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東京では根強い支持があるというのが不思議
他に人材がいないということか
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920000&sid=ayl3znI66N5k
石原都知事:日本は核武装を、原発も捨てられぬ−インタビュー(1)
7月19日(ブルームバーグ):東京電力福島第一原子力発電所事故を受け日本では原子力政策の見直しが進められているが、東京都の石原慎太郎知事は、原子力発電はなお必要であり、中国や北朝鮮からの脅威をかわすためにも核兵器を保有すべきだとの考えを強調した。15日のブルームバーグ・ニュースとのインタビューで語った。
石原氏は核兵器について「私は核保有論者だ。日本は絶対、持つべきだと思う」と強調。「核なき世界」を掲げたオバマ米大統領の対応について「世界の核をなくすと調子のいいことを言って、ノーベル賞をもらったが、そのすぐ後、新しい核兵器のシミュレーションをやった。日本もシミュレーションをやったらいい」と指摘した。
日本の歴代政権は1960年代に自民党の佐藤栄作首相(当時)が打ち出した「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」の非核3原則を順守する姿勢を示してきた。首相官邸公式ウェブサイトによると、菅直人首相も昨年8月、広島や長崎での原爆犠牲者の慰霊式典でのあいさつで「核兵器廃絶」を訴え、非核3原則の堅持を誓っている。
石原氏は、原子力発電については「日本経済がこれからどういう形で膨らむのか縮むのか。そういうものの想定で、それを支える電力をどう供給するのかというコストバランスを考えると原発はそう簡単に捨てられないと思う」と今後とも必要との認識を示した。
これに対し、菅首相は13日の記者会見で、日本のエネルギー政策について「計画的、段階的に原発依存度を下げ、将来は原発がなくてもきちんとやっていける社会を実現していく、これが、これからわが国が目指すべき方向だと考えるに至った」と述べ、「脱原発」を目指す考えを示している。
天然ガス発電所
石原氏は1932年9月生まれの78歳。一橋大学在学中に「太陽の季節」で芥川賞を受賞し、時代の寵児に。その後、国政に進出して自民党政権時代に環境庁長官、運輸大臣などを歴任した。1999年から東京都知事。今年4月の選挙で4選を果たした。
東京都は、福島原発事故を受けた電力不足に対応するため、出力で最低100万キロワットの天然ガス発電所を建設する方針を発表している。
石原氏はこの計画について「天然ガスは石油よりCO2(二酸化炭素)排出量が60%くらいで済む。だいたい200億円くらいでできる」と説明。完成までの期間について「普通にやると5−6年だが、せっかちだから、とにかく3−4年で作りたいなと思う」と語った。
安全度
東京の安全度については「東京湾にも、3つのプレートがぶつかっている所があって、これだっていつ、『ガタン』とクラッシュするかわからない」との危機感を示した。
今後の防災対策については「海抜が海面と同じようなレベルの土地がたくさんある」としながらも、「地形的に東京湾が震源地で地震が発生すれば、2つの半島があるので、大きな津波は入ってきにくい」とも分析した。その上で、木造住宅の耐震補強の対策を強化し、住宅が損壊しても安全を確保できるスペースを確保するための梁や柱の補強などの対策を積極的に進めていく考えを示した。
石原氏は現行5%にとどまっている消費税率について「20%はいる。日本みたいに福祉が進んでいてこんなに負担の少ない国があるか」と大幅に引き上げるべきだとの認識を強調。それを実現するため、「そのためにも大連合をやらないといけない。自民党も公明党も民主党も、一人では怖くてやらない」と民主、自民、公明3党が協力するよう訴えた。
菅直人政権下の政治家と官僚との関係について「経験とか知識があり、政治家が判断するための豊富な情報の提供はちゃんとする、その役人を全然今の政府は使わない」と指摘。その上で、首相について「間違いなくアナーキスト(無政府主義者)だ。だから組織と全然、関係ない」と批判した。
退陣時期
首相の退陣時期については「おそらく任期いっぱい辞めないのではないか。」と語った。日本の官僚そのものについては「自民党をだめにして日本をだめにしたのは、日本の戦後のビューロクラットだったと思う」とも指摘した。
日本人の現状について「米国人のアイデンティティーはフリーダム、フランス人は自由と平等、博愛。日本人は我欲、セルフィッシュ・デザイアー」と憂いてみせた。菅首相がとどまっていることについても「我欲。セルフィッシュ・デザイアー」と皮肉った。
東京都は2020年の夏季五輪開催地に立候補した。石原氏は招致に向けた戦術について東日本大震災からの復興と絡めて「『人間はこんなに強いんだ』ということをアピールする」と訴えた。
記事に関する記者への問い合わせ先:東京 広川高史 Takashi Hirokawa thirokawa@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:東京 大久保義人 Yoshito Okubo yokubo1@bloomberg.net香港 Peter Hirschberg phirschberg@bloomberg.net
更新日時: 2011/07/19 14:43 JST
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