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福島県が避難させないよう他県に通達。あきらかな憲法違反 (福島原発災害の見方)
http://www.asyura2.com/11/genpatu14/msg/444.html
投稿者 潜艦トマト 日時 2011 年 7 月 17 日 16:13:49: yqV0JYBcORkm6
 

福島原発災害の見方
http://mononomikata-kerogg.blogspot.com/2011/07/blog-post_14.html

2011年7月14日木曜日
福島県が避難させないよう他県に通達。あきらかな憲法違反

子どもを含む被曝許容量を20mSv/年に引き上げるよう国に要求したのは佐藤雄平・福島県知事ですが、その福島県がまたとんでもないことをしているようです。

こちらのブログの情報です。

夏休み避難がダメに(;_;)
http://ameblo.jp/dark-1201/entry-10951416578.html

(一部引用)

静岡の避難受入しているペンションに妻と子供たちを避難させるはずが・・・・
さっき静岡のペンションから連絡があり、福島県から夏休みのみの避難は受け入れないでと通達があったそうで、予定がダメになりました(;_;)

(略)

追伸 今、他の熱海のホテルに避難受入をお願いに電話してみました、そこで新たな情報が!!!
避難予定だった、静岡県伊東市のペンション組合が自治体に申告せずに避難募集していたそうで、自治体から待ったがかかったとの事でした。
福島県側も、人口の流出を抑えたいようで、避難に後ろ向きな対応との事と聞きました。

─────────────────────────

避難をさせないよう他県の宿泊施設に通達を送るなどという行為は、基本的人権を無視した行為です。日本国憲法第22条には国民の自由権が認められており、その第一項に「居住、移転の自由」があります。

ましてやこのブログ主さんは夏休みの間だけ静岡に滞在しようとしていただけ。個人の旅行を差し止める権利がどこにあるというのか。

もうすでに日本で民主主義・法治国家は死んだも同然ですが、ここまであからさまに憲法違反がまかり通っていいのでしょうか。

こんな通達に従う宿泊施設もおかしい。
なんで上から言われたらなんの疑問も持たずに従うの?

家畜じゃないんだから。

もはや、ため息しかでません。

─────────────────────────

追記:2011/07/16 16:16

コメントいただいたyafooさんによると、以下のようです。

この件はまず前提条件がありまして、避難に関わる費用の問題です。
1、福島県の見解は短期の避難は非難ではなく「旅行」と捉えるとのことです。
2、福島県は県外への避難は認めていません。
ですから、県外への避難、旅行は一切各自の費用でおこなってください。費用は面倒みませんよ、ってことなんですね。

まあ、いずれにせよ、福島県は県民の健康についてはまったく考えてないような感じです。費用は後で、しかるべく請求するとして、福島に住む人は、現在の家族の健康を考えて行動した方がいいと思います。

福島県民は知事のリコールに動いてもいいのでは、と思います。

 

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コメント
 
01. 2011年7月17日 16:30:04: ZN3ZQXn0tM
なんともはや〜!呆れ果てた福島県知事・福島県の行政!また、それに加担する他の県知事?これは犯罪ではないか!私は神奈川県の一市民で法律も素人ですので、こういう問題の専門の方が居れば是非と協力相談に乗ってあげればよいと思います。また、何時関東大震災が来るかもわからない昨今!明日は我が身と思い福島の方々の現状を憂います。
・・何も出来ない・していない自分を情けなくも思う今日この頃!

02. 2011年7月17日 17:09:18: TH6ry05dzQ
事実関係を確認していないが、これが本当ならば、ゆゆしき事態である。
また、この国を治めてるいる統治者のレベルも推し量れる。
自己の職責を果たそうもせずに、ただ、自己の権勢や自己満足欲を満たすことのみに終始し、県民等の健康等に全く配慮しない。
本来ならば、福島県自他が、この先何十年も人が住めない土地に成っている事実から目を背け、ただただ人の足を引っ張ることに終始する、権力者、マスコミ、御用学者。
本当に、この国に未来はあるのか?
暗澹たる気分です。

03. 2011年7月17日 17:13:20: MeMCVx9zc6
仰る通り、憲法22条、「移動の自由」、「居住の自由」の侵害になりますね。22条は29条とともに、営業の自由権、財産権を保証するものであり、資本主義社会の根幹にかかわる条文です。ただし、「公共の福祉に反しない限り」という但し書きが特別に付してある条文でもあり、要するに国家権力による恣意的な規制を許す懸念もあります。

まあ、日本政府は、最初から、憲法なんぞ「紙切れ」ぐらいにしか思ってないのでしょうが。

国家による棄民政策は、これからますますエスカレートしていくでしょうね。国に殺されないように、自己防衛がますます必要になってきます。


04. 2011年7月17日 17:32:27: G3gj6mvDCw
99条に公務員の憲法尊重擁護義務というのもありますね。


第九十九条[1] 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。


05. 2011年7月17日 18:40:52: t7Tsjadmhg
阿修羅にはバカしか居ない、これはほんの一例です >> 01-04

恥を知れ恥を、低能 >> 01-04

[削除理由]:阿修羅にはふさわしくない言い回し、言葉の使い方の投稿
06. 2011年7月17日 19:03:30: Ba5FgPCp7w
05さん自身が 恥知らずだと思いますが〜

この投稿が本当なら 福島県民を人体実験したい輩が データー集めの為 他県に散らばって欲しくないのだと 感じました。
なんて醜い原発マフィアども!

[削除理由]:阿修羅にはふさわしくない言い回し、言葉の使い方の投稿
07. 2011年7月17日 19:16:26: t7Tsjadmhg
死ねとか言うと管理人が削除するに違いないが
ここまでバカだとこれはもう死ねと言うしか無いんじゃないのか > 管理人

話しかけてんじゃねーよ、白痴が >>06

[削除理由]:阿修羅にはふさわしくない言い回し、言葉の使い方の投稿
08. 2011年7月17日 19:18:56: ErYmrL4Iws
市役所の不勉強な窓口の職員とかわからずやの旦那さんや姑がいうのとは訳が違いますね。

09. 2011年7月17日 19:31:41: h66YDxT7Fs
福島の痴痔佐藤と県職員は、畜生以下のゾンビ共!

10. 2011年7月17日 19:41:28: rtl5sc8m3s
みんな自前で避難してしまえ。
他府県は便宜の供与をやめたりはしないだろう。

松本に行け!
福島を無人にしてしまえ。
佐藤とその家族以外。


11. 2011年7月17日 19:43:30: EuEPCOUUNM
知事をリコールすべき

12. 2011年7月17日 20:01:05: W8Cag2mlnc
避難というより、移住を考えては?
西日本で西日本の食材が減ってきているので
関東東北の給食に回っているのなら仕方ないと思っていたら
福島は福島産の給食ですか。どこに回っているのか。
悲しいけれどもう住めないでしょう。
移住して農家になり、きれいな食材を福島に届けてあげたら?

13. 2011年7月17日 20:07:42: 295kIWqzpk
福島は、すでに6月上旬に各県に7月中旬から避難民には援助しないと通達してたようです。

http://hibi-zakkan.sblo.jp/article/46054439.html


14. 2011年7月17日 22:00:14: vYaTE3dzKU
これが腐りきった福島県の真の姿だ。
思い残す事無く県外に移住してやれ。

15. 2011年7月17日 22:19:30: XXiG8yG4WE
SPEEDI 情報の隠蔽、メンゲレ山下の招聘、そして避難しようとする県民を妨害。
これだけで福島を脱出する十分な理由になる。

16. 2011年7月17日 23:16:57: j8DlsR41DQ
ベンジャミンによると戦後の総理の内で日本人だったのは田中と小渕のみで、あとは在日の朝鮮人だったということのようです。悲しいことですが。

米国が日本を植民地として統治するために外国人を総理にしてきたということのようです。

想像ですが総理にとって日本人は家畜であり金を吸い上げて、最終的には滅ぼそうと思っている可能性があると思わざるをえないのではないかと思うのです。だって避難ささずに安全だといって、ドンドン被爆させていて何の収束の対策もとってないし、とるつもりもないようにみえるからです。

日本人なら福島の子供を早く非難させろよ。都民が吸ったプルトニウムの量を発表しろよ。真実を発表しろよ。


17. 2011年7月17日 23:48:58: Ds5feZLrHk
05,07はどうしたんだ?お前さっさと病院行けよ。既に行ってて「重度の精神障害」って診断が下ってるかもしれんけど。
「ここまで馬鹿だともう死ねと言うしかないんじゃないか」ってお前にそのままあてはまるな。とか言っても馬鹿だから言ってる事理解出来ないか。

18. 2011年7月18日 00:09:35: VHLJj4aYmI
これは、裏を取ったほうがいいと思います。

休み明けに私は県庁に電話してみます。
こういった職務はどの部局かわかる人教えてください。

あと、事実だとすれば、情報公開請求をすべきです。

ネット上に公開してやりましょう。


19. 2011年7月18日 01:04:52: x26fGKMBn6
>こんな通達に従う宿泊施設もおかしい。

通達は役人が勝手に作ったものですから、民間人は従う必要は有りません。
ただ、役人は後で何だかんだ理屈をつけて、嫌がらせをしてくるのですよ。

今回の原発事故の対応を見ていると、税金で食べている連中が組織としていちばん醜いですね。
個人としては、いい方もいるのですが。


20. 2011年7月18日 01:14:41: oz33FCcPgo
生体実験用モルモットが勝手に逃げ出しては困るということですね。

21. 2011年7月18日 01:57:21: E2YReWLDxc
避難だとその費用を福島県が出すので、嫌だということだろう。

22. 2011年7月18日 02:04:31: DO0AUHSW8k

「佐藤雄平・福島県知事」というのは、
ナニモノなのか?

これでは、「アウシュビッツ」以外の何ものでもない。
たかが、県知事ごときに、「大量殺戮」の権限があるのか?

「バカ国民」は、いい加減に、こんなダメ国家に住んでいる
ことに気づくべきだ。

日本人の「民度」たるや、今や、世界最低レベルなのに、
バカなオンナども、バカ年寄りなど、話にも何もなりはしない。

こんな民族が滅び行くのは、当然過ぎるくらい当然だ!

滅んでしまえ、永久に!


23. 2011年7月18日 03:22:07: K0ocundYZg
なんで最低の民度でバカは女と年寄りなんだ?
日本の中年男が一番バカで醜いだろ

24. 2011年7月18日 05:26:32: JrPYjVYQO2
広瀬さん福島知事も刑事告発する一人として加えてください。

25. 2011年7月18日 08:25:15: VWKyqAHgAQ
人質や住民を盾に自分らの安全を図るというのは、佐藤福島県知事が良くない。すぐ福島の子どもたちを避難さすべきです。それと福島が原因の偽装肉など・全国的に不信感があります。放射能を子どもにたつぷり吸わせてはダメです。「放射線は健康に良いんだ」と言う山下俊一教授や加納時男の家族は別だろうが。生産地偽装は止めて、野菜や水産物、畜産物など全生産品に「福島県産」と正確に表示すべきです。福島にも市場あるのだから他県の市場へは出さぬようされたい。それと福島の人たちは全国50余基の原発をすべて無くすためにたたかつている全国の人たちの戦列に加わりいのち賭けて闘うべきです。脱原発の菅総理を支持し原発再稼動派の産。官。学や政財界や大手メデイアら国賊一に同調する海江田大臣を糾弾すべきです。菅総理は海江田大臣を罷免し「脱原発』解散を10月ぐらいにやるべきです。原発は日本と日本人へのホロコーストにつながります。人間では「核の火」を制御することは永久に不可能です。原発も核兵器も人類絶滅の引き金になります。危険性は同じです。東京で人が住めなくなる恐れを感じています。

26. 2011年7月18日 12:56:49: cfGooR5EUk
加害者は罪を償うべきです。

27. 2011年7月18日 16:02:35: ccyX3wDJiM
■エセ黄門こと渡部恒三が原発を呼び、原発慎重派の佐藤栄佐久前知事を検察が追い落とし、後釜に座った甥っ子の佐藤雄平現知事が県民をフクシマに縛り付ける。

福島県民はどんな人を選んできたの?


