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原発:全てで耐性テスト…再稼働準備中を優先 経産相方針
http://mainichi.jp/select/today/news/20110706k0000e010041000c.html
2011年7月6日 11時51分 更新:7月6日 12時4分 毎日新聞
海江田万里経済産業相は6日午前、経産省で記者団に対し、原子力発電所の一層の安全確保のため、全原発を対象にストレステスト(耐性試験)を行う方針を明らかにした。定期検査などで停止し再稼働準備中の原発を優先して実施。具体的な試験項目は細野豪志原発事故担当相や原子力安全委員会と協議して決定する。ストレステストの実施で原発の再稼働がさらに遅れるのは確実で、今夏の電力需給が逼迫(ひっぱく)するのは必至だ。
ストレステストの実施は、5日の菅直人首相と海江田、細野両氏の会談で決まった。
海江田氏は記者団に「直ちに作業に入りたい」と指摘。「安全確認だけでなく、国民の一層の信頼を得て再稼働していく」と強調した。再稼働が遅れる懸念については「需給に問題が起きないよう責任を持つ」と語った。
ストレステストでは、地震や津波などに対する原発設備の強度や機能などの耐性を再評価する。欧州連合(EU)が3月の東京電力福島第1原発事故を受け、6月から実施し、炉心冷却機能維持など防護策や被害抑制策を再評価している。経産省はEUのテストも参考にする方針で、規制機関である原子力安全・保安院が実施する。
原発の再稼働を巡っては、海江田氏が6月18日、原子力安全・保安院による各原発への立ち入り検査結果などを踏まえ、事故対応は適切に実施されているとして「運転停止中の原発の再稼働は可能」との見解を表明した。
しかし、地元自治体の多くは疑問を示し、安全性について説明を要求している。九州電力玄海原発2、3号機(佐賀県玄海町)の再稼働では、玄海町が運転再開を容認しているが、古川康佐賀県知事と菅首相との会談は実現していない。政府は、一段の安全性確保のため追加的なテスト実施で理解を得る必要があると判断した。
全国には商業用原発が54基あり、定期検査などで37基が調整運転中を含む停止中、5基が8月までに停止する見込み。【野原大輔、和田憲二】
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