http://www.asyura2.com/11/genpatu14/msg/720.html
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http://kasai-chappuis.la.coocan.jp/NuclearPowerPlant/NuclearPowerPlantMediaDebugger.htm
上記URLは、私がこのところメディアデバッガー氏のブログに投稿したものを保管する目的で作った私のサイト内の頁です。現時点で氏のブログに投稿できない状態なので、ひとまずこちら(阿修羅)に投稿させていただきます。小出氏の発言で「50禁」については、私の知る範囲では概ね不評だが、当のご本人が時の人になってしまい、理性的で論理的な思考の出来ない状態にあると推察できる。阿修羅の面々方も小出氏の発言を無批判に持ち上げる方も一部にいらっしゃるようだが、その言説をいつ取り込むか、体制側がそのタイミングを見計らっていると思って間違いはないでしょう。以下の投稿文をご参照下さい。
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m_debuggerさんが指摘しました0424hanaguさんの投稿がスパム報告されてますね。「表示」をクリックすると投稿文を読むことが出来て、その中に「スパムではない」をクリックできるようになっていますので何回かクリックしてみたのですが、どのような効果があるのか分かりません。
小出さんの「べき論」に対して「発言撤回要求」の形で投稿してしまいますと、それこそ水掛け論になってしまいます。そもそも「べき論」は議題を提示するという、つまり議論をする姿勢ではないですから、同じ土俵に乗ってしまっては議論にならない論議が更におかしくなります。聴衆は人気投票としてのスパム報告をするようになります。
日本では義務教育でも高等教育でも「議論(ディベート)」について学習する機会がないので、一般的日本人は議論のなんたるかを知りません。例えば、ブレインストーミングやデビルズアドボケットの手法やマナーについても知りません。番組「日曜討論」など良い例ですね。主題が逸れようが相手が何を言おうが、奇をてらって我田引水に走り、如何に声量大きく言葉数多くその場の時間を奪い存在感を示せればよいと考えているようです。政治家でさえそうなのですから、あとは推して知るべしです。
先日のNHKスペシャルシリーズ原発危機 第3回
http://www.nhk.or.jp/special/onair/110709.html
で、幾人かの方が円卓を囲んでの討論番組がありましたが、その中に、後藤政志工学博士と、奈良林直原子力安全委員会専門委員のやり取りが象徴的でしたね。奈良林氏は相手の意見に返答することは全くせず、壊れたテープレコーダーのようにあらかじめ記録されたフレーズを顔色一つ変えず無表情に淡々と喋っていました。
http://togetter.com/li/159901
対する後藤さんは、鬱憤やるかたないと思うのか、奈良林氏の発言のたびに顔を真っ赤にさせていました。私は突発性高血圧の気質があり、その危険性を十二分に知っていますので本当に心配しました。あんな鉄面皮相手に健康を害して欲しくないと心底心配しました。
昨日、私の連れ合いが室蘭での集会に出席し、小出さんのビデオを見てきました。景山あさ子さんのインタビュービデオでしたが、語録の連発で特に新しい話しはなかったようです。「50禁」については概ね不評で、年配の女性はかなり怒ってしまった方もいらっしゃったようです。放射能はどんなに微量であっても危ないと言っておきながら「年寄りが喰え」とはおかしい、というストレートな反応でした。40代の男性からは「放射性の食品を拡散させることは、放射能を流通させることになる」という意見が出ました。40代の女性は「問題提起のつもりかしら」、60代の女性は「チェルノブイリ事故の時も多くの国民が無関心だったし、その反省の念が強いから、皆に分かって欲しいという気持ちが強くて50禁の話しにつながったのかしら」などなどでした。我が家でも、勃起しないじじいでも前立腺癌で死ぬじゃないか、ばばあも乳がんになるんだっけか、等とクサしてやりました。
7月12日の「たね蒔きジャーナル」
http://www.youtube.com/watch?v=cPTpDJtoEjs
のコメント欄に以下の内容を投稿してあります。
「原発行政を容認?してきた責任ある大人は、放射能に対する感受性も相当に低く、福島の農漁産品を買い支えるべきだ」とする小出さんの発言に、私は違和感を覚えます。市場経済では、1)フクシマ産品は買い叩かれるので「買い支える」ことにはならず、2)買うのは経済弱者であり、3)規範付け(倫理観の押し売り)は政治に利用されるからです。
製パンが私の生業ですが、失敗作は出しません。具体的な経済損失を明示しないと損害賠償請求できない今の法制度では、放射能が含まれるであろう農産物を東電が買い取ることを前提に生産する農家はいると思いますが、市場に流通させたいとは生産者は思わないでしょう。経済原則の理解力もさることながら、その辺の想像力が欠けているから「大人は食べるべき」論に話しを膨らませてしまうのだと思います。
なお、東電の社員や国会議員(全員)に原発行政の責任はありません。一部の国会議員や経済界、東電の役員に責任があるでしょう。私は「放射能で汚染された食品を食べてみろ!」と面と向かって叫ぶことは出来ても、彼等が食べるべきだとは思いません。別の話です。
追補:我が家では牛を飼育していますが、2001年10月、動物由来蛋白を含む飼料を給餌すると「3年以下の懲役若しくは30万円以下の罰金」とのパンフを家畜保健所が配りました。お役人様いわく「これでもう安心です」と。元はと言えば武部勤自民党国会議員が農水大臣時代の1997年に、英国からの通告を無視したのが事の始まりでした。農水省で認可して販売された飼料を、給餌する農家に罰則を科すことの理不尽さ、はたまた「効率一辺倒の農家の在り方が問題」と本質を見事にすり替えたのはマスコミでした。放射能汚染に関しても、事の本質を理解しつつ対処に当たるのが不可欠で、さもないと、いつの間にか、生産者が矢面に立たされる羽目になります。
更に言い添えましょう。生産者に50禁農産物を出荷させることは、生産者に罪の意識を背負わせることを意味します。小出さんは、ウクライナの菜の花プロジェクトを評価していませんが、数量評価もせず、クサすのはご自分の発想ではないからでしょう。放射能はどうやっても減らないとおっしゃるのなら、拡散を避けるのは第一義的に採るべき指針です。50禁は確実に放射能を拡散させます。「50禁はフクシマを支える」がいかに偽善的な発想かを冷静に理解して欲しいと思います。
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