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広瀬隆著「ジョン・ウェインはなぜ死んだか」を文庫本で読んだ。
内容はこうだ。
「アメリカは、1951年、52年、53年と立て続けにネバダ砂漠で核実験をした。
それも80回以上も。
その結果、ユタ州やアリゾナ州、ネバダ州など、ラスベガスの近くで大量の死の灰を降らせた。
1954年に「征服者」という映画のロケで、その死の灰がある砂漠に行った俳優やエキストラ、スタッフらは
総勢1200人、
三ヶ月も屋外、つまり砂漠の上で馬に乗ったりしながら、粉塵を浴びつつ、撮影をした。
内容は、モンゴルのジンギスカンの話だった。
主演はジョン・ウェイン、スーザン・ヘイワード。
その結果、有名な俳優らは、以後10年から20年の間にガンや白血病を患って、30代、40代の若さで亡くなってしまった。
エキストラの死亡も多く、それまではガンの死亡を見たことのない現地の葬儀社が以来
ほとんどの死亡者がガンで亡くなっていることに驚くほどだった。
ゲイリー・クーパー、ジョン・ウェイン、スティーブ・マックイーン、ロック・ハドソン、ロバート・テイラー、
ジョン・フォード、スーザン・ヘイワード、ユル・ブリンナー
名のある俳優女優らが、その映画ではなくとも、砂漠でロケをしたりした結果、ガンになり亡くなった。
当時はとにかく西部劇が流行だった。
おまけにその砂漠からハリウッドに、60トンもの砂を運んできて造成の為か映画の為か、まいたのだそうだ。
たぶん、西部劇のセットのためだろう。
だから、砂漠に行かないでもハリウッドで活躍していたスターもガンで死んでいる。
ウォルト・ディズニーでさえ、若くしてガンで亡くなっている。
すさまじい放射能物質の恐ろしさがわかる本だった。
アメリカのことなのに、綿密に調べて書いてくださった広瀬さんには感謝の名著だ。
アメリカでも出版しようとしたが、御上の差し金か、できなかったそうだが、今ならアメリカ、いや世界中で出版できるかもしれない。
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