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放射性物質:黒毛和牛からセシウム 体表検査では異常なし
http://mainichi.jp/select/today/news/20110710k0000m040104000c.html
2011年7月9日 22時2分 更新:7月9日 23時37分 毎日新聞
福島県南相馬市の緊急時避難準備区域の畜産農家が東京都内の食肉処理場に出荷した黒毛和牛から暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を上回る放射性セシウムが検出された問題で、出荷前に行うよう国が定めた体表面のスクリーニング検査では問題が無かったことが分かった。同じ農家が出荷した肉牛6頭が5〜6月に東京食肉市場(東京都港区)を通じて流通していたことも判明。厚生労働省からの依頼を受け、都などが追跡調査を始めた。
県や都によると、農家は今月7日に都の芝浦と場に牛11頭を出荷。8日に解体処理された肉を検査したところ、全11頭から3200〜1530ベクレルのセシウムが検出された。
出荷前の6月26日に行われたスクリーニング検査では異常は確認されなかった。農家は、原発事故後は牛を畜舎外に出さず、エサの配合飼料も屋内で保存していたという。井戸水を与えていたが、周辺の大気中放射線量が低く、水質検査は行われていなかった。
今回の問題を受け、福島県は、県内で解体処理される肉牛について放射性物質の全頭検査導入を視野に検討を始めた。県内の食肉業界から「全頭検査を行い、福島牛の安全性を証明してほしい」との強い要望を受け、当面、事故後実施していたサンプリング調査の個体数を増やす。一方、今回のように成体のまま県外に出荷するケースも多く、出荷先の自治体や国への協力要請についても検討する。【関雄輔、野倉恵、渡辺暖】
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牛のセシウム、えさ・水原因か 体表検査は全頭クリア
http://www.asahi.com/national/update/0710/TKY201107090635.html
2011年7月10日3時1分 朝日新聞
福島県南相馬市の畜産農家が出荷した牛11頭から国の基準を超える放射性セシウムが検出された問題で、出荷前に県が行った体表の放射線量検査(スクリーニング)を全頭がクリアしていたことが分かった。農林水産省と県は、えさや水に含まれていた放射性物質による内部被曝(ひばく)の可能性が高いとみて、飼育状況の調査を始めた。
11頭を出荷した農場は、福島第一原発の事故に伴う緊急時避難準備区域にある。同区域からの肉牛出荷の際には、全頭スクリーニングが義務づけられている。県によると、この11頭も6月26日に検査を受けたが、いずれも数値はゼロだった。
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牛出荷の農家“原因調査を”
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110709/k10014097783000.html
7月9日 17時16分 NHK
放射性セシウムが検出された肉牛11頭を出荷した福島県南相馬市の畜産農家の男性は、NHKの取材に対し、「とても驚いている。しっかり原因を調べてほしい」と話しています。
この畜産農家の牛舎は、東京電力福島第一原発からおよそ30キロ離れた「緊急時避難準備区域」にあり、栃木県の企業から飼育を依頼された150頭余りの肉牛を飼育しています。農家によりますと、餌として与えていたのは去年近くで刈り取り保管していた稲のわらと、飼育を依頼されている企業から購入した輸入品の配合飼料だったということです。飼育用の水は深さ10メートルほどからくみ上げた地下水を使い、自分たちも飲んでいたということです。出荷の際には県の家畜保健衛生所の職員2人が牛舎に来て、スクリーニング検査を行い、問題はなかったということです。畜産農家の男性は「けさ、県から連絡を受けて放射性セシウムが検出されたと聞き、驚きました。原因が分からずとても不安です。水や餌なども含めしっかりと原因を調べてほしい」と話していました。
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