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http://www.olivenews.net/news_30/newsdisp.php?n=110886
福島県浅川町の畜産農家が東京や横浜に出荷した肉牛に、高い濃度の放射性セシウムで汚染されたわらが餌として与えられていたことが分かった。
国の暫定許容値の70倍を超える高い濃度の放射性セシウムを含んだ稲わらが見つかったのは浅川町の畜産農家。
農林水産省は畜産農家に屋内保管の飼料などを使うよう指導してきたが、稲わらの出荷については制限しておらず、「盲点だった」と認識の甘さを認めた。
この話を聞けば、あたかもセシウム牛を出荷した畜産農家に責任があるかのように聞こえる。
だが、牛をセシウムに汚染させた真の原因は東電にある。
我々消費者には、放射性物質濃度が表示されていないので全く分からない。
従って、産地を見て、畜産物は海外産を購入する。
この何処が風評なのか。
国は、安全だと云うばかりで、例えば校庭で除去された汚染土壌の廃棄先は全く進んでいない。
また、東日本各地で、高濃度の汚染汚泥が溜まっているが、未だ処分は停滞したままである。
食品の暫定基準値なるものも、事故より4ヶ月が経過するが、未だに暫定基準値である。
その暫定基準値に対し、信頼がないうえに、全国に汚染地域の産品を流通させようとするから、消費者は放射能が目に見えないこと、更にはその食品がどこの産地で、どれくらい放射能汚染されているか表示が無いことから、益々消費者に不安が広がる悪循環となっている。
菅首相は、唐突に脱原発を云い出すが、貴殿がすることは、目前の放射能汚染問題に対処することである。
我々国民は、食べ物や飲み物を摂って、生きている。その食べ物や飲み物を汚染させておいて、突然に、基準値を20倍にも上げ、風評とは何事だ!
汚染されていない空気、水、大地を返せ!これが真っ当な国民の要求だろう。
我々国民が、譲歩することなど有り得ない。
原発被災地の住民は、汚染地帯の現状回復を要求すべきである。
加害者は東電であり、東電が原発事故を起こしたから、放射能汚染が生じたのだ。違うか。
勿論、東日本一帯で放射性プリュームを浴びた我々もカンカンだ。
セシウム牛は、チェルノブイリでも牛乳と畜産物に気をつけろと云われたそのままのことがこの日本でも起きている、だけである。
その原因は、原子力発電所事故を引き起こした東京電力に全ての責任があり、他には無い。
その事故を受け、放射性物質拡散に関する善管注意義務を負っているのは政府であり自治体である。
きちんとした出荷管理をしないから、トンネルするんだろう。
トンネルすれば消費者は、他にもあるだろうと考えるから、益々海外産の畜産物を買う。
そんなこと当たり前じゃないかね。
遠からず、国民からは膨大な量の告訴・告発状が届くだろう。
繰り返す。
汚染されていない空気、水、大地を返せ!
我々国民が、譲歩することなど有り得ない。
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