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2011年7月 2日
節電ファシズム
テレビをつけると、NHKは言うに及ばず民放までもが「節電」の大合唱である。
工場は土日の操業に切り替え、ウィークデイを休みにして「節電」するのだそうだ。
電車は間引き運転も実施するとか、検討中だとか、大騒ぎ。
「節電しないと、計画停電させるぞ」という電力会社の脅しが功を奏しているのだろう。
「節電」そのものは悪いことではない。
だが、昨今の「欲しがりません勝つまでは」式の大合唱は異様であり、恐ろしくもある。
「君が代」「日の丸」では石原慎太郎も真っ青なほどの極右ぶりを全面に出してきた橋下大阪府知事だが、「節電キャンペーン」は一種の「霊感商法」だ言っていたらしい。これはなかなかに言い得て妙だ。
「これをしないと、大変なことになるぞ」という脅しは、「原発を稼働させないと、電力不足になるぞ」という意味である。
だが、大阪の場合、関西電力が一律15パーセントの節電を言い出した根拠は少しも明らかにされていない。
にもかかわらず、まるで自明のことのように「節電」が命綱でもあるかのようにテレビも提灯持ちに血道を上げている。
福島原発で明らかになったことは数多いが、電力会社はまず「誤魔化す」「嘘をつく」「騙す」ことにかけてはひどく熱心なことだろう。
そんな電力会社の言い分を、なぜ今回に限って「正しい」ことのようにマスコミは無批判にお先棒を担ぐのか。
福島原発で「データを隠し」「実態をひた隠し」にしたのは東京電力だけの問題で、他の電力会社はまるで正反対の「正しい」ことしか言わない企業だと本気で信じているのだろうか。
マスコミは何らかの利害があるせいで適当なことをアナウンスしているのだろうが、国民でそんな与太話を信じている人はほとんどいるまい。
福島原発の事故が、どれほど甚大な被害を今もあたえつづけているか、今後何年にわたってその被害が続くのか、誰にも予想はつかない。
日本列島は地震列島であり、活断層と無縁な土地などほとんどない以上、原発のすべては巨大活断層の上に立地していることになる。
福島原発も、津波によって被害を受ける前に、巨大地震によって甚大な被害を受けていたことが既に分かっている。
もし仮に、若狭湾に集中している関西の原発で福島と同じことが起これば、人口が多い分より大きな被害をもたらすことは自明である。
それは、誰が責任をとるというのだろうか。
誰も責任をとらないことは福島原発でいやというほど思い知らされた。
原発を作るときは「安全だ、安全だ」と大合唱しておいて、ひとたび地震で原子炉が破壊され、放射能が近畿一円にまき散らされたときには、誰も責任はとらないだろうし、責任などとれるはずもない。
誰も責任がとれない事態が今も進行しているなかで、「安全基準は満たされている」と厚顔にも言い放つ閣僚や官僚、電力会社の神経は異様である。
そういう中での「節電キャンペーン」である。何をふざけたことを言っているのか。
「節電」すれば原発事故は防げるのか。「節電」すれば原発に依存した電力政策が少しでもマシなものになるのか。
そんなことは、政府も官僚も電力会社も、ひとことも約束していないし、「知らぬ顔の半兵衛」を決め込んでいる。
まるで「節電」しなけば「非国民」であるかのような雰囲気ばかりをマスコミは醸成している。
その同調圧力に流されているのか、企業も個人もすべて「右へならえ」である。
これはもう「節電ファシズム」というべき挙国一致の大合唱になりつつある。
テレビついでにもう一つ。
7月1日を期して「アナログ放送終了まであと○○日」というテロップがデカデカと常時表示されるようになったのも鬱陶しい。
そのデカイ表示のせいで、番組で必要な文字列が重なってしまって読めなくなっているのは嫌がらせか。
地デジで観れば出てこないのだろうが、33万人以上いるという「NHK総合の地デジが映らない」という地デジ難民の一人で私はある。
古いUHFのアンテナのせいであることを最近盛んに放送しているが、最初からそんなことは分かっていたに決まっている。
「アンテナを交換するか、ケーブルテレビを契約するか」どちらかだというのだが、どちらも大枚の金が必要になる。
アンテナを交換するだけで何万という費用がかかるし、ケーブルテレビなどに今さら入れというのも陰謀としか思えない。
そもそも地デジへの移行など誰も頼んではいないのだから、新しい経済効果を狙ってのことなのだろう。
テレビを買い換えたり、地デジチューナーを新たに購入したりした人も少なくないはずだ。
それに今度はケーブルテレビを契約せよだの、アンテナを交換せよだの、まるで詐欺である。
アンテナ交換工事の費用の安い業者をネットで探してみたが、私が知る限りでいちばん安いところで20000円だった。
それだけでなく、古いアンテナを取り外すだけで7000円近くもとられる。
そうなると、同軸ケーブルが古くなってるとかどうとか、ブースターがどうとか、なんだかんださらに請求金額がさらに増えそうだ。
仕方がないので2500円ほどのUHFアンテナを買ってきて自分で取り付けることにした。
屋根に上るのは気が進まないが、幸い水平の屋根なので滑り落ちる危険性はない。
なぜこんなことまでしなければならないのか、NHKに腹が立って仕方がないのである。
(新世紀人コメント)
去年、電力会社何言ってたか?
