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関東、東北など疑わしい地域のものを
食物連関の輪に入れてはならない。
関係者の生活補償は、政府・東電が
責任を持って行なえ。
関係者の生活を守るために、全体で
被曝しましょうなんて、どう考えても
おかしいと思う。
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放射能牛、放射能豚、放射能鳥、放射能魚まで、畜産養殖に広がる危険は現代日本の縮図
(木下黄太のブログ)
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/463d5d14faaa0e44b57e11fdcef618bf
牛肉の問題は、福島、宮城にとどまらず、全国的に拡大の一途を辿っています。那須塩原のような高濃度に汚染されているエリアで問題が分かる事は、むしろ当然の話です。全体に検査が拡大したため、今まで隠蔽した事が明るみになっていくだけです。「放射能牛」です。稲わらの拡散も含めて、事態は余談を許しません。松坂牛も問題が発覚しました。僕自身、松坂市長は直接知っていて、この件での対応アドバイスもしていました。松坂市内の松坂牛には、与えたものに危ないものはないという聞き取りはしていて、安全宣言出したと聞いていますが、松坂市内にいなくても松坂牛のブランドを使える牛がいるのであれば、松坂市長の範囲を超えた話になります。最も日本でブランドを厳格に管理しているはずの松坂牛で、松坂市内の牛でなくてもセシウム汚染牛が出たことで、暫定基準とは関係なくブランドイメージは傷つきました。とにかく、牛のえさの管理は徹底する事と、福島のみならず、関東東北から他地域に運ばれた牛が大丈夫なのかは、さらなるチェックが必要です。松坂牛に最も求められるのは、こうした運ばれた牛の安全を個別にさらに徹底して確認する事。さらにえさにも厳密になること。この二点をやらないとまずいです。東北や関東では、牛にしても、稲藁にしても、土壌にしても汚染されている事が大前提です。松坂市長がさらに徹底した対応を県内の自治体と協力して行わなければならないと思います。追い込まれました。
牛だけにとどまりません。畜産は全体に同じ構図になります。豚はどうなのか。鳥はどうなのか。関東東北からどのくらい移動しているのか。移動した鳥豚の全部検査は必須です。関東東北の鳥豚も当然です。さらに鳥豚に食わせている資料が何なのか。高濃度に汚染されているものが、鳥豚の飼料に混ざっていないのか。すべての検査が必要です。鳥豚の飼料はさらにいい加減なものが多いと思います。東北関東の飼料を与えていないのか? 「放射能豚」、「放射能鳥」も時間の問題です。
肉は蓄積して、高濃度の汚染を招きます。旧ソ連と違って、現代の日本は流通が活発です。この流通で全国に放射能を含有する産品が流通する事を怖れていましたが、それ以前の話として、畜産などでは、そもそも危険なえさが全国に流通する可能性があって、そのえさを食べ続ける、牛も、豚も、鳥も、他の家畜も高濃度に汚染される可能性が強いという事です。ソ連でおきなかったことが、現代日本でスピード化されて、拡大しておきる危険性をつよく憂います。
えさの流通という観点から考えると、実は養殖の魚も気になります。オキアミの危険を指摘する声も聞きました。九州の養殖場で東北のオキアミをえさとして、魚に与えている話です。これも危険です。東北、関東の沖合いのオキアミやプランクトンは高濃度の放射性物質を含んでいる可能性は否定できません。釧路沖に鯨で放射性物質が数十ベクレル、早期に検出された原因として、僕はオキアミやプランクトンの介在を疑っています。養殖でこうしたえさを魚に与え続けていると、高濃度に放射能汚染された養殖魚ができる可能性は否定できません。鯨よりも小さいですから影響も大きいでしょう。「放射能魚」を養殖している感じです。西日本や日本海側で安全だと思っていた魚が養殖で、「放射能魚」になっていくとすれば、衝撃的です。全国の養殖関係者に、関東東北の海産物を魚にえさとして与えるなと警告します。
畜産と養殖している産品すべてに天然物とは違う危険が存在します。牛が例外と主張する生産者がいます。論外です。行政も生産者も対応しなければ追い込まれます。消費者は自衛するしかありません。危険なものは買わないという決心は不可欠になります。他人があなたやあなたのお子さんの健康を守る事は、まずありませんから。
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