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ロイター 7月15日(金)7時38分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110715-00000159-reu-bus_all
[ビリニュス 14日 ロイター] リトアニアのエネルギー省は14日、ビサギナス新原発建設をめぐり、日立製作所<6501.T>と同社が米ゼネラル・エレクトリック(GE)<GE.N>と共同出資するGE日立ニュークリア・エナジーの連合を優先交渉先に選定したことを明らかにした。
同原発への技術供与と出資をめぐっては、日立連合と東芝<6502.T>傘下の米ウエスチングハウス(WH)が競っていた。
エネルギー省のスベダス次官は会見で「入札委員会は資金面で日立が最も有利な提案をしたと結論付けた」と明らかにした。資金面と技術面の双方を考慮したと述べた上で、投資の規模や原発の建設費については発言を控えた。
エネルギー省は声明で「審査では、資本面でのコミットメントも考慮した」とした。リトアニア政府は、パートナーであるラトビア、エストニア、ポーランドとともに新原発に共同出資する戦略的投資家を求めていた。
日立の提案には1350メガワットの改良型沸騰水型原子炉(ABWR)の建設も含まれた。
スベダス次官は、年内に契約を結び、2020年までに稼動するという日程に変更はないとした。
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