「電気使え使え」と言ってた。
「何を無駄使いを煽動してるんだ。世界的に原発を増設したいから言ってんだろ」と思ってた。
そしたらどうだ。今年は。
「電力不足したら困るから節電しなさい。安心のために原発再稼動と増設しましょう。」と言いたいだけの事なんだ。
暑いにも拘らず、ウチワと扇子だけで暑さを凌ごうとして御老人や御病気の人が亡くなったらどうするんだ。
そうか!
「原発再開の為とそもそも原子力発電には”犠牲を必要とする”」というわけですか。
成る程。変わらない思考パターン。
http://www.uraken.net/rekishi/reki-nihon007.html
歴史研究所日本史レポート
第7回 戦前・戦中
大日本帝国スローガン集
担当:裏辺金好
1.はじめに
大日本帝国といえば、「欲しがりません勝つまでは」「月月火水木金金」などの、今から見ると衝撃的かつ刺激的なスローガンであまりにも有名です。では、この他には一体どんなスローガンがあったのでしょうか。調べていくうちに、実に多種多様なスローガンが国や地方公共団体、今でもお馴染みの民間企業・団体などから出されていることが解りました。そして、「近頃の若い者は・・」と言われ、その度に「昔の人だって・・」という反論が出されますが、まさにそれを表すかのごとく、現代でも全く転用可能なスローガンまでありました。
現在、朝鮮半島の北半分をしめる某国家の特異性が、この日本をにぎわせていますが、その日本にも、あんな時代があったんだなあと言うことが、このスローガンからも解ることでしょう。では、見ていくとしましょう。
A.国民国家精神総動員タイプ
みんなで一致団結し国のために・・・という感じのスローガン達です。
・万世一系 億兆一心 (大正11年 内務省)
・胸に愛国 手にハンマー (昭和6年 講談社)
・権利は捨てても義務は捨てるな (昭和8年 用力社) ・・・今は全く逆か?
・守れ日の丸 汚すな歴史
九千万人 一列行進
出せ 三千年の底力 (以上 昭和10年 報知新聞社)・・・9000万人というのがミソです。
・銃執れ 鍬(くわ)執れ ハンマー執れ (昭和12年 和歌山県)
・遂げよ聖戦 興せよ東亜
子よ孫よ 続けよ建てよ 新東亜 (以上 昭和14年 大阪朝日新聞社)・・・孫はこのようにHPで遊んでいます。
・聖戦へ 民一億の体当たり
聖戦だ 己殺して国生かせ (以上 昭和14年 読売新聞社)・・・4年で1000万人増えたことになります
・一億が みんな興亜へ散る覚悟 (昭和15年 京都府) ・・・散るのかよ!
・血の犠牲 汗で応えて 頑張らう (昭和18年 大阪翼賛神戸支部)
・一億抜刀 米英打倒 (昭和18年 北海道新聞社)
・我が家から敵が討てるぞ経済戦(昭和18年 大日本婦人会)・・・これは有名。結局我が家から敵は討てませんでした。
B.交通マナーに関するスローガン
一方、既にこの頃から交通マナーは悪かったらしく、今と全く変わらないようなスローガンも出されています。
結局、戦後60年経っても、交通マナーは改善されていないことを表していることになります。
・飛び乗り 飛び降り 飛んだ怪我 (昭和14年 広島鉄道局)・・・駆け込み乗車はおやめ下さい。
・あせるな一歩が 事故の因 (昭和14年 朝鮮京畿道)・・・朝鮮とは、あの朝鮮です。
・塞ぐな荷物で 座席や通路 (昭和14年 広島鉄道局)・・・ごもっとも。
・あせって大怪我 譲って無事故 (昭和16年 福岡県)
C.優生学
ヒトラーのドイツとか、ギレン・ザビのジオン公国みたいな感じです。
・正しき血から 強い民族
・よい児殖やして 興亜をリレー (以上昭和17年 日本カレンダー株式会社)
D.贅沢禁止
お馴染みのスローガン達です。
・贅沢は敵だ (昭和15年 精動本部)
・贅沢品より代用品
身にはボロ着て心に錦 (以上 昭和15年 中央標語研究会)
E.禁酒
こんなスローガンが出るあたり、いくら国家が統制しても酒好きだけは止められないと言うことでしょうか。
・飲んでて何が非常時だ (昭和14年 日本国民禁酒同盟)
・米が足りぬにまだ飲むか
赤い顔から赤字出る (昭和15年 日本国民禁酒同盟)
・酒屋太れば妻子は痩せる
増える酒量に減る寿命 (昭和16年 日本国民禁酒同盟)・・・ごもっとも!
・一杯二杯三杯失敗 (昭和18年 日本国民禁酒同盟)・・・まさにその通りです。
F.工場の機械の安全
そのまんま、今の工場に転用可能です。
・注意に勝る設備無し (昭和16年 大分県)
・使はぬ保護具も忘れぬ手入れ
分からねば 分かるまで問へ 慣れる中 (以上 昭和16年 住友化学工業)・・・これら、忘れている人いるでしょう!
と、まあ、こんな感じです。もちろん、スローガン類はこの他にも膨大な量が存在したわけです。国立国会図書館に行って調べてきたわけですが(何の本から抜き出したか、書き忘れました。ご免なさい)、いやあ、面白いですねぇ。
http://www.fa9el.net/video/4bcb8a3e0119a45fd48
隣組
日本国民の長所が戻っても、
ファシズムまで復活してくれるなよ。
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