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九電、再稼働賛成メール送信指示…一般市民装い
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110706-OYT1T00926.htm?from=top
2011年7月6日21時28分 読売新聞
九州電力玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)2、3号機の再稼働問題で、経済産業省が6月に佐賀市で開いた県民説明会について、九電の真部利応社長が6日、記者会見し、同社が子会社4社と一部社員に対し、一般市民を装い、再稼働に賛成する意見を電子メールで説明会に送るよう指示していたと発表した。
真部社長は「説明会の信頼を損ねる形になり、心からおわび申し上げる」と謝罪した。
説明会は6月26日、番組としてケーブルテレビ局で行われ、インターネットの動画サイトで中継。メールやファクスで意見や質問を募集し、一部は番組で紹介された。
九電によると、メールは先月22日、九電本社原子力発電本部の課長級社員のアドレスから、子会社4社と九電の玄海原発、川内原発、川内原子力総合事務所のそれぞれ中間クラスの職員に送信。「説明会の進行に応じ、発電再開を容認する一国民の立場から真摯に、かつ県民の共感を得るような意見や質問を発信」するよう求めていた。職場ではなく、自宅からネットに接続することも指示していたという。
経産省によると、意見や質問は説明会の開催前日の午前10時から番組終了時まで受け付け、メール473件、ファクス116件が寄せられた。再稼働への賛否の内訳はメールが賛成226、反対119、その他128。ファクスが賛成60、反対44、その他12だった。
6日の衆院予算委員会の集中審議で、笠井亮衆院議員(共産党)がこのメールの存在を追及したため、九電が内部調査を開始し、判明したという。
読売新聞はこのメールに関して、2日に九電広報部に事実関係の確認を求めたが、九電は「常識的にそんな指示をすることはありえない」と回答していた。
◇
九電やらせメール、これが社員らへの「指示」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110707-OYT1T00001.htm
2011年7月7日00時02分 読売新聞
九電が社員らに指示した電子メール(抜粋)は以下のとおり――。
本件については、我々のみならず協力会社におかれましても、極めて重大な関心事であることから、万難を排してその対応に当たることが重要と考えております。
つきましては、関係者に対して説明会開催についてご周知いただくとともに、可能な範囲で、当日、ネット参加へのご協力をご依頼いただきますよう、御願い致します。
説明会ライブ配信websiteにアクセスの上、説明会の進行に応じて、発電再開容認の一国民の立場から、真摯(しんし)に、かつ県民の共感を得うるような意見や質問を発信。
なお、会社のPCでは処理能力が低いこと等から、是非、ご自宅等のPCからのアクセスを御願致します。
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九州電力社員「再開容認メール」を依頼
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4769766.html
06日23:05 TBS
九州電力の社員が社内や子会社に対し、県民向けの説明会の番組で原発再開を容認するメールを送るよう、依頼していたことがわかりました。
この説明会は、佐賀県の県民向けに玄海原発の安全性について国が説明したもので、6月26日にケーブルテレビやインターネットを通して生放送されました。説明会に直接参加したのは国が選んだ県民7人で、番組ではメールやファックスで県民から意見を募集しました。
九州電力によりますと、この番組が放送される4日前に九電の課長級の社員が、原発の運転再開を容認する立場から番組あてにメールを送るように、九電の発電所の職員や関連会社の社員に依頼したということです。この問題が発覚したきっかけは、6日の国会のこの質問でした。
「原発の運転再開に賛成する電子メールを放送時間中に番組に送れという指示が出されている。総理はこういう事実があったことをご存じですか?」(共産党 笠井 亮衆院議員)
「承知を致しておりませんでした」(菅首相)
「九州電力がそういうことをやっているとしたら、けしからん話 。ほんとうにけしからん話です。しかるべき判断をします。しかるべき処置をします」(海江田万里経産相)
この問題で九州電力の真部社長は6日夜、「番組の中立性を損なう行為だった」と謝罪しました。
「賛成の立場から意見を表明するよう要請した形。国の説明会の信頼性を損なうようなことになった」(九州電力 真部利応社長)
九電は、この依頼で実際に何通のメールが送られたのか、番組で取り上げられたかどうか分からないとしています。一方、佐賀県の古川知事は6日夜、報道陣に対し憤りをあらわにしました。
「九州電力という立場で、まな板の上のコイの存在がゲームをリードしようとした。これは許されることではない」(佐賀県 古川康知事)
「(Q.誰が指示したのか)そういうことも含めノーコメント、今の段階ではお答えできない」(九州電力 真部利応社長)
自らの指示があったかどうか、当初は言葉を濁していた真部社長。記者団に追及され、こう応えました。
「責任は私にある。 ただ、指示はしていない」(九州電力 真部利応社長)
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