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汚染牛に続いて、汚染豚が1万頭か?
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2011-07-27 反戦な家づくり
福島避難区域の豚1万頭は「他県産」化けて全国の食卓へ!
女性自身 7月26日
地元紙記者は「今回、解体された豚は、福島県川俣町で飼育されたものなのです」と語るが、福島県の養豚組合の担当者は「牛と違い豚には個体識別番号はありませんので、出荷地が生産地になってしまいます」と説明する。つまり、移送された豚は「福島県産」とはならず、食肉として出荷された地域からの「他県産」となってしまうということだ。
前出の養豚組合の担当者は「これまで緊急時避難準備区域と計画的避難区域から約1万頭が県外へと移動しています。出荷されたのは、主に長野県や群馬県、新潟県、熊本県など。いずれも避難先の県産として出荷されています」と明かす。
(引用以上 写真の豚は無関係です。汚染もされていません。)
これまで、輸入の配合飼料を食べているから豚や鶏は大丈夫だ、と言われてきた。
ところが、熊本市で福島産の豚を15頭を検査したところ、2頭から6.6と10.1Bq/kgのセシウムが検出された。
厚労省の報道資料(7月15日)
ちなみに、これは豚の外部被曝量の測定であり、豚がエサや水から体内に取り込んだ放射線物質は含まれない。
これは、牛に対しても言えることで、同じく女性自身の記事では、
被曝危険牛4300頭は“検査なし”で全国出荷された
2011年07月19日
福島第一原発から30キロ圏内の緊急避難準備区域内にある、福島県南相馬市原町区。ここから出荷された牛肉から、1キロあたり500ベクレルを超える放射性セシウムが検出されたのだ。(略)
東京都中央卸売市場食肉市場は「全部の牛に検査を行うのではなく、決められた対象のみを検査しています。福島県では牛の体表検査を行い、水やエサの安全性はチェック表をつくり、生産者ごとに聞き取り調査を行っています。(略)
農水省によると、計画的避難区域と緊急避難区域からそうした調査のみで出荷された牛は約4300頭にものぼるという。体表検査では、牛の内部被曝まではわからない。つまり、4300頭は“放射性検査なし”で出荷されてしまったのだ。
(引用以上)
そういうことだ。
もちろん実際は、福島から出荷された1万頭が、全部汚染されているということではないだろう。
また、汚染の程度もまったくわからない。
ただ、食べる人間にとっては、まったくチェックのしようがない状態で、全国の精肉売り場に並ぶことは間違いない。
食品や水の汚染については、善悪や責任の問題とは別の次元で、日本に住む以上はある程度の覚悟を決める必要があるのだろう。
福島のものを何もかも全部廃棄しろと言うのは無茶な話だ。
かと言って、事故にあわせて基準を上げるのもメチャクチャだ。
従来の基準の範囲内で、汚染度を明記して流通させるのが本来だろう。
私のようなオッチャンオバチャンは、放射能の影響が少ないことと、これまで原発を止められなかった反省を込めて、ある程度までは福島のものを食べるべきなのだろう。
これは、小出先生の言うとおりだと思うが、ただし、腹が立つのは、東電の重役や経産省の官僚や原発を推進してきた政治家どもは、死んでも福島のものなんて食べないに決まっていることだ。
そうは言っても、とにかく我々は毎日食べなくてはならない。
だから、子どもたちやこれから子どもを産む年齢の人たちには、僅かであっても、できるだけ汚染を少なくするようにしなければならない。
(右の絵は「べんりや日記」さんからお借りしました)
50過ぎのオッチャンと、子どもたちが同じ基準なんてアリエナイ。
500Bq/kg以下ならば、フリーパスでOKというのは、絶対にオカシイ。
それでも、西日本も含めて、今後は放射能と無関係には、生きていけない、という覚悟がいる。
そのくらい、放射能は振りまかれているし、今なお海に流れ出している。
そして、日本の流通は血管のように全国をネットしている。
基準をいじったり、検査をチョコチョコッとやっていれば、放射能を取り込まずにすむかのような幻想を、まだもっている人が多いが、そんなことは無理。
もう、どうしたって被曝する という前提で、ではどうやって少なくするか、を工夫するしかない。
また、そうした覚悟を決めたとき初めて、被曝せずしては暮らしていけない国にしてしまった、原発と電力会社と国の責任の巨大さを実感する。
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