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調整運転を継続の2原発、保安院「法令上問題」
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110712-OYT1T00223.htm?from=top
2011年7月12日08時53分 読売新聞
経済産業省原子力安全・保安院の森山善範・原子力災害対策監は11日、北海道電力泊原子力発電所3号機と関西電力大飯原発1号機が約4か月にわたり、定期検査を終えないまま「調整運転」を続けていることについて、「法令上、問題がある可能性がある」と指摘し、両電力に早急に検査申請を出すよう求める方針を示した。
保安院によると、定期検査中だった両機は、3月上旬に運転を開始した。通常なら1か月以内に保安院の最終的な試験を受け、そのまま営業運転入りするが、試験を受けずに東日本大震災後も調整運転を続けている。電力会社は電気事業法で原子炉の定期検査を13か月に1回受けるよう定められており、いまだに検査を終えていない両機は、これに抵触する可能性が高いという。
◇
原発、検査中なのにフル稼働 泊・大飯、手続き先送り
http://www.asahi.com/business/update/0705/TKY201107050731.html
2011年7月6日3時0分 朝日新聞
定期検査中の原発の運転再開が遅れている問題で、北海道電力の泊原発3号機(北海道)と関西電力の大飯(おおい)原発1号機(福井県)が、定検終了直前の「調整運転」を4カ月近く続けている。フル稼働で送電しており営業運転と同じだが、国と電力会社、立地自治体が安全評価の責任を押し付け合い、定検中のまま手続きの先送りを3カ月近く続ける異例の事態になっている。
両機が13カ月に1度の定検に入ったのは、昨年12月から今年1月。約50項目の検査を終え、泊3号機は3月7日、大飯1号機は3月10日と、いずれも大震災直前に原子炉を起動し、調整運転に入っていた。
調整運転は通常、約1カ月行われる。徐々に出力を上げ、フル稼働時点で、経済産業省原子力安全・保安院から、正常に作動しているかを最終チェックする総合負荷性能検査を受ける。
両機とも4月上旬に営業運転に移る予定だったが、震災と原発事故で状況は一変した。保安院は3月と先月、緊急の安全対策を指示。海江田万里経済産業相は先月18日、両機を含む原発について「対策は適切」と再開を認めた。
だが北海道電と関電はその後も最終検査を受けず、営業運転に踏み切らない。理由については両社とも「地元自治体の理解が得られていないので……」と歯切れが悪い。
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