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九州電力:やらせメール、組織ぐるみ認める
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110714k0000m040099000c.html
毎日新聞 2011年7月13日 22時21分(最終更新 7月14日 0時04分)
九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)2、3号機の運転再開を巡る「やらせメール」問題で、九電は14日、一連の経緯をまとめた報告書を経済産業省に提出し、公表する。報告書では国主催の説明番組を周知するよう命じた段上(だんがみ)守・原子力担当副社長(6月末に子会社社長に就任)の指示が課長級社員による「やらせ」を引き起こしたと認定。副社長を頂点とした組織ぐるみの行動だったと公式に認める内容になる模様だ。
◇副社長指示が引き金
これまでの社内調査で、段上氏は番組(6月26日)開催を前に、原子力発電本部の部長に「参加者を増やし、議論を活発化させてほしい」と指示。これを受け、同本部の課長級社員が、原発部門の3事業所と子会社4社の九電出身者に対し、原発再稼働に賛成する意見を番組に投稿するようメールで依頼した。
段上氏はこれとは別に、佐賀支店長と会った際にも番組について「反対意見ばかりでは困る」と話したといい、この発言を受ける形で同支店や関連会社の社員に意見投稿が呼び掛けられた。段上氏が指示した場には、当時原子力発電本部長だった取締役(6月末から子会社社長)も同席していたという。
番組に出演した県民7人はあらかじめ決まっており、放送中に「参加者を増やす」には、メールやファクスで投稿する以外にない。このため、九電は、段上氏の発言は事実上やらせの指示に当たると判断。段上氏と前取締役という原子力部門の当時のトップとナンバー2の意向をくんだ部下たちが、子会社や支店も巻き込んで組織的に番組に関与したと結論付けた。
九電関係者からの意見投稿は最終的に百数十通に上るとみられる。経産省によると、番組に寄せられた意見のうち、再稼働に賛成が286通、反対は163通と、賛成が反対を上回っていたが、逆転する見込みだ。
◇
玄海原発、やらせメールで賛否逆転…県民説明会
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110713-OYT1T00661.htm
2011年7月13日14時31分 読売新聞
玄海原子力発電所2、3号機の再稼働を巡る九州電力の「やらせメール」問題で、九電本社の指示に従って国主催の佐賀県民向け説明会に賛成意見を投稿した人数が、130人を上回ることが13日、九電の内部調査でわかった。
「やらせ」がメールやファクスで寄せられた賛成意見(286件)の半数近くを占め、これらがなければ、反対(163件)が賛成を上回っていたことになる。九電は調査報告書にまとめ、14日、経済産業省に提出する予定。
説明会は6月26日、ケーブルテレビやインターネットで生中継された。県民からの意見や質問は25日から募集し、番組の中でも一部紹介された。経産省によると、再稼働への賛成意見はメールが226件、ファクスが60件。反対意見はメールが119件、ファクスが44件だった。
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