28. 2011年7月18日 16:16:49: 2uOv2R3MRs
避難と称して旅行費用を福島県に出させようとしたプロ震災民が失敗しただけの話

それを福島避難にすり替えるなんてねw


29. 2011年7月18日 16:54:14: eqLfXOVkCw
これで県知事をはじめとする福島県民をしばりつけようとする人達が一番嫌がることがわかりましたね。
県外避難、みんな(公務員以外)ですれば恐くない。
ついでに住所変更もお忘れなく。
相手はすぐに白旗をあげるでしょう。みんなで行動すれば福島はきっと変わります。

30. 2011年7月18日 17:27:33: I93K3ftoTo
放射能から非難する県民は等しく保護されるべきである。

災害救助法で非難するのであれば どこに非難するかは 避難者自身が決めること。

わざわざ放射能まみれの福島に足止めさせるのは 人権侵害だ。


31. 2011年7月18日 17:39:01: NRvAM7Ti0k
知事の家族はどこに居るんだろう?

32. 2011年7月18日 17:42:25: 6v6FDlIIbE
福島の20`圏内と東京のホットスポットとほぼ同じ位の被爆量なのを、キチンとした立場の学者や海外の調査機関が発表しているのに、全く聞く耳を持たないバカどもは、もう、どうでも良いが罪の無い子供たちを巻き添えにしている馬鹿親たちは、一体、何時になったら気が付くのかな? ちなみに俺は、東南アジアに避難しました。

33. 2011年7月18日 19:59:46: pTI6IkA2qQ
佐藤知事は当初政府に年間100mSvの線量規制にしてくれと依頼したとのことです。
いくらそれは何でも高すぎるのではないかとの反論もあり、結果、
年間20mSvが上限に決められたという背景があったとフリージャーナリストから聞きました。

確かに山下俊一をアドバイザーに迎え入れる根拠も理解できます。
最低な国になってしまいましたね。
すでに福島県立医科大・副学長に就任してしまった山下俊一と共に、
佐藤雄平についても直ちに解任を求める訴訟を起こすべきです。

この情報、正しく国民に認知していただく為に、
blog、twitterなどで拡散して頂きたいと思います。


34. 2011年7月18日 20:38:42: hw8R5ApUno
>福島県が避難させないよう他県に通達。

通達もないのに通達が会ったようなことを言ってあおる。


35. 2011年7月18日 21:31:11: vzIwaLzDyg
福島県民が選んだ最悪の首長達。
本当の指導者なら、皆さん一緒に逃げましょうと言うだろう。
最悪の人間を選挙で選んだのが福島県人だから・・・。
でも仕方無いなんていわない。今からでも良いから、県外に避難してください。
福島以外の他県に住民票を持って移動して下さい。
移動したら直ぐ、新しい居住地の市役所に行くのです。
子供は学校に連れて行きます。どこでも通学出来ます。外人だって通学出来ます。
ましてや、日本人です。堂々と転校してその地域に溶け込んで下さい。
福島以外の市町村は住民にきちんと【最低生活の補助】をします。
あんな、人間標本を取り逃がしたくない福島県知事のいるところからは大至急逃げましょう。被曝地は、アウシュビッツと同じです。黙って、焼かれるのを待ちますか?その地はあと50年経っても、回生出来る保証は有りません。
他県で、親子で新しい生活をはじめませんか?福島の馬鹿県知事以外は、阻止する人はいません。
過疎地は地方にいっぱいあります。みんなウエルカムです。勇気を出して。さあ。 

36. 2011年7月18日 21:39:38: h6cbKB908I
>福島県が避難させないよう他県に通達。

33さん のご指摘を見ても佐藤知事の人物像がわかるが、彼ならこのような
ことをしかねない。
あの人がするはずないと考えるひとが多ければ、コメント欄はこれほど埋らない。


37. 2011年7月18日 23:15:40: vzIwaLzDyg
22)日本人の「民度」たるや、今や、世界最低レベルなのに、
バカなオンナども、バカ年寄りなど、話にも何もなりはしない。
こんな民族が滅び行くのは、当然過ぎるくらい当然だ!
滅んでしまえ、永久に!

ここから:22さん、バカ女、バカ年寄りは言い過ぎでしょう。バカ男も多数いますよ。特に政治の主導権を握っている大馬鹿は男が殆どでしょう。インターネットの情報を知らないのはバカとは言わない。隠している方がはるかにバカだ。
こんな民族が滅ぶとは、韓国のことか?中国のことか?北朝鮮のことか?
まさか、日本のことを言っているわけじゃーないだろうな?
貴様は本マモンの日本人か?在日か?
インターネットは心ない奴の話もごったに見えるから注意しようぜ!。


38. 2011年7月18日 23:18:16: XPF6DTDIuz
みなさんのご意見、ほんとうにその通りだと思います。福島は今やアウシュビッツで、ということはやはりこの国は今やファシズム国家そのもの。現代に、形を変えて出現している。
東日本大震災、そして原発事故による現状は戦争そのもの。そう認識したうえで対策がなされなければならないと思うが、その手法が、無意識にファシズム手法を体現している。避難を誘導している人もたくさんいる。かつてユダヤ人をかくまい、第3国に逃がしたりする人々も少なからずいて。
そんなことも含めて、今の日本を見ると、悲しいけれど、ヒトラー統治下と同じ。
これを打開するには・・・どうしたらいいのだろう・・・

39. 2011年7月18日 23:35:22: X3bQNQTpnQ
とにかく一刻を争います。

1日でも早く、子供達を避難させてください!

本当なら3月に緊急避難させなければならなかったのに!

現福島県佐藤知事は日本人ですか?

同じ日本人ならこんなことはできないはずです!

または、ユダ金からお金をたっぷりもらったのでしょうか?

悪魔に魂を売ったのかもしれません。

空き菅やその他の政治家と同じように・・・。

嘆かわしい・・・。

とにかく今すぐ避難してください!

日本全国の人が応援しますよ!



40. ケロリン 2011年7月18日 23:54:51: 6aICm6xzPa6aE : OYXZNtmeUE

>「佐藤雄平・福島県知事」 というのは、 ナニモノなのか?

もともとは、渡辺恒三・ゲンパツじゃぶじゃぶ利権系列の権益受諾者だ。
ゆえに、態度そのものが、代官のようだろう?・・つまり
税金でふんぞり返る、生活保護世帯の福島県の代表ということだ。
機を見て敏なだけで、コロコロと主張が変化する。
親分の渡辺と同じで『地下原発』をウラで推進しながら
表では、反原発に同調する<保身専門家>というわけだ。

ソイツの本性というのは、細かい動きの中でこそ、馬脚を現すものだ。

こういうブログで投稿してくる、御用<保身工作員>と
そっくりな、動きや、論理展開をするので、よく解る。


「お国のタメェ−ッ!」と叫びながら、その目的は
<自己利益>、テメェ〜の保護・安全が最大の動機。
わざわざ、日章旗掲げて、目立ってナンボという<ヤカラ>
と、同じような、理屈・動きをするので、一目瞭然になる。

悪党は<善人の仮面を被りたがる>・・ということだ。


41. 福島母 2011年7月19日 01:36:59: VcEwPpHu2ierA : 66bqpU68cs
北海道で夏休み行われる林間学校、福島県は
福島県外に子供を出すのは、支援できないとこたわりました。
夏休み避難させたい親で、申し込み殺到。
県が支援したら、たくさんの子供が参加できたのに、怒りと不信感でいっぱい

42. 2011年7月19日 03:04:54: V3D4TwlUTI
西日本地区には田畑付きの移住を受け入れている自治体はあります。
移住を検討してください。
そしてそれを県知事が妨害するのでしたらリコール請求か
告発状を提出してください。
汚染地域からの移住を制限することは明らかに違法性がありますから
地検は受け付けざるを得ないはずです。
この国は旧ソ連以下ということが明白になってしまいましたね。

43. 2011年7月19日 08:07:32: q9Vy9DASEY
敗戦憲法なんてどうでもいいよ。
今の日本国憲法は、戦時後処理の国際法違反の憲法なんだから。
反日であり、極左の権力なんてもんは歴史をみればそんなもんさ。

だから、とっとと逃げなさい。


44. 2011年7月19日 08:21:21: q9Vy9DASEY
憲法は法じゃないからね。

法治国家は法が国を治めるんだからなぁ。

この憲法からすると親も子どもに対して憲法違反なのか〜?

9条といい本当に糞憲法だな。

法で決まる前に逃げねば良くないだろに。どうせ、広範囲の補償なぞ出来ないのだから。隣国が不穏な動きをしてきてるから、そっちにお金を使わなくてはいけなくなってきている。

学校で教えられた悪い戦前日本帝国の方が、大人は命がけで国を護り国は子どもを疎開させた。
やっぱり敗戦憲法と敗戦教育は、日本人の持っていた子孫を護る為に闘う魂を奪い去ったな。

国の為に闘って死んでいった日本人の先人の勇気と栄光と意志を今継いで、自分の子どもを護りたまえ!!


