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玄海原発2号機、3号機の運転再開は、絶対に阻止しなければならない。
老朽化で脆くなった原子炉容器が破裂して、放射性物質が大気中に放たれると、どういうことになるか。
フクシマ以上の惨害が九州全土を蔽いつくすだろう。
数千年の歴史がつくりあげた九州の文化が消滅してしまう。
博多の祇園山笠や、小倉の祇園太鼓はなくなるだろう。
風情ある柳川の水路も、雄大な阿蘇の外輪山も、見る影もなく色あせてしまうだろう。
長崎のちゃんぽん、久留米のラーメン、薩摩あげに熊本の辛子蓮根、各地のおいしいものは、二度と食することができなくなる。
由緒ある神社仏閣はすべて打ち捨てられ、さまざまな治乱攻防の歴史はすべてが無意味となり、人が住めない島となってしまう。
そう想像すると、故郷を追われた福島の人々の無念の何百分の一でも、わかるような気がしてくる。
祖国を守る、郷土を守るということは、このような事態を、最大限の力で阻止することだ。
国を愛するということは、他民族を差別したり排除することではない。
固有の文化を守り、先祖をリスペクトし、子孫を繁栄させるために、持てる力をすべて発揮するということだ。
何よりも先んじて、「命」を守るということだ。
ということで、玄海原発運転再開阻止の闘いは以下のように準備されている。
2011年佐賀の暑い夏(玄海原発再稼働阻止行動の案内一覧)
○7月4日(月)〜
佐賀県庁前でテント村開始。またハンストを行う計画もあり。
11日あたりまでは、テント村があるとおもわれますので、県庁前公園で、自前のテント持ち込みで泊まり込んで籠城したい人は、ドンドン押しかけましょう。
○7月8日(金)
・県主催住民説明会(定員枠などに、非常に問題があるイベントです。)
場所:多久市多久市中央公民館大ホール(多久市北多久町小侍7番地1)
時間:(開場18:30)19:00〜21:00
定員:550名(玄海町・唐津市は各50名、佐賀市を含む市は20名、その他町村は10名限定)
申し込みはメール、はがき、FAXです。詳細は
http://www.pref.saga.lg.jp/web/cyumoku/_55664.html
・住民がつくる玄海原発説明会
原子炉を作った技術者や、理学博士などにわたしたちの質問に答えてもらう、本当の住民説明会です。
影響の可能性のある佐賀県以外の方や、抽選で選ばれなかった方、(原発に)賛成・反対分からない方、誰でもどうぞ!
場所:メートプラザ佐賀(佐賀市兵庫町大字藤木1006-1)
時間:18:00開場
18:30開演
20:45閉会
ゲスト:菊池洋一(元原発技術者)、藤田祐幸(理学博士)、小山英之(美浜の会)ほか
参加費:無料
主催:「わたしたちがつくるエネルギーの明日」プロジェクト
問合わせ:090-6772-1137(石丸)、0952-51-2922(満岡)、050-5810-9412(中村)
○7月9日(土)
未定(何かあるかも?土日だったら県外から流れ込めるって人はご準備を!)
佐賀市内で何かやりたい!やりたい!やりたい!
○7月10日(日)
玄海町で抗議行動?(詳細不明)
○7月11日(月)
・佐賀県議会特別委員会
ここで再稼働容認を最終決定か?
菅直人首相佐賀訪問?
・佐賀県庁を取り囲む 1000人アクション
会場:佐賀県庁(佐賀県佐賀市城内1丁目1-59)
11日は、午前中に福岡まで箪笥を運ぶ予定なので、終わったその足で、佐賀県庁まで馳せ参じようかと思っている。
とにかく、フクシマのあの惨状がありながら、再稼動を急ぐ政府・九電・佐賀県当局は、絶対に許すことができない。
原発が人間に創造よりも破壊をもたらすものであることは、すでに証明されているのだ。
九州の、いや全国の賢明な方々の参集を願ってやまない。
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