玄海原発事故で最も影響が出るのが福岡県。
福岡市と北九州市合わせて２５０万人が多大な被害を受ける。
原発エタの玄海町民など全部死んでも構わないが
九州の中心都市が崩壊するのは避けるべきだ。

首相は官僚の操り人形になりたくないということだ　察してやれ

日本には国を事実上動かしている官僚から権限を奪い取る強い首相が必要だが、実際にそうした首相がいても（小沢一郎？）、有力な政治家らが改革を阻止し、そうしたリーダーの追放に動く。
■官僚支配
1990年代に厚相として官僚を指揮し薬害エイズ問題の解決を目指した菅首相は、ここ数十年では政治家一族の出身でない数少ない首相だ。菅首相が10カ月前に官僚から権限を奪う方針を示した際、投資家は興奮した。われわれ外国の報道陣は菅政権が記者会見を閉鎖的な日本の「記者クラブ」部外者にも開放するよう動いたことを歓迎した。だが既得権益を握る者たちが集結し、現状維持を図っている。
政府内に堕落をもたらす最も大きな要因の１つは、政治家による絶対的基盤の形成だ。長くその座にいると影響力が強まり、個人的成功を目指し変化を避けようになる。政府をむしばむ別の問題もある。官僚が退官後にかつて監督していた業界に再就職する「天下り」だ。官僚は一般国民ではなく将来の雇用主のために働くようになる。福島第一原発を運営する東京電力の安全に関する報告の虚偽記載とリスクの過小評価が繰り返されていたことは、国民に目を向けない官僚組織があったためかもしれない。・・日本株式会社の壁がある。

これが今あらゆる面でほころびかけている訳だが
官僚は最大の力で国民の民意をつぶしにかかるはず。
恐らくこのままでは日本は歴史上の国になる可能性が
大きい。
過去に古代ローマや唐など官僚支配で滅んだ国が
多数有るのは事実である。

　だれも、もしもの時の責任を取りたくないのだ。佐賀県知事は海江田に、海江田は菅に責任を押しつけたがったが、菅はそれを海江田に押し返したということ。
　たぶん菅は政局ばかり見ている。どうすれば首相の座に居続けられるかという。国民の世論が次第に脱原発に向かうことは明らかだが、菅は時期を見て玄海原発に浜岡と同様の措置を取るように思う。九電に再稼働停止の依頼をするという。国民は拍手喝采をする。さらに時期を見て脱原発や自然エネルギーをテーマに衆議院解散、選挙を狙っていると考える。
　それによって、民主党が政権を維持し続け得る可能性が高まれば、党内でも彼の支持基盤は強まる。
　それまで菅は原発再稼働等の矢面には立たないだろう。
　しかし、これではゲームだ。日本という国、国民を駒に使ったゲームだ。ゲームは勝つことが目的であり、脱原発で勝つなら脱原発、原発推進で勝つなら原発推進に転ぶ。原発再稼働云々ということも大きなテーマだが、私はこういうゲーム感覚の政治を許すことは出来ない。健康や命、子や孫の将来をこういう形でもてあそばれたくない。

菅首相は恐らく死んでも自分から再稼働要請はしないでしょう。
浜岡は地震の確率が８０％以上であり緊急事態ということで
菅首相が要請した訳ですが（実は米国の命令が正しいようですが）
玄海は現在の時点では自然条件、原子炉条件ともに何の問題もない
訳です。
よってこれは首相の出る幕ではなく通常通りに経産大臣の許可で
良い訳です。海江田大臣に決断させるだけです。
菅首相にとって海江田大臣はただの電波芸者にすぎない存在でしょう。

原発停止や再稼動は周りのことを決めてしまわないと、公表できない。
代替エネや今後原発をどうするのか、全量買取案もどうしていくのか。
経済産業省が再稼動に暗躍しているが、菅の立場では今時点で早急に再稼動するわけがない。

要は、焙り出されているのは官僚が暴走して官僚が原発再稼動を既成事実化しようと躍起なこと。海江田は官僚に脅されているのだろう。

脱原発の世論が勝てば脱原発で行くし、原発促進の利権集団のプロパガンダが勝てば原発推進に乗る。

今は、脱原発世論が勝っているので汚れ役はやらない。
古川知事が認めたら古川知事と海江田の責任にしてしまう。

さらに脱原発の世論が盛り上がれば浜岡のようにスタンドプレー的に一時的に止めるかもしれないが、世論が盛り上がらなければそれでおしまい、利権集団に擦り寄っていく。
ある意味わかりやすい男だ。

古川知事が、菅総理から直接要請されてから考えるというのは正解である。

辞めると言ってやめない総理と同じで、再稼働許可するかどうかはそれから考えるでよい。

もはや騙し合い責任の押し付け合いの世界である。

古川知事は直接、「管首相、政府の責任の取り方を明確に言ってくれ」を言うだけでいい。
管は逃げるだろうから「管首相の明確な回答がないので、今悩んでます」が回答か。
秋も近いし、秋になれば電力も余る。
それとも、原発再稼動にOKを出して住民から責任を取れと批判対象になるか。