45. 2011年7月19日 08:44:01: c3MGH08xSU
いずれにしても、正確な情報が国民に伝達されていない。それがもたらす、喧伝不安誘導だ。俺には、意図的にパニックを演出?としか思えないが。
 どこかに、パニックを扇動も悪くは無い?との意見もあったが?意図は何か?つまり、パニックを誘導する側にとっては、勿論、わるくはないだろう!つまり工作員だ。
 4ヶ月も経過し、収束できない、ダメリカ放射能専門隊なる役立たずの専門隊、
原発管理会社のマグ名社。
 細田も小沢支持を偽装した売国奴のお仲間だったのかな?(笑)
 役立たずのマグ名社を即刻、契約解除し、ダメリカ専門隊なる日本乗っ取り統括隊を官邸から排除し、先ずは、政治を正常な状態に戻せ!それが収束の近道かも?
 然し、小沢さんも、鳩山さんも、首相補佐官の亀井さんも、どうしちゃったんだろうか?
 第二波、地震津波噴火テロ、オーム事件等を起こされるよ〜!対策は?
 そして、空き缶延命、日本沈没だ!(泣)

46. 2011年7月19日 11:31:38: ZPMXd4z4Ic
多用されている点滴などの“全医療薬品も、汚染群され続けている水道水を使用して製造継続中ですが=、日本列島は人類史上最悪の◆東北人工地震と◆東北人工津波とによる◆福島原発核爆破事件による“レベル24(7+7+7+3=4基の福島原発)の核汚染群の垂れ流し策により、ほぼ全滅状態であり、空気や〜雨水や〜水道の貯水池や河川や海なども、“レベル24に準じて、例外もれなく、四か月以上も継続して、ほぼ汚染群され続けている〜、血液&体内に直接入る点滴や医薬品などは、その核汚染群されている水道水を使用し続けており、最低限度の医療界の責務として、安全のために完璧に核汚染群を除去して医薬品群を作り、医療すべきでであることは明確であるが、福島原発事件から四か月以上が経過するも、現在まで一度も、係る情報公開群は見聞きしたためしがなく、その情報開示&説明義務などの基本的な責務群すら回避したままではないか?〜、必然的に投薬&治療され続けている“核被曝SOS万国万民は不安が増大すること必然道理です〜、当然の義務と権利の関係性において、全医療界と全製薬界とのすみやかな情報開示などを求めるものです〜

48. 2011年7月19日 12:12:42: 4IoFwq6fRU
東北といえども、もう夏休みは目の前。時間がありません。

本来なら行政が出すべき補助金を、いったん寄付で集めて、それを申請者に
渡し、後日行政に請求するしかないように思います。
裁判でも。

行政が出さなければ、寄付はそのまま。
奇跡的に出れば、寄付者に可能な範囲の金額を返金する。
寄付はすべて振込みだけにして、確実に寄付者と金額の全体が分かるようにする。

低汚染地域への移動なら、旅行でも避難でも仕事がらみでも帰省でも、
内容は問わない。
子供や妊婦など構成員と日数によって金額を変える程度にして、
あとはあまりうるさいことは言わずに、支給するという形。

こんな時に日赤でプールしている義捐金を生かしてほしいものですが、
多分駄目だろうから、こういうことができる団体はないでしょうか。
もう、絶対、日赤に寄付はしません。

福島の子供たちに、たとえ1日でも外の空気を吸ってほしい。


49. 2011年7月19日 12:27:25: pDvOiGe1UM
>「佐藤雄平・福島県知事」 というのは、 ナニモノなのか?

Wikipedia によれば
* 叔父・渡部恒三(民主党衆議院議員、元衆議院副議長)
* 従弟・渡部恒雄(東京財団研究員、渡部恒三の長男)

いやぁ、利権じゃぶじゃぶですなぁ(苦笑)

前知事とは偶然同姓だっただけで、血縁関係は一切ない、とのことです。


50. 2011年7月19日 13:04:13: X1YWZBiFGY
ということは渡部恒三が指示している可能性があるのでは?

51. fykui31 2011年7月19日 13:56:25: UUIgSQNWfg/Bo : d7pLKfYvwY
日本はいつから、憲法、法律を無視し、法治国家を棄権し、権力国家に成ったのか。県民が県外に移住。即ち税収入の落ち込みを懸念しているならば、
情けない。政府も同様に憲法違反(生命、財産の保護を放棄している)をしていると思える。



52. 2011年7月19日 22:35:40: iwdaMOaA82
佐藤幽閉様

あなたの家族は3月11日はすでにどこかに避難していたのではないですか?

もしあなたの家族が被曝していたらどうしましたか?

もう福島で生産されている食品はほとんど汚染されていると思います。

あなたは毎日その汚染された食品をしっかり味わいながら食べていますか?

避難しなければいけない人達が県外に出れば、義援金は出ないなんておかしい。

誰だって生まれたところ、もしくは生活の場がそこにあるならそこで一生を終えた

いと思うのは当たり前です。ましてやそこが本当に好きなところなら・・・。

それでも子供達の為に真剣に避難しようとしているのです。

それを止める権利はあなたには無いと思います。

その時点であなたは犯罪者となるでしょう!

即刻麻原と同じ刑務所に入ってください。


53. 2011年7月19日 23:02:03: wx0ZDcabFA
佐藤幽閉

とことんクズだ。


54. 2011年7月19日 23:10:10: Bn9c7kSqLM
これ何方か裏取れてるのか?
裏を取っておかないと、佐藤知事を告訴も出来んよ。
まあその前に、福島県民は自身で情報拡散して一致団結して
県外移住すべきでしょう!!

55. 2011年7月19日 23:41:20: DO0AUHSW8k

佐藤雄平は、ジェノサイドの確信犯なのだろう。
マエの佐藤エイサク氏とは、「天と地」の差がある。

大量殺戮、これほどの「甘い蜜」は、あるまい。

将来、歴史がこの男を裁くだろう。

「人非人」の、この虫けらを!


56. 恵也 2011年7月19日 23:45:34: cdRlA.6W79UEw : YnmdtsDLbU
>> 日本国憲法第22条には国民の自由権が認められており、その第一項に
>> 「居住、移転の自由」があります。

この論理は、あんたの憲法理解の不足。
あまり憲法を読んでないでしょう。

静岡への避難が出来なくなったのは、自腹でやらないから出来なくなったのであって
憲法22条が保障してるのは、自己責任で自腹でのことであり無料ではない。

むしろ憲法25条の「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」違反。
健康な生活を侵害され、県外に夏休みだけでも災害救助法を利用して、国家の
税金で避難しようとする主権者を、形式的権限を持つ佐藤雄平知事は妨害してる。

憲法とは権力者を縛るもので、主権者は常に守らせる義務を負う。
佐藤雄平を見せしめにするには自腹で数日間でも妻子をペンションに泊まらせて
その金額を災害救助法に従って支払うようにように国家に請求し、佐藤雄平個人
に対して莫大な精神的慰謝料を裁判で取り上げる。

慰謝料を個人的に取り上げられたら、佐藤雄平みたいな方でも個人財産を取り
上げられたらこんな非人情的な行動はできなくなるでしょう。
でも経験者としていうけど、裁判を起こすには凄い忍耐力がいるよ。

ーーーー引用開始ーーーー
第十二条 この憲法が国民に保障する・・・権利は、国民の不断の努力によつて、
 これを保持しなければならない。
http://www.ron.gr.jp/law/law/jp_kenpo.htm

>>48 日赤でプールしている義捐金を生かしてほしいものですが、多分駄目だろう

俺もそう思う。
今の日本赤十字は頭脳が完全に腐敗してるよ。
腐敗してるから、災害から4ヶ月たっても3割くらいしか義捐金を配れないの。

釜石の方が言ってたが、災害の数日後に台湾から援助に来た連中は被災者
1人当たり5万円を配ってくれて、非常に感謝してると聞いた。
これが本当の義捐金を配る組織というものだろう。

今の日本の仏教会が葬式仏教に腐敗したように、日本赤十字もただの金集め
組織になって、動脈硬化を起こしトップが名誉と高給でアグラをかいてるのだろう。
台湾の方がはるかにマトモだ!


57. 2011年7月19日 23:59:25: dLUqczB90k
今度の選挙のときに、公務員数削減、公務員人件費、各財団法人について、原発推進か撤廃か、消費税の問題、国会議員数の削減問題、などについて、
各候補の意見をまとめた表を載せたウェブサイトを有志で作りませんか?
そして、国会のウェブTVがあるので、それをもとに議員の行動をチェックし、次回の選挙に活かすような仕組みをつくりませんか?

58. 2011年7月20日 01:07:52: F5T9j1i3nM
22. 2011年7月18日 02:04:31: DO0AUHSW8k

「佐藤雄平・福島県知事」というのは、
ナニモノなのか?

27さんが言ってるね。
渡部恒三が原発を呼び、原発慎重派の佐藤栄佐久前知事を検察が追い落とし、後釜に座った甥っ子の佐藤雄平現知事

かの悪名名高い渡部恒蔵の甥だとさー!
だったらやりかねないな。


59. 2011年7月20日 01:57:25: 9ekHqeA2Es
前 知事と現 知事は名字は同じですが
正反対の政治家ですので、お間違えなきよう

佐藤 雄平  ← 原発推進 現知事(MOX佐藤、渡部恒三の甥で元秘書)
佐藤 栄佐久 ← 反原発  前知事(MOXに反対して冤罪事件被害)
http://www.asyura2.com/11/genpatu13/msg/347.html
http://www.asyura2.com/11/genpatu10/msg/631.html
http://www.asyura2.com/11/senkyo111/msg/439.html
http://www.asyura2.com/11/senkyo114/msg/811.html
http://www.asyura2.com/11/senkyo109/msg/892.html


60. 2011年7月20日 03:09:28: QlEKbEjH16

 

61. 2011年7月20日 03:11:19: QlEKbEjH16

 今回の福島第一原発事故による放射線被ばくで、(原発付近で大量の放射線にさらされている作業員や、自衛隊、消防、警察などを除き)少なくとも一般公衆において、がんは増えないと予測する。

 放射線汚染(内部被ばく)を恐れるあまり、政府や自治体が出荷制限・摂取制限していない野菜・魚・水までをも警戒し、摂取しないと、かえって健康被害が生じかねない。

 今回の事故に影響を受け、放射線被ばく(外部被ばく)を恐れ、X線やCTなどによる検診(健診)を受けないと、がんを早期に発見できず、進行がん・末期がんに至る可能性がある。

 放射線に対する正しい理解を欠いたままでは、放射線への恐怖・懸念・ストレスが大きくなる可能性がある。

 2011年3月11日、宮城県沖を震源とする巨大地震が発生し、女川および福島の原子力発電所が大津波に襲われたが、原子炉は自動停止した。しかし、福島第一原子力発電所では冷却ポンプが故障し、炉心が高温となり水素爆発となった。環境へ放射性物質が漏えいし、20キロメートル圏内で避難した。日本では軽水炉であり黒鉛炉ではないため、チェルノブイリのように黒煙火災にともなう大量の放射性物質の放出による公衆の高レベル放射線被曝にはならない。


62. thai_suki 2011年7月20日 03:16:30: jhIE9idozmDu6 : UrbnWInEwc
 福島県民の方は、こうなったらもう「早く選挙が来ないのか」って言う気分かもしれません。

 普通の人からみれば、例えば以下の疑問が出てくるのは止めようが無い。

  半径30Kmで避難されたかたが、子供だけでも夏季疎開させることは何故できな  い?

  費用は、義捐金や迎える人々のボランティア好意が有れば実現すると思うが、  自治体から待ったがかかるのは何故?

「疎開」、「県外避難」と言う言葉が広がることを極端に嫌っているとしか思えない。

 勇気が無いので、事実を受け入れられない首長を変えるための福島県知事選挙はいつあるのですか?

