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汚染牛問題のすべての責任は国にある
http://news.livedoor.com/article/detail/5711611/
2011年07月15日12時06分 天木直人
一体菅首相はどう対応するつもりなのだろうか。
みずからの責任をどう感じているのだろうか。
原発政策やエネルギー政策のことばかり口にするが非常事態である放射線汚染食肉牛の責任については一言も口にしない。
今の日本で最大の問題は間違いなく放射線汚染食物問題だ。
汚染食物を口にすることによる内部被曝問題だ。
放射線汚染された草を食べさせた酪農家も、その草を食べて汚染した牛の肉を出荷した者も、それを販売した者も、そしてそれを食べた消費者も、みな国の政策不在の犠牲者だ。
十分な検査を怠った自治体さえも国の被害者だ。
すべての責任は国にある。
メルトダウンを隠し、放射線汚染地域の正確な情報を伝えず、食物汚染に対する国民の不安を風評被害の一言で片付けて、国としての的確な方針を何一つ下すことなくその対応を地方自治体や個人に丸投げする。
その間にどんどんと放射能汚染が放置され、食物汚染が進んで行ったのだ。
今回の食肉牛の汚染発覚は氷山の一角に違いない。
汚染は食肉牛に限るはずはない。
どこまでの食物がどこまで汚染されているのか。それを食べればどこまで内部被曝するのか。
それらのことを一切語ることなく、いや語れないままに、いたずらに時間が立ち、汚染が深く静かに拡がっていくだろう。
誰がどのような形で内部被曝しているか誰もわからない。わかったところでどうにもならないから国はそれをわからせようとはしない。
メディアも国民も有識者も、よくも平気でいられるものだ。
エネルギー政策どころの話ではないはずなのに脱原発の話ばかりだ。
この国はもはや機能していない。
それを指摘するメディアはない。
指摘してもどうにもならない事がわかっているから騒がないだろうか。
とんでもない国になってしまった。
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