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http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920009&sid=aJxwf8HlRLrw
全原発、来年の5月に停止の可能性
ストレステストで再稼働に遅れ
7月8日(ブルームバーグ):全国の原子力発電所が来年5月には全面停止する可能性が強まっていることが、ブルームバーグ・ニュースの調査で明らかになった。「ストレステスト(耐性検査)」の実施で定期検査で止まっている原発の再稼働が遅れることが予想されるためだ。
四国電力は8日、伊方原発3号機の再稼働を先送りすると発表した。3号機は10日に運転を再開する予定だったが、現状では地元の理解を得られないと判断した。54基の原発の中で約3分の2が東日本大震災による影響か、定期検査で止まっている。
海江田万里経産相は6日朝、記者団に対し早期にストレステストを実施する必要があるとの考えを示し、定期点検が終わって再稼働できる状態になっている原発を優先させなければいけないと述べた。
海江田氏は6月18日、全国の原発を検査した結果として、福島第一原発のような事故を繰り返さないような手段が取られているとの結論を下していた。
突然のストレステスト実施方針に対し、古川康・佐賀県知事は「ストレステストが終わらなければ再稼働できないのか。発言が人によって違う」と反発するなど波紋が広がっていた。海江田氏は7月7日の参院予算委員会で「いずれ時期が来れば私も責任を取る」と述べた。
経済産業省原子力安全・保安院の森山善範原子力災害対策監は7日、記者団に対しどのようなストレステストが実際に行われるか研究する必要があり、現時点でどれぐらい時間がかかるか分からないと述べた。
ブルームバーグ・ニュースが原発を運営する電力各社に聞き取り調査したところ、現在稼働中の原発も来年5月までには停止せざるを得ないことが分かった。
原発には13カ月ごとの定期検査が義務付けられているが、3月11日の東日本大震災以降で稼働を再開した原発はない。
一方で、原子力安全・保安院の最終検査を受けずに調整運転を継続している原発もある。関西電力の大飯原子力発電所(福井県)1号機と北海道電力の泊原発(北海道)3号機だ。両原発とも3月11日の福島第一原発事故が起きる前から調整運転に入っていたが、安全性をめぐる懸念が払しょくされない中で、手続きが先送りされている。
記事に関する記者への問い合わせ先:東京 稲島剛史 in Tokyo at tinajima@bloomberg.net東京 渡辺千咲 in Tokyo at Cwatanabe5@bloomberg.net
記事に関するエディターへの問い合わせ先:Chitra Somayaji in Hong Kong at csomayaji@bloomberg.netAlexander Kwiatkowski in Singapore akwiatkowsk2@bloomberg.net
更新日時: 2011/07/08 13:42 JST
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