 後、リコールしている暇はないかもしれませんが可能ですか? 黄門様他はやりたく無いとは思いますが・・・。


63. 2011年7月20日 03:34:35: QlEKbEjH16

 原子力関連施設で発生する通常ではない事象の規模を評価する尺度として、1992年に国際原子力機関と経済開発協力機構・原子力機関が提案した「国際原子力事象評価制度」がある。それによると、異常事象を7段階のレベルに分類し、上位レベル7から4を事故とし、3以下を事故とはせず異常な事象としている。

 レベル7が最大の事故で、原子力施設から多量の放射性物質が外部環境へ放出される。事例としてはチェルノブイリ事故が、これに該当する。事故分類上、最も低いレベル4の事故は、所外への大きなリスクを伴わない事故である。東海村JCO臨界事故、このレベル4に分類された。社会の受けた印象とはかなりの差があるように、思われるかもしれない。しかし、科学的な判断で、レベル4と分類された。ここでは、公衆との関わりで事故の規模を分類していることに注目していただきたい。その事業所内では事故とされる事象であっても、この国際尺度では異常事象として分類されることがある。JCO事業所から漏洩した放射線による公衆の被曝線量は、最大でも20ミリシーベルトに達していなかった。また、周辺環境に顕著な放射性物質による汚染もなかった。

 これが事実でありながら、社会へ与えた恐怖のインパクトはかなりの大きさとなってしまった。このアンバランスを専門家らは真剣に受け止めている。日本人のほとんどが、放射線および被曝の科学教育を受けていない事実。無責任に被曝リスクを話す一部「科学者」たち。恐怖を煽る報道。住民たちに不信を抱かせた科学技術庁(現・文部科学省)からの被曝線量に関する説明。発電の3割を原子力に依存し、医療やその他の産業で放射線を利用しておいて、科学技術立国を唱える我が国としては、あまりにも悲しい現実ではないだろうか。


64. 2011年7月20日 03:45:58: QlEKbEjH16

 放射線の人体への影響として、第一に「発がん」があげられるが、放射線によるがんと放射線以外の原因によるがんを、症状で区別することはできない。

 放射線ががんを引き起こすかどうかを知るためには、放射線を受けた集団と、放射線を受けなかった集団、この二つの集団を比べて、発がん率の違いを調べるのである。

 原爆を投下され大きな被害を受けた広島・長崎の被爆者を長年調査した結果、だいたい100〜150ミリシーベルトを超えると、放射線を受けた集団の発がん率が高くなることがわかっている。裏を返せば、100ミリシーベルト以下では、発がん率が上昇するという証拠がないのである。

 がんはさまざまな原因で起こる。細胞分裂の際のコピーミスが基本なので、放射線のみならず、老化、タバコや酒、ストレス、不規則な生活習慣でも起こる。

 100ミリシーベルトの放射線を受けた場合、放射線によるがんが原因で死亡するリスクは最大に見積もって、0.5%程度と考えられている。

 現在、高齢化の影響もあり、日本人の2人に1人は(生涯のどこかで)がんになり、3人に1人はがんで亡くなっている。つまり、がんで死亡する確率は(だれにとっても)33.3%である。放射線を100ミリシーベルト受けると、これが33.8%になることを意味する。

 人口1000人の村があれば、そのうち333人は、放射線がなくても、がんで死亡する。この村の全員が100ミリシーベルトの放射線を被ばくすると、がんで死亡する人数が、338人になるだろう、ということである(現実には、増加は5人以下だと思われるが)。

 ところで、発がんのリスクは、実はタバコのほうがずっと大きいのである。
 
 日本人の場合、タバコを吸うとがんで死亡する危険が、吸わない場合より、1.6〜2.0倍になる(国立がん研究センターがん予防・検診研究センター予防研究部)。

 一方。2シーベルト(2000ミリシーベルト)も浴びないと、がん死亡のリスクは2倍にはならない。タバコの発がんリスクは、放射線被ばくとは比べものにならないほど高いのである。

500ミリシーベルトの放射線を一度に(勢いよく)全身に受けると、白血球が減少する。しかし、1日当たり1ミリシーベルトの放射線を、500日かけて受ける場合は、白血球は減らない。積算量は同じ500ミリシーベルトでも、放射線を浴びる期間の長短によって影響が違ってくる。

 人間は一度に200グラムの食塩を摂取すると、50%の確率で死亡する。しかし、厚生労働省が日本人の塩分摂取量の目安を1日10グラムとしているように、同じ200グラムの食塩でも、1日10グラムを20日に分けて摂るなら問題はない。代謝によって塩がその都度、体外に排出されるからである。放射性物質の場合もこれに似ている。

 毎時1マイクロシーベルト被ばくが続くと、積算して11.4年で100ミリシーベルトに達する。これは短時間であれば、人体に影響が出始める数値である。しかし、毎時1マイクロシーベルトという積算速度では、傷つけられたDNAが回復するなどの仕組みによって、医学的にはほとんど影響がないと言えるのである。

放射線が胎児に及ぼす影響には、奇形、胎児の致死、成長の遅延などがある。ただし、妊娠期間中に100ミリシーベルト(積算)以上の放射線被ばくがないと、これらの影響は見られていない。

 妊婦(胎児)や乳児が放射線の影響を受けやすいのは、細胞分裂が活発だからである。細胞分裂のときDNAが不安定になり、傷つきやすくなるのである。

 器官形成期と呼ばれる妊娠初期の2か月間が特に放射線の影響を受けやすく、また妊娠2か月〜4か月の胎児期初期も、比較的影響を受けやすいとされている。また、胎児の体が小さいことも一因である。薬でもアルコールでも、体が小さければ影響が大きいのと同じである。

 赤ちゃんは「これから生きていく時間」が長いことも発がんリスクに関係する。細胞のコピーミス(がん細胞の発生)があってから、がんが検査で見つかるほど大きくなるまでには、10年〜20年ほどかかる。つまり、90歳の人が「これから新しくがんになる可能性」はゼロに近い。しかし、赤ちゃんは今後の長い人生の中で、「がんになる可能性」も高くなる、というわけである。

 妊娠前の女性の被ばくによる影響が、胎児に及ぶことはない。安心して出産を迎えていただいて大丈夫である。

 このことは国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告「妊娠と医療放射線」に示されている。その要旨には「胎児が浴びた放射線の総量が100ミリグレイ(=100ミリシーベルト)以下では、放射線リスクから判断して妊娠中絶は正当化されない」と書かれている。

 小学生や思春期の青年の健康を心配する声もある。大人に比べればまだ小さいし、人生の長さを考えれば、同じ放射線量でも、大人より影響は大きいはずである。体の大きさや年齢などから、幼児用と成人、いずれの規制値をあてはめるか考える必要がある。

 食品の規制値は、そもそも幼児の基準に合わせてあるので、かなり安全である。脱毛や白血球の減少といった「確定的影響」は、250ミリシーベルト以下の被ばくでは起きないので、心配はいらない。

放射線がカラダに与える影響には、二つのタイプがある。「確率的影響」と「確定的影響」である。「確率的影響」は「発がん」のことを指す。放射線による発がんは、遺伝子が放射線によりキズを受けることによって、がんの発生を招くことが原因と考えられる。

 厳密に言えば、遺伝的影響(子孫に対する影響)も、確率的影響に含まれる。しかし、遺伝的影響は動物実験で認められたことがあるものの、原爆の被爆者を中心とした長年の詳細な研究にもかかわらず、ヒトでは認められたことがない。「確率的影響」=「発がん」が起こる確率は、ごくわずかな量の被ばくであっても上昇し、被ばくした放射線の量に応じて増加するとされている。これ以下の線量ならば大丈夫という境目=しきい値(閾値)はないことになるが、これはたった一つの細胞の異常(遺伝子の変化)であっても、それががんになる可能性を否定できないからである。

 しかし、100〜150ミリシーベルト未満の放射線被ばく(全身被ばくの積算)では、発がんの確率が増すかどうか、はっきりした証拠はない。

 国際放射線防護委員会(ICRP)などでは、実効線量で100ミリシーベルト未満でも、線量に従って、一定の割合で発がんが増加するという「考え方」を’念のため’採用している。

 これは、100ミリシーベルト以下でも発がんリスクが増えると考える方が、被ばくが想定される人々にとって「より安全」であるという理由によるものである。

「確率的影響」と区別しなければならない、生物に対する放射線の影響がある。「確定的影響」である。こちらは、髪の毛が抜けたり、白血球が減ったり、生殖機能が失われたりするものである。

 この「確定的影響」は、放射線で細胞が死ぬことによって起こる。逆に、(確率的影響)である発がんは、死なずに生き残った細胞に対する影響と言える。人間の場合では、遺伝的影響(子孫への影響)は、広島・長崎では観察されていないので、「発がん」以外の影響は、確定的影響だと考えてよいことになる。

 放射線のダメージを受けて死亡する細胞が増え、生き残った細胞が、死んだ細胞を補えなくなる放射線の量が「しきい値(閾値)」である。放射線の量が、しきい値に達すると障害が現れるが、それ以下であれば大丈夫というわけである。

 わずかな量の放射線を浴びても発生する「確率的影響」と、ある程度の放射線を浴びないと発生しない「確定的影響」(脱毛、白血球の減少、生殖機能の喪失など)は、区別して考える必要がある。

 2011年3月24日、3人の作業者が、足の皮膚に等価線量(局所被ばく)として2〜3シーベルト(=2,000〜3,000ミリシーベルト=2,000,000〜3,000,000マイクロシーベルト)の放射線を浴びたと報じられた。3シーベルト以下であれば、皮膚の症状(放射線皮膚炎)はまず見られない。しきい値に達しないからである。

 実効線量(全身被ばく)で250ミリシーベルトを超えないと白血球も減らない。この線量が、すべての「確定的影響」のしきい値である。これより低い線量では、確定的影響は現れない(男性の場合、100ミリシーベルトで、一時的な精子数の減少が見られる。ただし、子供に対する奇形などの遺伝的影響は、広島・長崎でも、見られていない)。

 そして、私たち一般市民が実効線量で250ミリシーベルトといった大量の被ばくをすることは、まず想定できないのである。私たちが心配すべきは「確率的影響」、つまり、発がんリスクのわずかな上昇だけである。その他のことは、問題にならない。

今、福島第一原発の事故で、放射線被ばくを心配する人が大勢いる。

 たしかに、私たちの細胞は、放射線によりダメージを受ける。しかし、生命が地球上に誕生した38億年前から、私たちの祖先はずっと放射線を浴び続けてきたから、細胞はDNAのキズを’修復’する能力を身につけている。自然被ばくのレベルから放射線量が増えても、余裕を持って対応できる。

 ところが、大量の被ばくになると、’同時多発的’にDNAの切断が発生するため、修復が間に合わなくなり細胞は死に始める。500ミリシーベルトといった被ばく量になると白血球の減少などの「確定的影響」(しきい値がある障害)が発生する。逆に、しきい値以下の線量では、確定的影響は見られないが、200ミリシーベルトという低い線量でも、発がんの危険は上昇する。

 被ばく量と発がんリスクの上昇についての関係は、広島・長崎の被爆者のデータが基礎になっている。原爆での被ばく量は、爆心地からの距離によって決まるから、被爆時にどこにいたかがわかれば、被ばく線量は正確に評価できる。

 たとえば長崎では、爆発した時に出た放射線(初期放射線)は、爆心地から半径3キロ付近で7ミリシーベルト、3.5キロ付近で1ミリシーベルトだったことがわかっている。この他に、初期放射線によって放射化された土や建物からの放射線(残留放射線)もあったが、急速に減少し、短期間でほとんどなくなった。(長崎では爆心地から100メートル地点での初期放射線量は約300グレイであったが、原爆投下24時間後には0.01グレイまで減少したとされる。)

現代日本人は、リスクの存在に鈍感である。今回、突然降ってわいた、「放射線被ばく」というリスクに日本全国で大騒ぎをしているが、他にも、私たちの身の回りに、リスクはたくさんある(国立がん研究センター がん予防・検診研究センター予防研究部)。

 たとえば、野菜は、がんを予防する効果があるが、野菜嫌いの人の「がん死亡リスク」は150〜200ミリシーベルトの被ばくに相当する。受動喫煙も100ミリシーベルト近いリスクである(女性の場合)。

