http://www.asyura2.com/11/genpatu14/msg/778.html
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ブロガー「放射能汚染から子どもを救うために」さんの記事です。
『低線量内部被曝→「悪魔のささやき」』
http://blogs.yahoo.co.jp/aele001/38334293.html
「今回の福島の事故でも、国が被曝の調査をしていないというけれど、調べなければ因果関係は分からなくなる。本音では調べたくないんではないですか?」別冊宝島に掲載された元裁判官現在弁護士の井上馨さんの言葉をもとに、記事が書かれています。
〜〜〜以下引用〜〜〜
低線量被ばくを心配する市民が、子どもの尿検査を依頼しても、やってくれる病院・施設は、日本中どこにもない。
これは、検査する設備がないからでも、専門医がいないからでもなく、市民の検査はできないという国の方針にもとづいている。市民というのは、原発推進者も原発反対者も、被爆地の福島県民もホットスポット地域になった 千葉県柏市 民も東京都民も神奈川県民も、すべての市民が尿検査も、ボディホールカウンター(全身測定装置)も、すべて。
牛肉などの高濃度汚染食品が食卓にのぼろうと、それが子どもの口に入ったことを心配しようと、あるいは、学校や公園が高濃度に汚染されていることがわかっても、市民は、わが子を抱き不安に打ち震えて、過ごすしかないというのだ。
以前、ストーカー事件であった、殺されなければ警察は動けない図式、それと似ている。
犠牲者が出なければ、国も医療機関(統括している国)も動かない
〜〜〜引用終わり〜〜〜
記事中の裁判の仕組みも興味深いのですが、今回は脇に置き、上記の記述について。です。
確かにそのような制約を、国は設けたのかも知れませんね。
では現場である病院に「市民の被曝検査はするな」というお達しがきた場合を想定しましょう、本当に実効性があるのでしょうか?
病院の権威者が御用学者もしくは日本医師会会員であるならば、このような制約を遵守する可能性は高いです。そのような方々は「利害関係」を正義よりも重視する傾向にあるからです。
「被曝の可能性が・・・」なんて言葉が出てきた時点で門前払いするよう、徹底指導がなされるかも知れません。
しかし、医師会に所属しない勤務医だったらどうでしょうか。
(ちなみに医師会という団体は医師全体の組合ではなく、開業医連合と考えたらわかり易いでしょう、要は利潤追求組織。民間病院でも経営に関わらない勤務医は、100万円という入会費を支払う意義が無いため所属しないケースが多く、病院長など役職のみ加入していると考えられます)
例えば市中病院の小児科外来に、お母さんが「被曝が心配で・・・」とお子さんを連れてやってきた場合。
良心的な医師ならば、「肺炎疑い」などテキトーな病名をつけて、血液像くらいは見てくれるでしょう。
(今まで日本では放射線被曝は外部被曝のみを念頭に置いてきたので、被曝に対する検査は第一に血液像ということになっています。内部被曝を考慮していないまでも、ある程度判断の材料にはなります)
さらに親切な医師であれば、様々な疑い病名を駆使して、保険診療の範囲内で種々の検査を行うことも現実には可能です。レセプト(保険請求書)上の病名が一般病名である限り、その医師が放射線障害を念頭において診察や検査をしたのか、通常誰にも知りえません。
「放射線障害」は、具現化するときには結局「甲状腺機能異常」「骨髄疾患」「アレルギー疾患」など、既知の疾患像で表出してくるのです。
そういう意味においては、医療が役に立たないということもないと考えます。
ひとつひとつの健康障害に対し、最善を尽くしてもらうことは可能ですし、必要なことでしょう。
今回の事態を真剣に受け止めている医師は少なくはないと思います、命を救うために日夜身を削って働く、まっとうな医師ならば、こんな事態はおかしいと必ずどこかで気付くでしょう。
こと、小さなお子さんを持つ若い医師は、親身になってくれる可能性大です。探してみる価値はあると考えます。
ただ、被曝との因果関係を病院に求めるのは難しいと考えます。
そもそも、現代医療に「被曝」の教育も症例もありませんでした。
(実際には、事故で生じた被曝症例は存在するのですが、ほぼすべて御用機関に集約されるシステムになっている為、そのブラックボックスの中で何がどうなったか知る由もありません。既に足首浸水被害者の一人が亡くなった事実は、囁かれていますが未だに公表されませんよね)
検査・治療と被曝事実の立証は、とりあえず切り分けたほうが現実的と思います。
ホールボディカウンターも受けられない、被曝被害も立証できない、では結局、棄民か?
・・・そうお嘆きになる前に、まだできる事はあります。
内部被曝に関して、それを立証するのは医学的臨床検査でなくとも良いのです。
尿や便など排泄物から、プルトニウムやセシウムなど自然には存在しない物質が検出されれば、いずれ物的証拠となり得る可能性があります。これは医学というより物質の検査です。
現在はその検査を受け付けてくれる検査機関が十分でないかも知れません。
焦らず機を待ってください。
血液などの検査と違い、検体の鮮度は関係ないからです。
以前にも述べたことがあるのですが、尿・糞便などの検体を採取し、隠しておいて下さい。
お子さんの抜けた乳歯も有用です。
国内では無理でも、いつか海外の組織が協力してくれるかもしれません。
諦めず、いま出来る事に専念しましょう。
ホールボディカウンターのような、限られた機器は当然御用機関の支配下にあると思います。
結果が本人に知らされない、知らされるまで数週間かかるなど、隠蔽を匂わす情報も耳にします。そのような検査(そもそもWBCで測定できるのは一部の放射線のみです。すべての内部被曝など計りようがないのが、今のニンゲンの科学力なのです)に振り回されず、余分なパワーは温存しておきましょう。
今後、もっとも重要なのは市民活動です。
ひとりひとりが声をあげること。
連携し、行動を起こすこと。
無駄ではありません、無駄だと思っている方はそのような工作に引っかかってしまっているのではないでしょうか?
例えば東大を出てなければ政治家になれない。とか
自分が投票に行ったところでニッポンを動かすことなどできない。とか
・・・もう今はちがうと思います。
これから私たちが取り組むべきことは、私たちの真の代表者を選び、立てて送り出すこと・・・あるいは、決意した者から手を挙げ突き進むことではないでしょうか?
自分は今まで、政治も経済も何もかもから逃げてきた人間です。
その悔いが、今この記事を書いたり、市民活動に参加し始めたりの原動力になっています。
変えられる、と信じます、何故なら自分がここまで変われたから。
皆さんも諦めずに・・・愛しいご家族を守るために。お願いします。
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