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06. 2011年7月02日 19:45:15
ジャック・どんどんさん、原発全廃男です、6月14日に、小出先生がTBSラジオに出られた時の模様が来ましたので、ここに載せます、また、よろしくお願いいたします。
小出先生の非公式ブログを見たら、小出先生が6月14日、TBSラジオ「DIG」に出られた録音がアップされていました。司会は神保哲夫さんの模様です。
http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/07/02/tbsradio-dig-jun-14/
20日近く前ですが、6月11日の反原発の日の直後であり、例によりこれを聞いて書き起しました、皆様にお伝えいたします。
小出先生、原発はいつか事故を起こすから反対してきたのに、言葉に出来ない、無念なのです。
福島事故について、肝心なことは分からないのです。一番大切なのは正確な情報なのに、東電の公表するデータ自体が覆され、変わってしまう、推定が変わってしまうのです。今どうなのか、小出先生すら分からないのです。具体的に、原子炉の中に水があるのか、炉心(燃料棒)に半分水があると言っていた(半分助かっていると思っていた)、水を入れて原子炉を冷やせると思っていたのに(外から水を入れてあふれさせるのはだめ)、炉心に水なしと東電が言い出した、炉心は融け、メルトダウンを認めました。2つ意味があり、炉心溶融、水蒸気爆発が起きて、圧力容器が破壊され、格納容器も破壊されると思っていた(破局)ので、これを防がないと、と思っていたのに、メルトダウンが起きた、水蒸気爆発はなく、最悪のシナリオは回避されました。メルトダウン、圧力容器も無傷ではない、融けた燃料が格納容器の底に落ちて、損傷する(鋼鉄の場所が融ける)可能性が強いのです。
穴がいくら開いているのか分からないのに、マスコミの絵にはそんなちゃんとした絵はなく、水が残っている絵しかないのですが、水蒸気爆発は回避されたものの、しかし、最悪が回避されたか不明、東電の情報がしっかりしていない、水位計を調整したのは1号機のみであり、まだ、最悪の可能性があるのです。
1号機、東電の言うとおりなら、炉心は格納容器の底にあり、炉心冷却はできない、冷温停止は不可能であり、そうなれば、原子炉建屋全体を覆う(チェルノブイリの石棺)しかない、燃料は地下にもぐるので、地下に壁を作る必要があり、地下水汚染を防ぐ、5〜10mの壁が要るのです。一刻を争います、国も、東電もどこまで汚染されているか、分かっていないのです。
海の汚染は77万テラベクレルに入っていないのです。
水蒸気爆発は怖いが、それがなくても、未だに漏れている、原発周囲は高濃度の汚染であり、爆発しなかったから良かったと言えるのか、それは心配で、環境に漏れる総量が爆発と今とどちらが大きいか分からない、しかし、大気中にばら撒かれるのは大変で、海への汚染は大変だが、陸上の土地の汚染は避けられる、故郷を追われる人の苦痛は避けられると判断されています。
今後の対策、東電がメルトダウンしていると言うなら、地下を防ぐのが最良です。しかし、東電、政府のやり方は混乱しており、戦争状態で誰が指揮を執っているのか不安である、出来る最善のことがひとつしか出来ないのに、それができていないのです。専門家にも分からないことがあるのです。
小出先生、原発の危険性を訴えてきたが、ここまで至った原因は、端的に言うと「油断」、こんな事故を起こすと原子力推進派も思っていなかった、起きてしまったら何の準備もなく、事態の悪化のみ、後手後手に回ったわけです。安全神話を信じていたのかについて、原発は絶対に安全と誰も思っていない、しかし、滅多に起こらないと推進派は思っていて、自分の生きているうちは起こらないと思い、対策を立てていなかったのです。安全委員会も起こるはずがないと思っており、安全委はダブルチェックになっていなかったのです。
この他の原発を止めるか、ドイツ、イタリアで止めたのですが、原発を止めたら電力が足りなくなる、しかし、小出先生の本に、足りると書いてあり、日本でなぜ脱原発にならないか、6月11日に脱原発デモも起こった、原発を否定する声は大きくなっていると小出先生、感じられています。40年前から反原発ながら、小出先生の意見を誰も聞いてくれなかった、原発の地元など、小さな、組織されないと声が出なかったのが、今、組織されない声がどんどん出ていると感じられています。
その時の時代背景(化石燃料がなくなるなど)もあるものの、ドイツ、日本でも原発の専門家以外も原発に反対するようになったと、みんな原発のウソを読み感じているのです。
小出先生、電気を使わない生活をしており、原発に反対して、原発の電気を使わないのですが、電気は使う必要はない、どんなことでも環境に影響があり、必要なものを、みんな考えて生きるべきなのです。
小出先生、今後恐ろしいのは「子供たちの被曝」、大変な汚染であり、一部の人は避難され、二度と故郷に帰れない、しかし、避難していない人も大変な汚染であり、そこで子供たちが被曝させられるのは許せないのです。これを直視して回避しないといけないのに、風評被害とかで小さく見せているのです。風評被害ではない、汚染が起きている、食べ物も汚染されている、小出先生、規制するな、原子力を許してきた大人が汚染されたものを食べるべきであり、汚染されていないところはないのです。
小出先生、異端扱いされつつ、警鐘の通りになった、これをどう受け止めるか、恐れていたことがおきた、まったくうれしくない、次々原発を作られた、こんな事故を起こらないようにしてきたのに、これは決定的な敗北であり、これで日本人が気が付かないとダメ、原発を廃止しないといけない、それまで声を上げるとのことでした。
以上、お伝えいたしました。
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