 肥満や運動不足、塩分の摂り過ぎは、200〜500ミリシーベルトの被ばくに相当する。タバコを吸ったり、毎日3合以上のお酒を飲むとがんで死亡するリスクは2倍くらい上昇するが、これは2000ミリシーベルトの被ばくに相当する。つまり、今回の原発事故による一般公衆の放射線被ばくのリスクは、他の巨大なリスクの前には、’誤差の範囲’と言ってもよいものである。(とくに100ミリシーベルト以下の被ばくのリスクは、他の生活習慣の中に’埋もれて’しまう。)

 ただし、喫煙や飲酒などは自ら’選択する’リスクであるが(リスクと知らずに選択している場合も多い)、原発事故に伴う放射線被ばくは、自分の意志とは関係ない’降ってわいた’リスクである。放射線被ばくは、その意味で、受動喫煙に近いタイプのリスクと言えるであろう。

 「ゼロリスク社会、日本」の神話は崩壊した。今回の原発事故は、私たちが「リスクに満ちた限りある時間」を生きていることを再考させる契機である。

放射線の人体への影響を考える場合、積算値で年間100ミリシーベルトを基準にする。放射線医学総合研究所が作成した「放射線被ばくの早見図」を参考に説明する。
http://www.nirs.go.jp/data/pdf/hayamizu/j/0407-hi.pdf

 広島・長崎の被爆者を長年追跡調査した研究結果から、積算値が100ミリシーベルト以下の場合、人体に明らかな影響があるとは言えない。(具体的には発がん率の上昇が見られないのである。)

 とはいえ、人命に関わることなので、「証明はできないが、ほんのわずかに危険性が増しているかもしれない」ということを想定して、許容できる放射線量の基準を設けているのである。これを「安全側に立つ」と言う。

 そもそも、緊急時ではなく、平時における一般公衆の年間線量限度は1ミリシーベルトである。これが世界標準。他方、自然放射線量は、日本平均で1.5ミリシーベルト、世界平均だと2.4ミリシーベルトである。平時では、自然被ばくの他に、年間1ミリシーベルトまでの被ばくを許しているわけである。

 国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告では、緊急時の場合、年間20〜100ミリシーベルト、復興時には年間1ミリシーベルトに戻すべきだとされている。

 福島第一原発の事故に際して、日本政府が当初採用した基準は、予測される実効線量が10〜50ミリシーベルトならば屋内退避(福島第一原発から半径20〜30キロ圏内)、50ミリシーベルト以上ならば避難(同、20キロ圏内)というものであった。

 これは、原発事故から1〜2日というような短期間に大量の放射線を受ける場合の健康被害を想定して作られたもの。放射性物質は必ずしも同心円状に広がるのではなく、風向きや地形に左右されるため、20〜30キロの内外にかかわらず、積算線量の高いところと低いところが出てくる。また、長期間にわたって積算された被ばくを想定していなかったので、政府は新たな基準を策定した(2011年4月11日)。

 それによると、「計画的避難区域」は、事故発生から1年の期間内に積算線量が20ミリシーベルトに達する恐れのある区域。国際放射線防護委員会や国際原子力機関(IAEA)の基準を考慮したものである。(1カ月を目処に避難が求められていたが現在も続いている。)

 また、「緊急時避難準備区域」は、これまで「屋内退避区域」となっていた福島第一原発から半径20〜30キロの区域のうち、「計画的避難区域」以外の区域を指す、とされた。

 基準値は、事故直後の「緊急時」から、復興途上の「現存被ばく状況」、そしてそして「平時」へと段階的に移行するべきものである。

 現在私たちが置かれているのは「現存被ばく状況」である。「平時」の基準を適用することは現実的ではない。(とはいえ、現存被ばく状況の「年間積算量20ミリシーベルト」は暫定的な基準であり、平時の1ミリシーベルトに近づける努力は必要である。)

 また、こうした基準値は、絶対的なもの、これを超えること自体が「危ない」ものだと考えるべきではない。私たちが抱えているのは被ばくのリスク「だけ」ではないからである。避難や規制に伴うさまざまなリスクや心理的な負担と、被ばくのリスクを勘案し、より「まし」な方を選択しなければならない。

 もちろん、原発事故により、不要なリスクを抱え込むことになったこと自体は、悲しむべきことである。しかし、こうなっってしまった以上よりよい方向を探るしかない。どんな選択でもリスクがゼロということはないのであるから。

 リスクを引き受ける当事者が主体となり、その実情に応じた柔軟な対応がなされることが望ましいと言えるであろう。


65. 2011年7月20日 03:59:47: QlEKbEjH16

 放射線被曝のリスクは広島・長崎の原爆被爆者のデータ(大線量被曝)をもとに推定されている。リスクが線量値に比例すると仮定した国際放射線防護委員会の1990年勧告値をもとに、被曝線量に対するリスクが推定できる。これによると、1ミリシーベルトの瞬時全身外部被爆した場合の致死ガンの発生率は、10万分の5である。この意味は、10万人の公衆が、全員1ミリシーベルトの瞬時被曝した場合、その中の5人が将来、致命的なガンを発症する確率にある。

 原子力事業者や政府は、平時の公衆の放射線被曝を年間1ミリシーベルト以下にする努力義務がある。しかし、万一の核災害で、数十ミリシーベルトの被曝をしたとしても、そのリスクはさほど高くはなく、個人としては心配しないほうがよい。

 この1ミリシーベルトと等しいリスクの例としては、紙巻たばこ50本の喫煙、自動車500キロメートルの走行であると考えられている。2000年の我が国の死因の3割はガンで、トップである。もし毎日20本喫煙し、それを30年間続けたならば、放射線被曝換算で、4300ミリシーベルトの半致死線量に相当するリスクになる。

 ガンマ線や中性子による外部被曝に対する人体の放射線障害は、広島・長崎の被曝者に対する研究からかなりのことがわかっている。障害は被曝後数週間以内に発症する急性障害と数カ月から数十年の潜伏期を経てから発症する後障害とに分類される。250ミリシーベルトを超えた線量を全身に短時間のうちに受けた場合に、被曝の影響が比較的早期に発生する。その症状は線量の大きさによって異なる。

 細胞の放射線感受性は、細胞分裂が盛んな細胞ほど高い。造血器官、生殖腺、腸管、皮膚などは被曝の影響を受けやすい。さらに胎児期は器官や組織が造られ細胞分裂が盛んなので、胎児は放射線の影響を受けやすい。

 被曝による人体影響の現れ方には、線量の閾値(しきいち)の有無で大きく二つに分けられる。それは確定的影響と確率的影響である。

 一つめの確定的影響は、ある量(閾値)以上の線量を被曝した場合にのみ発生する。例えば、脱毛や、皮膚が赤くなる、白内障などの影響である。症状の現れ方には多少の個人差はあっても、線量の大きさによって同じような症状が現れる。この確定的影響には次の特徴がある。
(1)同程度の線量を被曝すると、誰にでも同じような症状が現れる。
(2)症状は、閾値以上の線量で現れる。
(3)症状の重さは、線量の大きさに依存する。

 二つめの確率的影響は、閾値となる線量がなくて、わずかな線量を被曝しても、一度きっかけができると、この種の障害が発生する確率が生じると考えられている。放射線による発ガンや、遺伝的障害がこの例である。

 放射線被曝により誘発される発ガンは、線量に比例し、被曝後、長い年月の潜伏期を経て、症状が現れる。この種のガンには、甲状腺ガン、乳ガン、胃ガン、肺ガン、結腸ガン、白血病などがある。被曝後のガン発生率は、広島・長崎原爆被曝者の調査から、500ミリシーベルト以上の被曝をした場合、その被曝線量に比例してガンの発生率が増加することがわかっている。しかし、200ミリシーベルト以下の被曝者には、ガン発生率の増加は認められていない。発ガンには、放射線以外の要因があって、我が国では、4人に1人はガンで亡くなっており、低線量の放射線被曝による発ガンを確認することは極めて困難である。もし数十ミリシーベルトの線量を被曝した場合に、それによって将来ガンになる確率は、その他放射線以外の因子でガンになる確率よりも低いことになる。
なお、国際放射線防護委員会の1990年勧告では、1000ミリシーベルトの被曝に対して、致死ガン誘発の確立として100分の5の値を示している。

 放射線の遺伝的影響は、これから子どもをつくる人が生殖腺に放射線を受けた場合に発生する確率をもつ影響である。ただし、広島・長崎の原爆生存者の調査では、この遺伝的影響は見つかっていない。見つかっているのは、ショウジョウバエやマウスなどを用いた実験からである。ヒトへの影響に関しては、この生物実験の結果から遺伝的影響を推定しているだけである。もしも10ミリシーベルトの線量を被曝したとすると、将来の子孫に遺伝的影響が現れる確率は100000分の6と推定される。100ミリシーベルトならば、その確率は10000分の6となる。

全身被曝による急性放射線障害 単位:ミリシーベルト
 250以下:ほとんど臨床症状なし
 500  :リンパ球の一時的減少
1000  :吐き気、倦怠感、リンパ球著しい減少
1500  :半数の人が放射線宿酔(二日酔い症状)
2000  :長期的な白血球の減少
3000  :一時的な脱毛
4000  :60日以内に半数の人が死亡する

確定的影響の例とその閾値 単位:ミリシーベルト
一時的不妊
 男性(精巣):150
 女性(卵巣):650以上
永久不妊
 男性(精巣):3500以上
 女性(卵巣):2500以上
一時的な脱毛 :3000
白内障    :2000
胎児被曝
 流産(受精から15日)   :100
 奇形(受精後2〜8週)   :100
 精神遅滞(受精後8〜15週):120

外部被爆
体外から放射線を照射される被曝の形態。

内部被曝
体内に取り込まれた核種から放射線を照射される被曝の形態。
例えば放射性ヨウ素は甲状腺に蓄積し、その組織が集中的に被曝するので危険。
一方、セシウムは全身の筋肉に蓄積する。
人体へのリスクは放射性ヨウ素のほうが高い。
人体内に通常、およそ1万ベクレルの放射性カリウムや放射性炭素などがある。
健康影響のリスクは、概して100万ベクレル程度以上が体内に入り込んだ場合である。

 広島・長崎の原爆による放射線の被曝量(線量)は爆心からの距離別にまとめられている。1965年に暫定的に線量は推定されたが(TS65D)、1986年に日米合同の調査により再評価された(DS86)。DS86によると、広島原爆の爆心地から1000メートルの距離にいて被曝した皮膚表面のおよその線量は、ガンマ線によるものが4グレイ(=4シーベルト)で中性子によるものが0.2グレイ(0.2シーベルト)となる。光と同じく電磁波であるガンマ線は遠方まで届くが、中性子は質量がほぼ同じ空気中の水素原子との衝突によりエネルギーを失うので、遠方では大きな線量成分とはならない。

 爆発直下500メートル以内にいて生存した人たちがいた。1968〜70年に行われた原爆被災復元調査により、その圏内に78名の生存者が確認された。男性48名、女性30名で、被爆時の年齢は9歳未満3名、10〜19歳24名、20〜29歳15名、30〜39歳16名、40〜49歳17名、50〜59歳3名であった。彼らはコンクリートの建物、地下室、満員の路面電車の中にいた人たちだ。電車内の生存者が7名いたのは驚異である。

