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福島県南相馬市の畜産農家が出荷した黒毛和牛から暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された問題。
テレビのニュースをみていたら、ニュースキャスターが「大騒ぎになっています」と語っていたが、大騒ぎにしたのはマスメディア自身であろう。
専門家と称する人も怪しげではあるが、口を揃えて少量なら食しても健康にまったく問題ないです、と言っているのに昨日はこっちで肉が流通していた、いや今日は四国の肉屋で…などと暴き立て、無知な大衆の幾人かをつかまえては「怖い、怖い」と言わせ、それをさも重大のように報道する。
だから日本中が大騒ぎとなった。
報道していなければ、「流通したけれど、問題ない」で、済んでいたはずなのだ。
それにしても、福島のウシが解体され、肉片となって全国に散らばっているとはちょっと驚きだった。
こんな大騒動に仕立てあげたのは、やはりアメリカの意図が働いていると思える。
国産牛は危険だ、となれば、アメリカ産の狂牛病の恐れがある肉片であってもまだましということで、輸入量が増える。
そのくらいの計算は、アメリカ人ならやるだろう。
だから福島産の牛肉は危険だと、大衆を洗脳するように、マスメディアを通じて話を広めているのではないかと思われる。
今朝の新聞では案の定、ほかにも42頭のウシがセシウム汚染された藁を食べていたのに出荷されたと、さらに大事にしはじめている。
風評被害はとどまるところを知らぬ、になるだろう。
ありとあらゆるものが原発のせいで、となれば、東電は全部を補償しきれるはずがなく、結局、免責するしかなくなり、負担は国民に押し付けられて増税路線が進められる。
風が吹けば桶屋が…、の諺どおり、たいしたことがない牛肉で騒げば騒ぐほど、増税がのしかかるだろう。「怖い、怖い」が増税につながる。
放射能汚染された藁をウシ食べさせた畜産農家は、TVニュースではメディアに名前こそ出ないが牛舎の写真がいっせいに映し出されている。これでは地元の人達には、どこの家かは特定されてしまうだろう。となれば、イジメにあう可能性は高まる。
責任は東京電力にあるのに、この畜産農家の責任にされかねない。だれだってTVのニュースでああした映像を見せられれば、東電の責任というより、映像に映された汚染牛肉を出荷した農家が悪い、と思ってしまう。
セシウムの値が高かったのは事実であっても、そんなの心配ないよという声はかき消され、「怖い、怖い」ばかりが広まってしまう。それこそがマスメディアの狙い、アメリカの狙いであろうか。
私は牛肉はおろかブタもトリもめったなことでは食べないので、騒動を冷ややかに眺めているが、畜産農家は気の毒だと思っている
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