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こんなことが許されるのか 現地対策本部は「住民を見捨てて逃げた!」 12マイクロシーベルトの汚染が判明し… フライデー 
http://www.asyura2.com/11/genpatu13/msg/652.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 7 月 02 日 07:22:55: igsppGRN/E9PQ
 

こんなことが許されるのか 現地対策本部は「住民を見捨てて逃げた!」
12マイクロシーベルトの汚染が判明し、翌日にトンズラ
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/10685
2011年07月02日(土) フライデー  :現代ビジネス


 広野町町長、葛尾村総務課長らが怒りとともに振り返る「3・11から5日間」の真実

「現地対策本部がオフサイトセンター(注)から(福島県庁に)撤退したのを知ったのは(撤退の5日後の)3月20日のことです。3月15日時点ですでに役場機能を他の町に移していて連絡が取れる状態だったにもかかわらず、連絡がなかった。まったく理解できません」

 そう憤るのは、福島県広野町の山田基星町長(63)だ。同町の大部分は福島第一原発から20~30km圏に含まれ、現在は緊急時避難準備区域に指定されている。

 山田町長の怒りの矛先である「現地対策本部」とは、東京電力、経済産業省、福島県などの幹部メンバーで構成され、原発事故が発生した際には、事故の対応や住民避難の指揮をとる。今回の事故では、現地対策本部は第一原発から5km離れた大熊町内にある「オフサイトセンター」に設置された。だが、冒頭の証言にあるように、現地対策本部はまったく機能しなかった。それどころか、自治体によっては見捨てられる形で、対策本部が撤退していたのだ。

 3月11日、震災が発生すると、広野町はただちに孤立化した。

「震災直後、固定電話はもちろん、携帯電話も通じなくなりました。非常用の発電機を回し、なんとかテレビだけはつけました。一切の情報が遮断され、テレビから流れる情報だけが頼りで、テレビを見ていると原発が危ないということが分かってきた。それで3月11日のうちに、住民の皆さんには、できるだけ遠くに自主避難してもらうように呼びかけました。防災協定を結んでいる県内の小野町や埼玉県の三郷市などが住民の受け入れに協力してくれました」(山田町長)

「(撤退に)憤りは感じますが、当時は怒っている暇なんてなかった」と回想する山田町長は、独自の判断でいち早く住民に自主避難を促したのだ。14日には役場機能を小野町に移し、自身は16日にそこに避難した。

 同じように村の大部分が第一原発から20~30km圏内に含まれる葛尾村もまた、独自の判断での自主避難を迫られた自治体である。同村の総務課長が語る。

「12日に20km圏内の地域に避難指示が出た時点で、うちにも避難指示が出るだろうと思い、準備を始めました。ですが、いくら県にお願いしても避難先を見つけてもらえませんでした」

 周知の通り、第一原発は12日に1号機が、14日に3号機が水素爆発を起こし、大量の放射性物質をまき散らした。しかし政府は当時、「ただちに健康には影響はない」と繰り返すばかりで、避難区域を20km圏内から広げることはなかった。

 結果的に、葛尾村は14日に自主避難に踏み切ることになるのだが、松本允秀村長(73)にそれを決意させたのは、前述の現地対策本部の撤退≠ナあった。だが、松本村長に対策本部から撤退の連絡が入ったわけではない。

「オフサイトセンターが撤退を始めたと知ったのは14日の午後9時頃です。地元の消防職員が教えてくれたのです。息を切らしながら役場内の災害対策本部に入ってきて、『消防無線で聞いたんですが・・・』と伝えてくれた。それを聞いて村長は決断しました」(前出・総務課長)

 なんと、対策本部が逃げ出したことを、消防の職員から聞かされたというのだ。これでは、自治体の適切な行動を指示すべき立場にある現地対策本部が「職責を放棄してトンズラした」と言われても致し方ないではないか。

 松本村長は「避難すっぺ」と呟き、そこからの行動は迅速だった。前日の早朝から用意していたバスに移動手段のない村民約150名を乗せ、村役場を出発した。

■住民を救った町長の行動

 本誌は、福島県庁内に移設された現地対策本部に、撤退に至る経緯を聞いた。回答は以下の通りである。

「オフサイトセンターには非常用ディーゼル発電機が備えてあったのですが、地震や津波の影響で電源を確保できない状態でした。12日に電源は復旧しましたが、固定電話、携帯電話ともに不通の状態が続きました。また、14日に計測した放射線量が毎時12マイクロシーベルトと高かったため、福島県庁に移転することを決めました」(広報班担当者)

 12マイクロシーベルトは確かに高い線量である。だが、それが撤退の一つの理由となるのなら、まだ避難指示が出されていない自治体の放射線量がどの程度なのかを把握し、避難の要・不要を伝えた上で、初めて対策本部が撤退へと動くべきではないか。ちなみに、彼らが撤退した翌日の3月16日には、田村市(第一原発から約25km)で毎時80マイクロシーベルトという高い数値が記録されている。だが、この地域がようやく緊急時避難準備区域となったのは、1ヵ月も経ってからであった。

 より原発に近い20km圏内の自治体はどんな状況だったか。かろうじて避難指示の連絡が入った自治体もあったが、迅速な避難を実現させたのは、やはり町長らの決断と行動だった。