広島大学原爆放射能医学研究所(広島大原医研)プロジェクト「近距離被爆生存者に関する総合医学的研究」により、これらの生存者の調査研究が1972年から実施された。蒲田七男博士らの抹消血リンパ球染色体異常に基づく個人被曝線量推定から、これらの生存者の平均値は2800ミリグレイ(=2800ミリシーベルト)「DS86」と評価された。建物の壁などにより放射線がかなり遮蔽された結果である。

1972年から25年間の死亡者数は45名だった。その年齢別死亡症例数は60歳未満4名、60歳代10名、70歳代15名、80歳代13名、90歳代3名だった。死亡時の平均年齢は74.4歳であり、顕著な寿命短縮は現れなかった。


66. 2011年7月20日 04:06:07: QlEKbEjH16

 放射線防護学の研究グループの体験記

 1997年7月オブニンスクの医学放射線研究センター(MRRC)のロシア・ブリャンスク州高放射能汚染地区へのフィールドミッションに参加した。笹川記念保健協力財団のチェルノブイリ医療協力事業の一環である。モスクワから南西90キロメートルに位置するこの都市は、日本では「つくば」に相当する旧ソ連の科学都市である。街の壁には、アインシュタインの有名な式(E=m×cの2乗:質量に光速度の二乗を乗じた値はエネルギーに等しい)が大きく描かれている。なお、1954年に世界初の原子力発電所がこの地に誕生している。

 このミッション参加者の内訳はMRRCからステパネンコ博士、コンドラショー博士、シャフターリン博士ら7名、科学工業ユニオン・タイフーンから事故直後に現地調査をしたスニコフ博士、モスクワの生物物理学研究所からヨウ素129の調査のための土の採取にガブリーリン博士、ブリャンスクダイアゴナスティックセンターからアレクサンドル博士、イズベスチヤ紙の記者チェチェン氏、そして私の総勢12名である。4個のスペクトロメータを搭載したモービルラボを含む3台の車で、7月18日朝9時にオブニンスクを発ち、南西方向に約400キロメートル離れた町クリンシーへ向かった。このミッションは、その前年に原医研に客員教授として招待されていたステパネンコ博士からの提案がその発端だった。彼から、ロシアで最も汚染した村ザボリエの話を聞いた私は、その調査の機会を心待ちにしていた。

 私のねらいはチェルノブイリ事故からのフォールアウトで高レベルに汚染した居住制限地区の被曝線量調査である。

 途中ブリャンスクダイアゴナスティックセンターに立ち寄り、ドロホフ博士から現地の甲状腺がんの疫学的状況の説明を受けた。土壌汚染の少ない地域でも、甲状腺がんの発生が少なくないと言う。その晩クリンシーに到着した。

 ウエートホテルを基地として日帰りの現地調査が翌日からはじまるのだが、私がこれまで経験した、旧ソ連のホテルの中でも最もレベルの低いものであった。9泊の滞在中に、シャワーの湯は二晩しか供給されなかったし、部屋は一度も掃除されなかった。支配人は私たちに挨拶に来てベストを尽くすと言ったにもかかわらず、他のロシア科学者たちも同様な悪印象をもったようだ。

 バザールで魚の燻製(くんせい)、野菜、西瓜、チーズ、豚肉などの食料品を調達した後、11時45分に出発。ザボリエ村の6キロメートル手前、眺めのすばらしいマカリチの丘の上で昼食休憩。毎時0.36マイクロシーベルト。この場所で、前年の厳戒管理区域での調査で校正した検出器を用い、セシウムの地表面汚染密度のその場測定を試みた。

 セシウム137が放射するガンマ線を直径2.5センチメートル、長さ5センチメートルのヨウ化ナトリウムの結晶で検出する。その一秒間当たりの計数と汚染密度との関係を既に求めているので、その計数を測定することから、未知の土地の汚染密度を知ることが可能である。液晶画面を有するスペクトロメータと称するノートサイズの装置にガンマ線のデータを記録し、それを信号ケーブルでつないだノートパソコンへ読み込む。このパソコンで汚染密度が計算できるようにしてある。測定に3分、計算に2分で、結果が出せる。

 その場でのセシウム137放射能の測定結果は平方メートル当たり316キロベクレルだった。この迅速な評価にロシア科学者たちの関心が集まった。今回が、オブニンスクの科学者たちとの最初の合同調査である。

 昼食を終え、いよいよ厳戒管理地区・ザボリエ村へ移動。レンガ造りの旧織物工場の壁からドリルで直径5センチメートルのレンガ試料をくりぬいた。その近くでその場測定した結果は、セシウムの汚染は平方メートル当たり5.1メガベクレル、線量率が時間当たり3.9マイクロシーベルトと確かに高い値だった。

 その廃工場の前の草原で、村のウシャコフさん(40歳)が草刈りをしていた。日に焼けた筋肉質の男性。そこでチェルノブイリという名の、丈50センチメートル程の真っ直ぐに伸びた先に小さな花を見た。群生せず、一本のみが、ひっそりと咲いていた。

 その後、旧養鶏場へ移動した。そこも同様に高濃度に汚染していた。セシウムの汚染は平方メートル当たり6.3メガベクレル。

 ウシャコフさんをマカリチの川辺へ連れていき、車に搭載した機械で体内放射能量を測定した。セシウムの全身量は10万ベクレルだった。この放射能は筋肉組織に分布し、ガンマ線を放射する。彼の場合、これによる年間の内部被曝線量を3ミリシーベルトと推定した。

 小川には近くに放牧された牛たちが水を飲みに来るため、糞が多数あった。それを踏まないように気をつけながら、私たちはパンツ1枚で水浴を楽しんだ。小川での水浴は最高。ロシアのアルブス(西瓜)もうまい。この時、マカリチで入手したウォッカを喉の奥に入れた。クリンシーのホテルの風呂には湯がないので、その後毎日、小川が風呂代わりとなってしまった。風呂好きの私は、毎日、動物の糞を踏まないようにと願った。

 チェルノブイリ事故後、1989年にザボリエなどの村の住民は退去することになったが、そのまま居残った人たちがいる。20時、ウシャコフさんの家を訪れ、家の内外の放射線を測定させてもらった。彼の家の外の線量率は毎時2.9マイクロシーベルトだが、中は外からの放射線が壁で遮蔽されているため約4分の1と低かった。家で12時間、屋外に12時間いるとし、彼の1年間の外部被曝を推定すると、およそ14ミリシーベルトになる。この量は日本と比べると約10倍だ。セシウムに汚染した村に暮らすウシャコフさんは、内部被曝の3ミリシーベルトと合わせて、総被曝線量は年間17ミリシーベルトと推定した。

 家の玄関先の日陰には長椅子が置かれ、彼のお母さんや近所の老人たちが腰掛けた。日本や広島の話をした。「広島では何人が亡くなりなしたか」と聞かれた。「1945年の12月までに市民14万人が死亡したが、今は完全にきれいになり、復興しています」と伝えた。

 前年ベラルーシで苦い思いをしたので、今回はポラロイドカメラ用意していた。この村には、電気、電話はないし、もちろん写真店も存在しない。いっしょの写真を撮り、それを渡すと大層喜ばれた。帰りには、籠いっぱいの新鮮なキノコをもらった。21時40分村を出た、日没。

 ウシャコフさんがこのゾーンで今後50年間暮らした場合、チェルノブイリ事故起因の外部被曝線量を推定すると269ミリシーベルトになる。
体内のセシウム137放射能量から推定される50年間の内部被曝は72ミリシーベルトである。したがって推定総被曝線量は341ミリシーベルト。なお、放射線被曝した歯のエナメル質の電子スピン共鳴測定から、ステパネンコ博士のグループが評価した1986年から1996年の外部被曝線量は180ミリシーベルトであり、1年間当たりでは平均18ミリシーベルトであった。一方、スニコフ博士は事故直後に、ザボリエのある地点で、被曝線量を、1986年から1990年まで住み続けたと仮定した場合で、より大きな値である1000ミリシーベルトを、1990年から2060年まで住み続けた場合で400ミリシーベルトと推定している。しかしこの調査の後、彼は亡くなってしまったので、この違いを今となっては、議論できない。

 これに対し日本で毎年、胃と胸部のX線集団検診(1回4および0.3ミリシーベルトの被曝)を50年間続けると、自然放射線による被曝も含めて290ミリシーベルトの線量になる。一方、ザボリエ村のセシウム137の残留放射能密度の最大値は、1平方メートル当たり6.3メガベクレルだった。したがってセシウム放射能汚染密度が日本の場合の約1000倍以上高いにもかかわらず、被曝線量の今後に関してはザボリエと日本との間には大差はないことになる。

 ホテルでの食事は、科学者チームによる自炊だった。各自1回は調理するとのことで、私も一度皆の希望で日本食を用意することになってしまった。そこでNHKの番組「男の料理」でみたある俳優のキャベツ料理を思い出した。それは、1個丸ごとのキャベツと、豚肉を使った単純なメニューだった。もちろん、この料理は私にとって、これが最初の試みだ。

 幸い韓国製の醤油を、ロシアの友人がバザールで調達してくれていたので助かった。本当は日本酒も必要なのだが、ないので代わりに皆が好きなウォッカを用いた。砂糖に醤油、それにウォッカを混ぜたソースを、鍋の具にかけたとたん、ロシア人たちの目は点になった。今晩の食事をあきらめた顔をしたように見えた。彼らロシア人は決して、ウォッカを料理には用いないと後で聞いた。20分くらい煮込んで、まだかまだかと待たせた後、各自の皿に盛り付け、食事開始。おっかなびっくりの彼らだったが、とたんに皆明るい顔になって「クスナ(美味しい)」と言ってくれた。

 さて、本日ザボリエ村でいただいたキノコは、チーム一の料理人がフライパンで炒めてくれた。せっかくだから、ロシア一の汚染村からのキノコを食べる前に測定することを提案した。スペクトロメータの液晶画面にセシウムの存在を示す大きなピークを見た。1個当たり約1000ベクレルのキノコは好い味だった。「オーチンクスナ(大変美味しい)、トースト(乾杯)」

 翌朝、早速自分の体内放射能量を自ら、ホテル室内で測定した。1インチサイズの検出器は、人体測定用に校正してきていた。これにより、世界のどこでも測定ができるようになっている。今回の自分の体の測定が記念すべき最初の使用だった。その結果、私の体に4キロベクレル(=4000ベクレル)のセシウムが取り込まれたことが判明した。これによる内部被曝の推定は0.04ミリシーベルトである。これが、携帯型測定器による放射能全身測定のはじまりであり、かつ自分自身の体を用いた人体実験のはじまりでもあった。

 翌朝から開始した自らの体内に含まれる放射能セシウム137量の経時変化の測定は帰国後も続いた。その結果は、初期の4日間で半分になり、その後104日で半減するように徐々に排出されていった。現在は検出されないくらいにまで減少している。セシウムは取り込まれた後、全身の筋肉組織に均等に分布し、私の例のように少しずつなくなる。この代謝によって半減する期間を、生物半減期と言う。セシウム137の物理半減期30年に比べると、その生物半減期は成人の場合約100日とかなり短いことがわかる。放射能セシウム137は全身分布とこの短い生物半減期のため、造血器官に近い骨に沈着して生物半減期の長いストロンチウム90やプルトニウムと比べ危険性は相対的に低い。

