98. 2011年7月29日 12:47:35: ud4Ur7KYRM
初めてコメント投稿します。30代後半の東京在住の男です。震災直後、メディアの報道に「かなりのバイアスがかかっているな」と疑い 真実を知るべく、阿修羅掲示板に辿り着きました。 確かに「眉唾」の投稿やコメントも見受けられますが、 こと「原発」板においては、皆さんの意識の高さに勉強させていただいており感謝しております。 (所謂「荒らし」も皆さん正確に選別されて真実を追究しようとするその姿勢に敬服します) 阿修羅に出会えたおかげで、私はあの3月15日頃の大飛散の中、 確かその時既にDWDがWEB上に発表していた飛散予測(間違いだったらすみません)に基づき、 マスクをして通勤していた記憶があります。 その頃は何事も無かったかのように過ごしている人も多く 公園で子どもたちにマスクもさせずに遊ばせている光景を目の当たりにして 「やはり私のほうが被害妄想に塗れた精神破綻者なのか?」と思い悩みましたが 自分の心の声と阿修羅の「原発」板を頼りに今も行動しています。 そもそも私は福島第一原発事故発生直後、日本政府がすぐに非常事態宣言を出し 戒厳令を当然敷くだろうと予想していたので、その週はおそらく外出禁止 自宅待機となるだろうと踏み、自分の判断で2週間は外出しなくても 済むように、恥ずかしながら買いだめに東奔西走しました(反省しています)。 ところが政府の対応は4ヶ月以上経過した今でも後手後手のまま。 私の妻はそれほど悲観していなかったため、6月後半まで口論の連続で 「原発離婚」を危惧するほど価値観に差が生じていましたが ここに来てようやく事の重大さに気づいてくれました。 前置きが長くなり申し訳ありません。 私はこの福島県の方々への対応は当初からマニュアル化されていたのではないかと思います。 勝手な想像で恐縮ですが「原発シビアアクシデント発生時の国民への対応マニュアル」 なるものが存在し、役人たちはただそれに従うのみだったのではないか。 この動画を私たちは人ごとのように傍観していてはいけないと思います。 今回はたまたま福島県だっただけで、日本のどこに住んでいようと どこかの原発でシビアアクシデントが発生すれば、 同じ扱いを受けるということは容易に想像できます。 そう思ったら、全国の原発立地地図を思い出しました。 いろいろなURLで検索できますよね。その地図を改めて見てみると ものの見事に東京、大阪、名古屋の日本三大都市圏近辺には 原発立地が無いことに気づきます。 高度経済成長期に便乗しイケイケドンドンの如く進められてきた原発立地ですが 導入の当初からその危険性を充分認識していたからこそ、三大都市圏近辺への 立地は絶対にありえなかったのでしょう。そうなると推進派は確信犯でしかない。 「避難しろ、と言われても今の職を辞してまで避難するわけには いかない、こっちだって生活がかかってるんだ」と思っていらっしゃる 福島の方々も多数いるのではないかと思います。 正直言わせてもらえれば、不謹慎ながら私も東京から実家のある北海道に帰りたい。 でもそうそう簡単に仕事を辞めるわけにはいかない。「生活がかかっている」からです。 ならば「被害妄想だと言われようが最大限のリスクをとって放射能に関する正確な情報を 収集してあらゆることに慎重になろう。 又、ほぼ間違いなく大なり小なり既に被爆してしまった部分は仕方ない。 これからのことを考えて生きていこう。」と覚悟を決めました。 しかしですよ、福島県の皆様。福島県の線量は場所にもよりますが通常では考えられない値です。 低線量被爆についても何が正確な情報、統計なのかその出所により受け止め方が違います。 であるならば「要は低線量被爆はよくわからないから安全だ」ではなく 「よくわからないなら、最大限のリスクを取ろう、つまり危険だとしておこう」とするのが 至極全うな考え方だと思います。 煽っているわけではありませんが避難してください。今すぐに避難できなくても 避難を前提としたライフプランを真剣に検討することを切に希望します。 政府が頼りにならないことは明白です。政府が疎開させる姿勢がないのならば リスクはあるけれど積極的に避難への行動を取っていただければと思います。 他県への移住や転職を後押ししてくれる団体もあると聞いています。 ご自分や子どもたちの健康、そして命を大切になさってください。 小出裕章先生が何度も「3/11を境に世界は変わってしまった」と仰っています。 この言葉に全てが集約されていると思います。 世界が変わったのなら、その変化に対応した生き方を模索していきます。 最後に。原発の再稼動、推進は絶対にありえない。あってはならない。 政・官・財・メディアのプロパガンダに負けず、闘っていきましょう。 乱文、雑文、起承転結なっておらずお許しください。長々と失礼しました。 |