http://www.asyura2.com/11/genpatu13/msg/829.html
Tweet |
20110706 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
http://youtu.be/9Gx_gCBG5Ds
----------------------------
「牧村しのぶのブログ」に本日(7月6日)の小出裕章・たね蒔きジャーナルが次のようにまとめられている。 ⇒
http://d.hatena.ne.jp/pinsuke/20110706/1309957166
小出裕章・たね蒔きジャーナル7月6日(牧村しのぶのブログ) 小出裕章・京都大学原子炉実験所助教による福島原発事故の解説
毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」(月〜金曜)
6日放送分(61回)書き起こしをメールより転載させていただきます
*****
原発のニュース、海江田大臣、停止中の原発に安全検査を実施し、ストレステストと、地震・津波に耐えられるかのテストを行います。IAEAでも施行が推奨されています。海江田氏、再稼動できるものはするというものの、どうテストするか、テストを終えなくても再稼動すると言うのです。ストレステストを安全委、斑目氏が場合によっては停止すると言っています。九州電力玄海の同意にしている町長、不快感を示しています。佐賀知事も、ストレステストを待つと言い出しました(菅総理と会談すると言っていたのに、会談なしです)。
中部浜岡、差し止め訴訟、高裁で弁論が行われ、原告は廃炉を主張しています。裁判長は福島事故を踏まえて審理する、全電源喪失を否定した斑目氏の喚問も予定されています。
それで、小出先生のお話、ストレステスト、新たな安全検査と言うものの、「困った人たちだと思う」、「何としても原発を進めたい、あの手この手で安全と騙したい」というものです。地元の理解を得るストレステストと言うものの、原発は絶対に安全、地元は安全と思ってくれないと言いつつ事故が起こり、反省・謝罪もなしで住民がバカだからというのは批判されるのです。
ストレステストを決めるのが安全保安院+安全委、つまり、今までの責任者で、彼らが安全と言っていた福島事故があるのにこういう人がテストするのは理解できないのです。近藤さん、「唐突」である、現実に総理がやれと言った、総理の思惑は、2〜3ヶ月かかる、菅総理は延命のためにやるのではないか、海江田氏がそのままGOとしようとして、菅総理、延命策としているとの指摘で、小出先生は、菅総理のことは分からないとのことなのです。また、再稼動、菅総理が海江田氏に任せたのに、またチクハグであるとの指摘です。
斑目氏の発言、ストレステストを行い、内容を決めるのですが、対策実施まで運転停止と言うものの、ストレステスト、たぶん、コンピューターのシミュレーションであり、「想定していないことは何もしない」、「想定外は想定外のまま」で、やる価値のないもの、保安院がやりたいようにやり、安全と結論を出すと、小出先生、近藤さんの見解です。菅総理、佐賀知事から来てくれと言われているのに、行かないのです。
テストを終了しなくても原発を再稼動する、つまり、原発をやることだけが決まっているのです。
小出先生がテスト内容を考えてくれと言われたら「お断りする」、考えても見落としがあり、100%テストできないのです。100%出来ると思うのが傲慢なのです。
リスナーの質問、高校の理科の先生で、土壌の放射能を取るのにひまわりを植えるのは、ひまわりの中に放射能が蓄積し、種を食べたら内部被曝するのです。ウクライナでは、菜の花プロジェクトをやり、汚染された土地に菜の花を植えて、セシウムを吸い上げさせ、集めて菜種油を絞ると、セシウムは油には来ない、この油をディーゼルに使うのですが、セシウムは菜の花に残っており、放射能のゴミになってしまうのです。土に返してはいけない、別の場所に処分しないといけない、また、菜の花がセシウムを吸い上げる量は微々たる物で、菜の花、ひまわり、どちらもアウトです。放射能は何をしてもなくならないのです。菜の花を植えたら放射能になるのです。これが、原子力の矛盾だと、近藤さん指摘で、処分できないものをよく認めたと近藤さん呆れ、小出先生、「トイレのないマンション」という結論でした。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素13掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。