http://www.asyura2.com/11/genpatu14/msg/779.html
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(Le bœuf de Fukushima présente de forts taux de césium: RFI)
http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20110709-forts-taux-cesium-boeuf-prefecture-fukushima
食生活/日本−記事発表:2011年7月9日土曜日−最終更新:2011年7月11日月曜日
福島の牛肉が高レベルのセシウムを示す
記者:RFI
日本の福島県で生産された牛肉から、非常に強いセシウムの汚染が検出された。これは警報だ。これにより、最も汚染された区域は、事故を起こした発電所の周囲20km以内に限られないことが確認された。
7月9日土曜日の公式発表によれは、食用牛肉が、日本の規制値の6倍以上の放射能レベルを示すセシウムに強く汚染されていることがわかり、店頭から撤去された。
500ベクレルの規制値に対して、この牛肉は1530〜3200ベクレルの値を示している。これは、福島県南相馬市近郊の牧場で育ち、今月になって東京に送られた、11頭の牛から生産された牛肉の一部だ。
今回の食料品汚染のケースに見られる新たな問題は、一つに、福島県は家畜の全頭検査を行っているにもかかわらず、これだけの放射能レベルを検知できなかった。さらに、同じ牧場で育った5頭の牛が、すでに東京の市場で競売に出されている。
しかし、これにとどまらず、発電所からの放出物による地域の汚染が20kmの避難区域に限らず、雨や風の働きにより、さらに遠い区域を無作為な形で汚染している可能性のあることが、この問題により明らかになった。
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(Le plan japonais pour éliminer la viande de bœuf contaminée: RFI)
http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20110726-le-plan-japonais-eliminer-viande-boeuf-contaminee
日本/原子力−記事発表:2011年7月26日火曜日−最終更新:2011年7月26日火曜日
汚染牛肉を排除する日本の計画
記者:RFI
日本では、2011年3月11日に発生した原発の大事故によって汚染された可能性のある、福島地方などの牛肉を排除する計画が、このほど発表された。これによって消費者の信頼を取り戻したいと、政府は考えている。政府発表によれば、この措置は、放射能を浴びた干し草や稲わらを食べた疑いのある3000頭分の牛肉を買い取り、焼却することを目標としている。
報告:RFI東京駐在記者フレデリック・シャルル
日本政府は、福島原発に近い地域で、規制値の3〜6倍のレベルのセシウム137を含んだ干し草や稲わらをえさにして飼育された牛から生産された、数トンもの牛肉を焼却することにより、日本の消費者の信頼を取り戻せると考えている。
この計画は政府の労作だ。この計画の骨子は、1キロ当たり500ベクレルの規制値を超えるレベルのセシウムが含まれる牛肉を、卸売・小売業者から全量買い取るよう食肉業界に強制するものだ。
食肉業界は、福島原発を運営する東京電力に、1700万ユーロと見積もられる請求書の支払いを求めるだろう。東電は、国内の食物連鎖の中で、放射能に汚染された牛肉を流通させたのだから、政府に十分な責任があると回答している。こうした牛肉の一部は、アジアの数カ国にも輸出された可能性がある。
政府はなぜ、食料品の放射能を中央で管理するシステムを作らないのか、東電には理解できない。この管理は都道府県や市町村が実施しているが、適切な計測装置は相変わらず整えられていない。日本では、3000頭分の汚染された牛肉が販売され、その一部は消費されている。
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(投稿者より)
フランスRFIサイトに掲載された記事です。誤訳があるかもしれません。ご容赦下さい。
記事を2本並べています。両者の日付には17日の間隔があります。これは、問題が初めて認識されてから、対策が決まるまで17日かかっていることを意味します。この期間が長いか短いか、私にはわかりませんが、何をやるにも政府は遅い、という評価はすでに国民に定着しています。その牛肉を食べた人がすでにいる以上、この対策が国民に評価されることはないでしょう。
内部被曝の測定が難しいのは、人間も同じことです。「植物−草食動物ー肉食動物」と、
食物連鎖の段階が上がるにつれて、生物濃縮も強くなります。今後は、自衛策として肉食を控えるという人が増えると思います。
東電と政府が、請求書の押し付け合いをしています。その一方で、どちらにも一般市民の生命・生活を顧みる姿勢は見られません。どちらも解体すればいい、個人的にはそう思っています。
今後、牛肉を食べる人は減るでしょう。食肉業者には死活問題でしょうが、当の牛たちはどう思うでしょうか。人間に食べられるために殺されるというリスクは減ります。しかし、被曝による健康への影響は、牛も人と同じはずです。難儀なものです。
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