 今回の10日間の調査が原因の私の被曝線量は内外被曝合わせて、約0.3ミリシーベルトと推定した。この量は日本で実施されている胃のX線集団検診による被曝線量4ミリシーベルトの10分の1以下である。胃の撮影が瞬時の被曝に対し、少しずつ受けた被曝、すなわち低線量率の継続的被曝である。被曝量が同じでも、この低線量率や分割被曝の場合のリスクは低い。


67. 2011年7月20日 05:51:55: C1XTCG7GXY
>>66
長い散文珍しく読みました。
1、チェルノの平均寿命が以前は70歳後半(ヨーグルト長寿の代名詞)から50歳台に落ち込んでいるのを追認できた記述がありました。
2、携帯型カウンターはいいが少なくとも3インチNAI検出器がほしい。ホールボデーでセシウムが比較的安全ならセシウム10000ベクレル食べてそのホールボデーカウンターで補正した正確なデーターがほしい。というのはNAIの結晶が3次元的に放出されるガンマー線のなん%検出できるか?の計数効率がみたい。
測定が5000ベクレルだったら実際そのホールボデーカウンターの測定×2倍が性格な内部被爆量である。ちなみにいま現在通院してません?高血圧、がん、いぼなど皮膚異常等々、、放射能との関連ないと思ってたらあなたは幸せ者です。誰かさんと同じように早死にはしないように。

68. 2011年7月20日 06:23:13: C1XTCG7GXY
>>65
申し訳ないがそれ素人の意見。GHQとか記者が現地の被害者を想定被爆量(主観)の報告の域をでない。
本来、学問として捕らえるなら対人の耐性の違いを議論のスタートにしないといけない。つまり人によってはもっと少ない量で致命的ダメージをもたらす体質の人を押さえてないといけない。このことはアルコール、タバコの薬害から容易に想像できおそらくDNAを調べると数値化できる。広島長崎の原研はモルモットの観察が主で1950年台から進歩がない。いまは21世紀なんだけどね!テーラメード医療の先進国として自負してるわが国で分野によってはこれだけの知識差を生じてるのは?村で優秀な人材よりも隠蔽体質を重視する結果なのか?

69. 2011年7月20日 07:22:06: 4snUR3NSMc
67様

アクセス数の多いスレッドに必ず現れる「爆撃」のような上記のコピペに、我々は辟易としていましたが、「またか」ということや「結構専門的な雰囲気」でスルーすることが多かったのですが、67様のような「カウンターパンチ」を喰らわせる猛者が現れることを待っていたところもありました。

ありがとうございます。これからもお願いします。


70. 2011年7月20日 12:57:41: CtvjFJyzas
これは裏を取らないといけないと思います。

昨日、少し調べたことがあるのであとで報告します。

昼休みもう終わりますので。

でも、要約すると、災害救助法の適用による「旅館などへの避難支援」は、仮設住宅ができるまでという規定があるようなんです。ですから、国や県側は仮設住宅に入ってくださいという理屈らしいです。
しかし、この災害救助法による旅館等への避難規定を適用するためには、福島県が他の都道府県に「要請」する必要があるのですが、福島県は当初から「要請」しようとはしなかったらしいですね。

やはり、福島県は住民の県外避難については消極的だということは確かなようです。

とりあえず、以上。


71. 2011年7月20日 15:23:50: Rn4eyZEmCM
政権、地方自治体、官僚が完全に日本人の敵になった。

国民は自分の身は自分で守るしかない。
彼らに従って、障害者になる、又は殺されるか、
または自分を守るか。

マスコミは完全に日本人を殺す手助けをしている。
共犯者である。

今や、敵を攻撃する段階に入った。
今、戦わなければ、日本人は消滅する。評論している暇はない。

彼らは、日本人はすばらしいだの、絆などということで、(By AC(ACには東電も入っている))
安心させ、着々と日本人を殺し始めている。


72. 2011年7月20日 18:39:25: P8BWSb01EI
しかし、やつらには、逆浸透膜法で汚染水を浄化しようとする気は在っても、逆浸透膜法で飲料水を供給しようという気は起こらんのだろうか?全くの「あほ」だな!

73. 2011年7月20日 19:34:44: 9uXAomwvPw

 ロシアの兄弟作家アルカディ・スツルガフスキーとボリス・スツルガフスキーのSF小説に「道路の近くでピクニック」がある。宇宙人が地球のある地域に来た。そこではいろいろな怪奇現象が生じ、国連軍はそこを立入禁止地区とした。自分の科学的興味と人々のために、自らの健康障害も顧みない科学者たちがその地を調査した。そのような科学者・研究者をスタルケルという。

 1999年9月下旬、ステパネンコ博士チームのベラルーシのゴメリ・ホイニキ郡へのミッションに参加した。これは、チェルノブイリ笹川医療協力プロジェクトが診断した、甲状腺ガンとなった子どもたちの甲状腺個人線量精密評価プログラムである。

 ゴメリでは、ベラルーシ放射線医学研究所ゴメリ支所長のシェブチュック博士の協力を得て、ホイニキ郡と30キロメートルゾーンの調査を実施した。調査項目は、甲状腺ガンになった子どもの両親への面接、本人のホールボディーカウンティング、周辺土壌の採取の三点。

 9月30日 ヴィッチ村へ向かう途中、ラジオ放送で「タカイムラでの核事故」
のニュースを聞いた。「タカイムラ?」は東海村のことだった。ベラルーシの大統領は、「いつでも日本への緊急支援をする用意がある」と声明した。

 10月1日 許可が得られ、制限区域へ入る。途中、勢いよく駆ける数頭のイノシシを見かける。住民がいないので、繁殖しているらしい。獰猛で危険だ。

 14時マサニ放射線調査基地へ到着。1990〜97年の間、この地区で働いたヴィクトル・N・フェドロフが、この施設を建設した。2名の調査員が、2週間交替で、常時配置されているという。正に、厳戒管理地区に暮らす、勇気あるスタルケルたち。

 主任のススコフさんに周囲を案内してもらった。周辺は毎時10マイクロシーベルト、その場測定の結果、セシウム137は平方メートル当たり8メガベクレルの汚染地であった。森の各樹には白いペンキで番号が付けられている。長期間の生態系を調べるための、ひとつの監視対象となっている。

 苔の生えたフィールドで、比較的大きなキノコ38グラムを見つけた。ホテルに持ち帰り、測定した結果、キノコのセシウム137放射能は1.2キロベクレル、キログラム当たりでは33キロベクレルとかなり高いレベルに汚染している。

 地表面で、プルトニウムの微粒子ホットパーティクルを見つける目的で、アルファカウンティングをした。プルトニウム粒子は重いので、爆発した原子炉周辺のこのゾーンの外へは、ほとんど漏洩していないことがわかっている。そこで、この4号炉から10キロメートル程度しか離れていないマサニにならば容易に発見できると信じた。この一帯は、プルトニウムの汚染が、平方メートル当たり3700ベクレル以上と報告されている。しかし、アルファ線を多数放射する粒子は見つからなかった。2箇所で捜したが、計数はゼロだった。厳戒管理地区の外のホイニキ郡でも同様な測定をした結果の最大値は、毎分5カウントだった。

 作業終了後、スタルケルドーム(家)で、ウォッカを飲みながら、ススコフさんと汚染地での調査について意見交換した。汚染調査の意味、環境の回復、再定住などについて。将来、私もこのドームを基地として調査したい。

 放射線防護学研究グループの体験記


74. 2011年7月20日 19:36:27: 9uXAomwvPw

 チェルノブイリ発電所事故による核災害における公衆の放射線被曝の特徴は次のようにまとめられる。

@核反応が暴走した原子炉では水蒸気・水素爆発後の黒鉛火災にともない、環境へ莫大な量の放射性物質・約2エクサベクレルが放出された。事故時の急性放射線障害で、線量レベルA(4シーベルト以上)となった運転員および消防士28人が死亡した。

A半径30キロメートル以内の住民9万5000人が事故翌日から7日後にかけて緊急避難し、被曝線量の低減化がはかられた。しかし住民の最大被曝線量は、750ミリシーベルト、甲状腺線量は、数グレイ(=数シーベルト)に達していると推定されている。放射性ヨウ素に汚染した牛乳を飲むことが主な原因で、子どもたちの甲状腺の線量が高くなった。WHOの2002年までの調査では、総数4000人の小児が甲状腺がんになったが、治癒率が高く、死亡したのは15人であった。

B長半減期の放射性物質により広範囲にわたって地表面が汚染し、特に放射性雲が通過中に降雨した土地には、セシウム137の残留汚染が顕著である。ロシア、ベラルーシ、ウクライナの3カ国で、平方メートル当たり555キロベクレル以上に汚染した面積は1万300平方キロメートル(東京都の面積の4.7倍)であった。

C一部を除いた30キロメートル圏やセシウム137の汚染が平方メートル当たり1480ベクレル以上(年間線量5ミリシーベルト以上)の土地は厳戒管理地区と指定され、居住は公的には許可されていない。なお、事故後10年以後の年間被曝線量は、日本の医療検査線量と大差はないレベルである。

Dこの地区には、自らの意思で暮らす成人たちがいるので、長期にわたる調査と復興に向けた支援が必要と考える。

 福島第一原子力発電所(2011年の場合)

@地震P波を検知し核反応が自動停止したことにより原子炉の暴走破壊はなかった。そのため、半減期の短い放射性物質の危険な大量漏洩はなかった。半減期8日と短い放射性ヨウ素の周辺住民の甲状腺線量はチェルノブイリと比べて圧倒的に低く、甲状腺がんはない。

A原子力運転員の急性放放射線障害もなく、線量はレベルC:0.1〜0.9シーベルト(=100〜900ミリシーベルト)以下。


75. 2011年7月20日 20:06:12: 9uXAomwvPw

 「C1XTCG7GXY」さんの反論?は今までの中で一番ましなほうだけど、それでもやっぱりたいしたことないね。
「その人」は今でも元気いっぱいで、ぴんぴんしているよ。
今度は、批判するだけでなく、ぜひ「プロ」のあなたの意見を聞いてみたいね。


76. 2011年7月20日 20:15:31: X7DX2yHNxs
菅総理の前に、佐藤知事をやめさせないと福島県民は皆殺しにされてしまう・・・

そんな危機感を持ち始めています・・・

どうやってやめさせたらよいのですか?


