http://www.asyura2.com/11/genpatu13/msg/817.html
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定期検査後に停まっている原発の再稼働については、玄海町の町長が是認に動き佐賀県知事も是認に傾いているが、他の自治体や原子力安全委員会は再稼働にまだまだ慎重な構えを解いていない。
そこで持ち出してきたのが「ストレステスト」なるものなのだろうが、福島第一の事故原因さえ明確に説明できていないなかで「スレトステスト」なぞちゃんちゃらおかしい。
3月11日に発生した福島第一原発の事故こそ、リアルでロジカルな「ストレス」の増大的経過によるプラントの破滅を示した“生き証人”である。
その福島第一について、「事故原因は不明」というのが政府の公式見解である。
今日の衆議院予算委員会の質疑で原子力安全委員会の班目委員長も、経産省の“安全宣言”を了解していないと答えたが、班目氏は「福島第一の事故原因は不明で、これから明らかにしていかなければならない」と言ってきたのだから当然の説明である。
事故原因が明らかでなければ、実施したとする“対策”も砂上の楼閣であり、それを根拠とした“安全”は口先でのまやかしや詐欺である。
※ 関連投稿
「事故で最大の“風評”は「津波原因説」:『政府公式見解』は「原因不明」!:それでも原発を再稼働させようとする狂気」
http://www.asyura2.com/11/genpatu13/msg/142.html
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全原発対象、ストレステスト早期導入へ…経産相[読売新聞]
海江田経済産業相は6日、国内すべての原子力発電所を対象に、津波や地震などの過酷な事態にどこまで耐えられるかの限界を調べる「ストレステスト(安全性検査)」を早期に導入する方針を明らかにした。
電力需給が逼迫(ひっぱく)する中、テスト実施で原発の安全性に改めてお墨付きを与え、運転停止中の九州電力玄海原発(佐賀県)をはじめ、各地の原発の再稼働につなげたい考えだ。
追加的なテストの導入で、再稼働が遅れる恐れもあるが、海江田経産相は「供給に問題がないようしっかり対応する」と述べ、実施時期は明言しなかった。
欧州では、東京電力福島第一原発の事故を受けて、6月からテストを開始。国際原子力機関(IAEA)は、加盟各国に導入を求める方針を示していた。
(2011年7月6日13時54分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20110706-OYT1T00427.htm
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