優先がなかっただろうか。
それより悪質なのは、安全性を監督する官庁が、住民に賛成か中立の立場でやらせ質問するよう、中電に口頭で求めたことだ。…
原子力を規制する側の官庁が原発推進に積極的に加担していたとは言語道断。
それなのに、保安院幹部は「要請を把握していない」と木で鼻をくくった態度だ。
原発事故発生後の情報公開の透明性の低さもひどく、国民の不信は募るばかりだ。
原発推進側の資源エネルギー庁と規制側の保安院が経済産業省に同居する問題点はかねて指摘される。
原発事故担当相は来春の保安院分離の考えを示した。今のままの保安院ならいらない。
即刻、結論を出してほしい。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2011073002000066.html
とにかく官僚はひどい。
あのヅラの破廉恥不倫官僚の西山英彦元審議官をはじめ原発官僚をすべてクビにして欲しい。
こいつらがいなくなれば、官僚・公務員の人件費も多少抑制されるだろうから、一石二鳥だ。
こいつらには、1億円近い退職金は必要なし!


07. 2011年7月30日 23:09:08: aYbo58YJ3M
???原発推進?

>とはいえ、今回の「原発低減」方針に、自民党をはじめ野党側に異論があろうはずもなく、選挙の争点にはなりえない。

個人の考えだとか妄想ぶっ飛ばした菅が擦り寄ってきただけだろ


08. 2011年7月31日 04:12:48: oz33FCcPgo
こんなクソ記事ばかり書いているから惨軽は売れないんだよ。

大赤字続きでフジ・サンケイグループの財政支援がないとやっていけない。

こういうマスゴミは早く倒産して、この世から消えてほしいね。


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