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1号機が100度以下に 循環注水冷却稼働後では初 東電「冷温停止へ冷えつつある」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110720/dst11072013030016-n1.htm
2011.7.20 12:59 産経新聞
東京電力は20日、福島第1原発1号機の原子炉圧力容器底部の温度が、同日午前5時に98・9度にまで下がったと発表した。圧力容器底部の温度が100度以下になったのは、汚染水を浄化して冷却水として使用する「循環注水冷却」が稼働し、1、2、3号機で安定的な冷却が実現して以降では初めて。
事故収束に向けた政府と東電の工程表では、来年1月までのステップ2で、原子炉を「冷温停止状態」にすることを最大の目標に掲げている。圧力容器底部の温度が100度以下になることは、冷温停止の1つの条件で、東電は「これまでほぼ横ばいだったが、ここ数日は低下している。冷温停止にむけ冷えつつある状況だ」と述べた。
しかし、現状で1号機の温度計が正確な値を示しているかは不明。東電も正確ではないことを認めながら「実際の温度とそれほど離れていないのではないか」としている。ただ、冷温停止の判断については「温度計を調整するか、温度が十分に100度を下回ることが必要だろう」とした。
政府は冷温停止について(1)圧力容器底部が100度以下(2)原発周辺の放射線量が年間1ミリシーベルト以下−という2つを安定的に確保することを条件としている。
理論上、原子炉への注水量を増やせば原子炉の温度は低下する。循環注水冷却を行う前にも、注水量を一時的に増やした際、100度を下回ったことが何度かあったが、注水量を戻した後、再び100度を超えていた。
経済産業省原子力安全・保安院の森山善範原子力災害対策監は冷温停止について、「あくまでの発電所単位でみている」とし、各号機別に「冷温停止状態」にあるかどうかの判断はしないとの見方を示した。
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