http://www.asyura2.com/11/genpatu14/msg/611.html
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厚生労働省が20日に公表した「福島県の特定の農家から出荷された牛の肉の流通調査結果について(第6報)」というタイトルの報道発表資料を見てみました。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001jn1z.html
内容は「福島県から出荷された、放射性物質に汚染した稲わらを給与した可能性のある家畜由来の肉に関する調査の結果」というもので、別添資料に個体識別番号と放射性物質検査の結果などが記載されています。暫定規制値超過の物は当然出荷されない訳ですが、気になるのは規制値以下の検体です。別添4のデータには川口と畜場に送られた牛肉からセシウム134が91.5(Bq/kg)セシウム137が109(Bq/kg)検出されています。
現在、福島県産牛は出荷制限になっていますが、枝野幸男官房長官は19日夕の記者会見で「福島県から適切な飼養管理の徹底や肉の検査による合理的な安全管理体制の確立を前提として、申請があった場合、これを認める方針」であると語っています。朝日新聞によると、農林水産省は、牛の解体後の検査で国の基準値(1キロあたり500ベクレル)を超えるセシウムが検出された場合は、その肉を国が買い上げて処分する方針を固めたということです。
「汚染牛肉、国が買い上げ焼却処分へ 基準値超えた場合」
http://www.asahi.com/food/news/TKY201107210624.html
「同省の説明によると、解体されて枝肉となった状態で実施される検査の際に基準値を超えれば、その牛1頭分の肉をすべて買って焼却処分する。検査は抽出で、実施する数は各自治体の判断によるという」
このことから、暫定基準値以下の牛肉については検査に合格ということで流通すると推定出来ます。基準をクリアしたといってもセシウムが0ではありませんから注意が必要です。
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