http://www.asyura2.com/11/genpatu14/msg/853.html
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ああ、やっぱりこういうお坊さんがいるのですね。ありがたやありがたや…。ニコニコ笑っていれば放射能は来ないはずの山下俊一氏はこういうことはしないのでしょうか。
高齢の山下氏では土が重くて運べないというのなら雪どけ水が運ぶのを手伝ってあげても結構ですよ。よっこらしょ、よっこらしょ
(引用はじめ)
福島第1原発:汚染土、寺へ 「身捨てるのは僧侶の務め」(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110727k0000m040085000c.html
東京電力福島第1原発事故で、自宅や田畑の土壌の放射能汚染に不安を感じる住民が削り取った表土を引き受けている住職がいる。個人の「汚染土」について、国や自治体の対策の遅れに悩む住民は多い。「今ここに脅威があるのに放ってはおけない。身を捨て、困難を引き受けるのが僧侶の務め」と近隣住民に手を差し伸べている。【駒木智一、大野友嘉子】
阿部光裕(こうゆう)さん(47)が住職を務める常円寺(福島市)。寺が所有する小高い山の上に、残土の詰まったゴミ袋が約160袋積み上げられている。阿部さんの線量計は毎時8マイクロシーベルト前後で推移しているが、「元の表土より、運び込まれる土の方が線量は低い」と笑い飛ばす。
「江戸時代までの寺は、現在の自治体と同様の働きをしていた」と語る阿部さん。5月末に放射性物質の除去に効果があるとされるヒマワリの種や苗を無償で配る市民団体を結成。年度内に2000万本を配り、放射性物質を吸い込んだ花や茎も寺で預かる計画を立てている。
土や花の受け入れについて、近隣住民に計画を説明して回った際に反対意見は出なかったという。作業には近隣住民や檀家(だんか)など約100人のボランティアと旧知の地元企業が携わっている。「たかだか一寺の住職でも、信頼関係があればこれだけの行動に移せる。政府の対策が遅々として進まないのは国民との信頼関係が壊れている証拠だ」
震災後も寺には、早朝から深刻な表情で悩み事を語る人がやってくる。「みんなの笑顔を取り戻したいだけなんだ」。そう話し、口を真一文字に結んだ。
(引用ここまで)
感覚がマヒしているのでつい読み飛ばしそうですが、毎時8マイクロシーベルトとは線量が高い
さんざん話題になった年間20ミリシーベルトを毎時計算で馴らすと、たしか3.8マイクロシーベルトになるから倍近い数値です。福島市ですでにこうなのか…。
それなのに汚染土の受け取りを買って出ているのです。年齢から考えれば住職には家族がいると思うのですが、それだけは少し心配です
調べてみたら、この寺院は曹洞宗なのでした。土をきよめるから浄土宗…というネタは残念ながら自分で考えたものではありません
常円寺の公式ホームページはこちら。雪どけ水が仏教者の行動をウオッチするのは僧侶に「脱原発」の働き手になって貰いたいからです。
事故が起これば原爆と同じ被害が出るものを、唯一の被爆国が持って良いのか。説得力を持って答えられるのは死者の鎮魂を担う僧侶のみでしょう。
(引用はじめ)
曹洞宗 松柏山 常円禅寺 HP
http://www.oharu-zizo.jp/index.html
http://www.oharu-zizo.jp/Greetings/index.htm
ホームページをご覧いただいた皆様、こんにちは!
常円寺の住職「阿部光裕」です。
私が出家(家出ではありません)したのは、小学校5年の時でした。
ある日「頭を刈ってこい」と言われて床屋に行ったら バリカンを額の中央に当てられて、頭に道ができました。
だんだん道は拡がって、涙もこぼれぬうちに落ち武者となり やがて、そこは草も枯れ果てた砂漠と化しました。
その時に「光裕(みつひろ)」という名前から 「光裕(こうゆう)」と呼ばれるようになりました。
幼い頃から、毎朝6時前には起こされて本堂で朝のお勤めをしてきたので ほとんど疑問も持たずにお坊さんの仲間入りをしたのですが そこからは迷いと苦悩が絶えずつきまとっていたような気がします。
それは「お坊さん」とは何をする人なのかという 一見単純そうで案外難しい問いが私の中でいつも木魂していたからです。(略)
いま「お坊さん」は何をする人かと問われたら私はこう答えます。
「真実に生きる道を示す人」
何が正しくて何が嘘か、ちっとも解らなくなるこの時代に 自らの経験・仏教の修行や学びを踏まえ 自らの行動と自らの言葉でそれを示すことで 人々の生老病死の人生に少しでも役に立てたらと願います。
(引用ここまで)
仏教と土のつながりで雪どけ水の好きなエピソードがあります
〈ある日、食を求めて釈尊が頭陀行(托鉢)をしていると、ちょうど小さい子供がままごと遊びをしている所に辿りついた。
子供らは、ままごと遊びで御飯の代わりに使っていた泥団子を、いつも大人がしているように恭しく釈尊の鉢に施した。
泥団子を受け取った釈尊は子供らの行いを優しく褒め、その泥団子を精舎(寺院)の土壁に塗り込めて、子供らの行為が無駄にならないようにしたという〉
禅宗は信を重んじますが「政府の対策が遅々として進まないのは国民との信頼関係が壊れている証拠だ」とは阿部光裕住職の言葉です。
汚染土が、共同体の信をつなぎ止める漆喰に化けるかどうかは、まだ分かりません。
住職の浄行はともかく、政府の素早い行動をこの際は是非お願い致します
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