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http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20110706/CK2011070602000051.html
小学校周辺で1.86マイクロシーベルト 神戸大大学院教授が調査 三郷
2011年7月6日
三郷市内の小学校周辺で大気中の放射線量が毎時一・八六マイクロシーベルトとなり、その土壌から一キログラム当たり一万ベクレルを超える放射性セシウムを検出したことが五日、山内知也・神戸大大学院教授(放射線計測学)の調査で分かった。
市内の児童の保護者らが、山内教授に調査を依頼した。六月十九日、市内の小学校と幼稚園の周辺、公園など計三十二カ所で放射線量を測定。調査した小学校二十二校のうち、一校の正門前で毎時一・八六マイクロシーベルトを記録。この学校近くの農業用水路脇の土壌を調べた結果、一万三八一二ベクレルの放射性セシウムが検出されたという。
山内教授は「天然の濃縮作用と考えていい。東北・関東の各地で予期しないところに高い濃度の汚染が生じている可能性がある。高い汚染が見つかった場合はなるべく早く除去することが望ましい」と話している。
◇
三郷市民などでつくる市民団体「放射能から子ども達(たち)を守ろう みさと」(会員約七十人)のメンバーは五日、綿密な調査や子どもの被ばくを少なくする措置などを求める要望書を市に提出した。
事務局の名取知衣子さん(37)は「子どもたちを守るためにより綿密な調査が必要と感じている」と話した。 (大沢令)
20110705 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
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