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20110713 [1/2] たね蒔きジャーナル 「25年前の原発映画」
http://youtu.be/Sh8UwTWSLo4
20110713 [2/2] たね蒔きジャーナル 「25年前の原発映画」
http://youtu.be/ZO-TXaAGKcs
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http://civilesociety.jugem.jp/?eid=9514
たね蒔きジャーナル、映画24000年の箱舟、鵜久森典妙さんのお話(市民社会フォーラム)
永岡です、続いて、86年に映画「24000年の箱舟」のプロデューサー、鵜久森(うくもり)典妙(のりたえ)さんのお話です。25年前、核廃棄物の実態を取り上げたものです。
25年前の映画が今を映し出している、水野さん、25年前に見なかったことを後悔されています。
鵜久森さん、それまで原発映画はほとんどなく、映画の準備の中でチェルノブイリが起き、この映画は33分ですが、核廃棄物がどこへ行くのか、誰も目にしていない、鵜久森さん、何を見せるかで、プルトニウムと言う名前を知っていても実物は見たことがない、24000年はプルトニウムの半減期で、途方もない時間です。プルトニウムが体のどこに影響するのか、いろんな臓器にたまり(ヨウ素は甲状腺、セシウムは卵巣ですが、プルトニウムは入ったら半永久的に出ない、体内被曝は最大の悲劇)、最初のナレーションが、大滝秀治さんで、大阪まで来てくれて、少ないギャラで大滝さん出られたのです。「トイレのないマンション」と原発は呼ばれて、その答えがないまま始まっているのです。
使用済み核燃料の行き場のないのを25年前に言っており、棒状のものを切って、処理できない、嵩を低くするしかない。核燃料を運ぶ車が普通の道路を走っており、日常の中に「核」があるのです。使用済み核燃料を日本に置けず、海外に置く、それを戻す映像もあるのです。イギリスで再処理して返す、戻さないといけない、大きな船で運ぶのですが、その船が事故、テロになったらエライことなのです。イギリスで処理したものを持ち帰る船を護衛しているのはフランスのもので、大変な批判を日本が受けていたのです。プルトニウムは原爆の材料で、原爆も、原発も同じ、平和利用という言葉に隠されているのです。
広島、長崎の映像もあり、つながっているのです。
鵜久森さん、普通に稼動しても死の灰が出る、世界で処理できない、恐ろしいことを「平和」と名乗りやっていたことを紹介したかったのです。近藤さん、鵜久森さんのことを「思想」と言い、86年に中曽根内閣でトイレのないマンションと分かっていてやったのです。プルトニウムをもう一度燃やすのは理論上できても恐ろしくてやってはいけないのです。
25年前、フィルムで作ったが、今DVDになり身近に見られるのです。小さい会場、市民グループで見れる、そうして、見て欲しいと言うのが鵜久森さんの意図でした。
マスコミも騒ぐが、製図できない、日常的でない、でも、恐ろしいものがある、今回の事故で、「放射能を甘く見てはダメ」、チェルノブイリも25年で何も解決していないのです。
25年前のチェルノブイリでも世界は変わらなかった、今回も福島の教訓を世界が学んでいるのか、今回の事故も検証されていない、安全とは言葉のアヤであり、大間違いであると鵜久森さん言われました。
事故の悲劇があり、「安全」、「平和」という言葉のあやではなく、本質を見て欲しいのです。水野さんも、脱原発とは菅総理、違うと言われました。原子力だけが電気を作っているのではない、そういうこと(裾野)を広げ、独占企業ではない、人間の知恵が入ることにしないとだめとのことであり、電気止めると言われてみんな振り回されているが、電力会社は失礼である、プルトニウム、死の灰を作らないように、ということです。
この映画で、使用済み燃料の行き場なし、日本の原子炉は30基から54基になっていて、アメリカ、中国でも増えています。
この映画、7/30に尼崎他で上映、DVDも販売されています。
近藤さん、25年たち、数倍の価値になったと言われましたが、鵜久森さんは不幸なことで広がったと言われました。
貴重なお話でした。
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<参照>
「映画公式サイト」
24000年の方舟 (33分) 1986年
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