77. 2011年7月20日 20:46:06: 9uXAomwvPw

 20世紀後半、米国とソ連が対立した冷戦下の核兵器開発競争のなか、2400回を超える核爆発実験が実施され、総量として広島原爆の3万5000発分の核爆発があった。実験場周辺の核汚染と住民の放射線被曝は、許容範囲にあったのだろうか。その実験がすべて軍事的であったため長い間秘密にされていたし、21世紀の今もなお、多くの実験場周辺での被曝のの実相は不明な部分が多い。原爆の原料・プルトニウムの製造地域での住民の被曝は存在しなかったのだろうか。チェルノブイリ原子力発電所事故により高レベルに放射能汚染した地域の住民たちの被曝の線量と放射線状態のその後の推移など、不明な部分が残されている。

 この疑問の答えを求めて、私は、1995年から2001年にかけて、世界の主な核災害地での住民の放射線被曝を調査した。この海外調査のために、持ち運べる実験室・ポータブルラボを開発した。航空機内持ちこみサイズのトラベルケースに、各種の小型計測機、ノートパソコン一式が入っている。これにより環境および人体に対し、主な測定と解析が現地でできる。

 この測定システムの前に、ロシアで開発された、計測機器を搭載した車「走る実験室」があった。私のは、それをさらに小型化している。だから、このポータブルラボ「トラベルケースに詰め込んだ持ち運べる実験室・ポータブルラボ。環境および体内放射能測定、アルファ・ベータ・ガンマの各放射線計測、地球座標測定(GPS)、方位測定、測量、重量秤、インスタント写真、ボイスレコードの機能がある」を片手に、航空機、トラック、漁船などに乗り、世界の被曝地を縦横に調査できた。

 核汚染地に暮らす人々は、自分たちの被曝の状態がわからず、少なからず不安を感じている。そこで測定結果を現地の住民にすぐに伝えた。

 調査地は、ロシア原爆プルトニウム製造施設周辺での核災害地、カザフスタンにある旧ソ連セミパラチンスク核兵器実験場周辺、米国の水爆実験で被曝したマーシャル諸島共和国ロンゲラップ島、産業利用を目的としたシベリアでの核爆発地点、チェルノブイリ原子力発電所事故からのフォールアウトにより居住制限と指定された地区、臨界事故で放射線が住宅街へ漏洩した東海村である。これらの調査は、文部省の科学研究補助金や、民間の国際ボランティア団体からの支援、国内および現地の科学者との共同により実施できたことを忘れることはできない。

 これらの調査から最初にわかってきたことは、世界の被災地で、過去に危険な被曝があった事実である。つぎに、その悲劇のあった土地も、年月を経て放射能汚染が減衰し、放射線被曝から解放されつつあることがわかってきたのは、嬉しい結果だった。

 放射線防護学の研究グループの体験記


78. 2011年7月20日 21:34:57: C1XTCG7GXY
>>75
専門家ではないですがガンマー線検出に1インチと書いてたので思わず反応。
I125ならいざ知らすその数十倍のガンマーエネルギーは効率的に数%しかトラップできない。いくら補正しても適した測定器ではないと!
それと福島は管理者が事故後原子炉からすぐに避難してるがチェルノは爆発後原子炉に突入していることによる被害の違い。仮に突入してたら何基かの放置爆発は起きなかったが数人の被害が出てた。使命感の違いか?チェルノは住民がすべて東電社員、日本は世界一の価格で購入するユーザと見ることができる。チェルノは甲状腺は数年後から始まるから日本ではこれから出てくる。まあ正当な比較ではないと言っときます。甲状腺被害が15人といってるが1985年だけのNHK取材でその数値をはるかに超す被害が出てるはず。NHKを取材したら1病院で1985年までだけで被害は超えてるだろう。もしあなたの言うとおりに放射能は大したことがないとしたらタバコと同程度に自由化すべき。既得権益の業界、アロカ、ラジオアイソトープ協会は大きな減収になるだろう。また放射能の人体実験の世界のメッカにも日本はなるだろう。事故後の汚染結果を元に許容で理解するのではなく本来あるべき姿を元に見るのが普通の思考だよ。

79. 2011年7月20日 22:06:31: C1XTCG7GXY
>>77
核実験は確かに起きたが爆発規模を広島とくらべるのはどうか?
ビキニもそうだけどほとんど水爆、爆発規模は大きいが原爆は起爆剤
中性子の密度を上げるだけに使っている。水爆は原爆の非ではないくらいエネルギーが大きい。世界のICBMはすべて水爆。いまだに原爆を落とす恐れがあるのは
北朝鮮だけだろうよ。

80. 2011年7月20日 23:05:15: B9uGPeqs76
>74(9uXAomwvPw )! http://www.asyura2.com/index.html の下の方の動画を良く良く見ろよ。リヴォフからでもアクセスできるし、お前の細い目でも見えるだろう。東電に使命感が無いのは認めてやる。5・6号機は復旧可能だろうからチェルニーで、お前の親父がさせたように「償わせること」も選択肢に入れられるだろう。

81. JOSELITO 2011年7月20日 23:56:03: xT29ssVd5cVLg : aWouFkBHhU
御投稿された皆様 それらをお読みの読者様へ

デモをしても取り合わない マスメディアも知らんぷり こんな応対が許され続けるのならこの国は変わりません 
陰で愚痴を言い続ける・・・ある種の自己満足で終わります それがasyura.comですよね しかしあの3月11日以後世界は180度方向転換してしまいました それまでの常識にしがみついて生きていられる時代は終わったのです 
いっそのこと皆で巨大暴動を起こしませんか 



82. 2011年7月21日 02:00:02: B9uGPeqs76
>81!お前のけて◎争準備しよるさかい!

83. 2011年7月21日 06:44:21: A4GQ7o9O02
福島県民の方々、おしっこを密封容器に保存し、医療機関で放射線測定して証明もらい、
福◯県知事、◯電、日本◯府に対する、被害届を出しましょう。

昨日の夕方、ニュースアンカー放送は(近畿限定か?関西テレビ)
山本太郎出演、福島市内の子供の尿から、セシウム検出。内部被害が明らかに。
関西テレビ、山本アナ、田中秀征さんのコメントもよかったぞ


84. 2011年7月21日 11:24:05: JDUwba6IWw
これガセですよ。県庁に電話して聞きました。
何件か同じ問い合わせがありましたが、全くの事実無根です!
との事。

85. 恵也 2011年7月21日 15:24:57: cdRlA.6W79UEw : qLITaqnBR6
>>61 出荷制限・摂取制限していない野菜・魚・水までをも警戒し、摂取しないと、かえって健康被害

それは栄養障害だろ。
停電を脅しに使ったり、栄養障害を脅しに使ったり、原発マフィアはろくな事をしないね。

しかしCTを気軽に撮ってたけど、被ばく量を考えたらこれからは遠慮した方が良いかもね。
どのみちガンになっても切り取って抗がん剤で苦しむ拷問付きの死刑にはなりたくない。

あるがままでガンと共存しガンのご機嫌を伺いながら、食事療法だ。
ガンを退治しようと痛めつけたら、ガンが反乱を起こし人体に極端な苦痛を与えるという。

>>64 放射線を100ミリシーベルト受けると、これが33.8%になることを意味する。

アンタの計算間違い!
計算上1.05倍の人がガンになるので、34.99%がガン死する。

この5%の話は、原爆を受けた急性被ばく者の統計であり、フクシマの場合は慢性
被ばく者になり、むしろ原発労働者の統計(60万人)の方を適用すべき。
原発労働者では、原爆を受けた人の統計より2倍から3倍のガン死になってます。

人間の修復能力があるから、慢性被ばくはガンになりにくいと計算してましたが実際の
統計では慢性被ばくの方が被害が大きいようです。
だから計算上では100ミリシーベルト受けると、1.1倍と考えて36.63%がガン死します。

ーーーー引用開始ーーーー
原爆被爆者の追跡調査から得られた直線モデルを使ったリスク推定よりも2倍から
3倍高い。この結果から計算すると、100mSv被ばくすると白血病を除く全がん死の
リスクが9.7%増加し、慢性リンパ性白血病を除く白血病で死亡するリスクは19%
増加する。
http://www.nuketext.org/topics3.html


86. 2011年7月21日 21:42:08: uLP45X1yXQ
福島県民の方々特に妊婦さんや子供達だけでも県外に、避難してください。

もう、政府や自治体らの指図など、待っていたら、甚大な健康被害を受けるのは、目にみえています。やつらは、能無しの冷血漢です。

信じられる学者やネットの情報を見れば、そこにとどまることは、危険極まりないということは、一目瞭然です。



87. 2011年7月22日 00:25:45: mbni5IIJ9Q

巨大暴動を起こす時!

警察に取り囲まれる状態で(管理下で)デモ行進をしていても何も聞き入れられない。脱原発社会の到来を本気で目指すなら全国民を挙げて巨大暴動を起こすべきです。
永田町に建っているビルの窓ガラスを割り尽くすもよし、役所諸共焼くもよし、東電役員を殺すもよし(吉田所長は除く)、税金を納めぬもよし、年金を納めぬもよし。国が我々に対し何も保証しない姿勢が明らかになった・・・国へ納める必要が一切なくなった。


88. 2011年7月22日 12:06:16: VWKx0mLe4M
いやいや、まってください。

菅政権がヨロヨロしながらも「脱原発」の方向に動いているのに、つまり、自民党政府ではありえなかった事態が現実にあるのに、なぜ、暴動などを起こす必要がありますか。智慧のある人間なら、事態の推移を見守るでしょう。

そんなことよりも、福島の子供を助ける現実的な手はずを考えるべきで、あなたのような主張は受け入れられません。

また、暴力は暴力という反作用を生み、言論弾圧を促進し、社会的混乱は助けられるはずの子供すら助けられなくなります。暴力絶対反対。


89. 2011年7月22日 12:18:05: VWKx0mLe4M
安全デマも許しがたいが、こういう、「扇動デマ」はさらに許しがたい。というよりも、我々のリテラシーの正当性を最も損壊するものであり、むしろ、「原発利権分子」によるものではないかとすら感じられる。つまり、追いつめられた奴らは、なんとかして、我々を「犯罪者」に仕立て上げようとしているのではないか。

こういう、「扇動デマ」を流す奴のIDを見てみましょう。
(わたしのIDも歴史はありませんのであまり胸を張れませんが)
ほかにコメントがないでしょう。つまり、阿修羅の論者ではない可能性が高い。

皆さん、是非、注意してください!!


90. 2011年7月22日 23:38:17: 4pKdJHyJlo

巨大暴動を煽る者より

私もIDを持ちません。

管首相が「脱原発」を一個人の意思として表明された・・・我々の未来への想いに対しある種の安心感を与えたという意味で一定の評価が出来ます。しかしそれは与党である民主党政権の政策ではないのです。所謂“絵に描いた餅”でしかありません。もしも識者である貴方方がそのような段階で満足をするのであれば日本は3月11日以前と何ら変われない。違いますか? 「見守る」は平和的でとても美しい・・・日本的美学の結晶!と私は信じます。と同時に放射能汚染と直面すると全く通用しない・・・
このところ民放を含めNHKも福島第一原発、それによる放射能汚染、食品汚染の実態に迫らなくなりましたね。
原子力に対し都合の悪いニュースへの隠蔽工作が進んでいるその示し・・・以後は明日にいたしましょう。


91. 2011年7月24日 22:28:18: LH9xYD0prV
今回の原発事故って、想定外だったよな?
なら、どんな放射能障害が出ても、想定外っていうのかな
大人も子供も動物も植物も想定外のになるかも
佐藤知事は、県民がいるから知事
県民が、引越ししたら知事いらない。

92. 2011年7月30日 21:23:12: IawNBBWNUo
被爆した人を他の地域に避難させて、
無被爆者と子供を作ったら、遺伝的にヤバイ、
もう被爆者をエイズと同等に見ている事もあるのかも。
子供ながらに考えてみました。よくわかりませんが、
完全な治療方法があればいいのに。

93. 2011年7月31日 21:10:38: IawNBBWNUo
これを知ってますか?
http://www.youtube.com/watch?v=e3Z6S82A8JU&feature=channel_video_title
自分はよくはわかりませんが、ヤバイですね。


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