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放射性物質:牛からセシウム 全頭検査導入も検討 福島県
http://mainichi.jp/select/science/news/20110710k0000m040133000c.html
毎日新聞 2011年7月10日 0時37分
福島県南相馬市の畜産農家が出荷した牛11頭から暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を3〜6倍程度上回る放射性セシウムが検出された問題で、同県は、県内で解体処理される肉牛について放射性物質の全頭検査導入を視野に検査強化の検討を始めた。同じ農家が出荷した肉牛6頭が5〜6月に東京食肉市場を通じて流通していたことも分かり、都などは追跡調査を始めた。
6頭は、都内と栃木県内で食肉処理され、いずれも放射線に関するモニタリング調査の対象にはなっていなかった。今回の問題を受け、南相馬市は市外への牛の移動の自粛を決定。福島県には県内の食肉業界から「全頭検査を行い、福島牛の安全性を証明してほしい」との強い要望が寄せられ、県は当面、原発事故後に始めたもも肉のサンプリング調査の個体数を増やす方針。
ただ、検査に使用する「ゲルマニウム半導体検出器」は県内には2カ所に計6台しかなく、また1台2000万〜3000万円と高価。県内の肉牛農家は約4300戸で頭数は約2万8000頭に上り、全頭検査には予算面も課題となる。また、今回のように成体のまま県外に出荷するケースも多く、出荷先の自治体や国への協力要請についても検討する。
県は今回の11頭が出荷前の6月26日に行われた体表面のスクリーニング検査では問題がなかったことから、餌や水など飼育環境に問題がなかったかどうか調査する。【関雄輔、野倉恵、渡辺暖】
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