 福島第一原発を抱える大熊町では、12日午前6時、渡辺利綱町長(71)が細野豪志・首相補佐官から電話を受けた。

「『総理大臣から避難指示がありました。安全確保のために協力してください』と言われました。その前日から、役場内では災害対策本部を立ち上げて、情報収集と対策に努め、バスを約70台用意していたんです。細野補佐官からの電話を受け、このバスで住民を避難させました」

 20km圏内に位置し、第二原発を抱える楢葉町の草野孝町長(68)はこう語る。
「11日の時点で第二原発はそれほど悪化していないという報告が東電側から伝わっていたので、やはり問題は第一原発でした。12日早朝に10km圏内の避難指示が出た時点で、いずれ(楢葉町も含む)広域の避難指示になると判断し、大至急でバスと受け入れ先の手配を始めたんです」

 どちらの町長からも、避難にあたって現地対策本部が何らかの役割を果たしたという話は一切出てこなかった。「対策本部」の名にもかかわらず、何ら機能しないばかりか、周辺の町や村を見捨てた

---それが3ヵ月以上経って浮かび上がる実態なのである。

 本誌は、現地対策本部の撤退についての見解を求め、東電の原子力部門の統括者である武藤栄副社長(60)を直撃した。

 6月21日午後10時、帰宅する武藤副社長に自宅近くで声をかける。

---現地対策本部が大熊町から撤退したことについて、お話を聞きたいのですが。
「今日はもう遅いので・・・」


「私が住む楢葉町は40年間も原発と共生してきた」と語る草野町長。原発の停止で若者の雇用が奪われるのを懸念していた〔PHOTO〕片野茂樹 それだけ吐き捨てるように呟くと、後は本誌記者と目を合わせようともせず、自宅の中へ消えていった。

 東電については、今回、原発周辺自治体の避難者を取材する中で、本誌は驚きの証言も得ていた。生まれも育ちも大熊町だという30代の主婦が、こう語る。

「3月中旬、私たちの避難先だった田村市の常葉体育館には東電の社員たちも避難していました。しばらくすると数人の若い男女がビールを飲み始めたんです。大熊町の職員は避難所の中で何かしら作業をしているのに、東電の人たちは、『これからどうなるんだろう? 給料もらえるのかな?』なんて大声で話していました。また、体育館の入り口近くに布団を広々と敷いて、その一帯を占拠している人たちもいました。『TEPCO』のマークが入った作業服を着た東電社員たちでした」

 この証言について東電に取材すると、回答は以下の通りであった。

「社員の飲酒については確認できませんでした。また当日、その体育館にいたかどうかも分かりません。ただ、当社の社員には、被災された方々に対して、顰蹙を買うような行為は慎むよう注意を喚起しております」(広報部)

 原発事故に対して逃走≠決め込んだ現地対策本部。そして、被災者たちの前で傍若無人な振る舞いをする東電社員。どちらも「顰蹙」という言葉では言い表せないほどの業を背負っている。
 

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コメント
 
01. 2011年7月02日 07:41:38: A4GQ7o9O02
以前、亀井さん、福島原発に限って、戦時体制にしないと対応できない。その時は、まさにそのとおりと感じたが、事故後3ヶ月以上、このていたらくぶり。

放射能との戦いは戦争だ。福島県下を戦時体制に移行する。

二等兵:隊長どの、放射能との戦いは戦時体制で対応しないといけないということですが、
    放射能との戦いにおいて、敵前逃亡した場合は、どうなるのでしょうか?

隊長:敵前逃亡は、軍法会議で銃殺刑だ。最前線の場合は、隊長の即断によってその場で銃殺もあり得る。

現地対策本部長は、どこのだれなんや?


02. 2011年7月02日 07:49:08: 81OnXQv7Sc
東電、経産省、福島県の責任者たちは一目散に逃げた後に行き場を失った住民には「ただちには健康への影響はありません」を連発。
時同じくして福島県は、御用学者の山下教授一団を雇い入れ住民を必要以上に被曝させられた。
住民の被曝データーも山下教授一団の管理下にあり不都合な事象は、自分達の責任問題に発展する恐れがあるので「ただちに隠蔽される」ことは想像にかたくない。
福島は完全に悪魔に支配されている。

03. 2011年7月02日 08:31:10: CgPxaWt6OI
 デマメディア・マスゴミどもが、ご主人どものトンヅラ動向を国民に広布しなかったのは、どういう訳か。目の前の様子さえもトンヅラ奴らのリーク記事をおねだりしなければ、身動き取れないっちゅうんか。

04. 2011年7月02日 08:49:02: go6cztAC42
どこかの頭のイカレた自称精神科医は、与太飛ばしてる暇があるなら、精神を病んでる
こいつらの相談にのってやれ。キチガイ同士で話も合うだろう。

05. 2011年7月02日 09:19:51: Ba5FgPCp7w
本当に ほぞを噛む思いです。
悔しくて 悔しくて…
推進派のホワイトカラー族(メチャ古い言葉)を 簀巻きにして福一に放り込んでやりたい!

06. 2011年7月02日 09:38:57: soUBND2Ud6
泣きながら笑うような情けない話です。

住民には、「安全です。」 自分たちはトンズラ。

本当に情けない。何時からこんな国になったのでしょうか。

そういや、満州でも同じことがあったと聞きますね。

そうすると、どうして、上の方は「こんなの」ばっかりなんでしょう。


07. 2011年7月02日 11:09:22: oz33FCcPgo
>>05
>推進派のホワイトカラー族(メチャ古い言葉)を 簀巻きにして福一に放り込んでやりたい!

放り込むならここ。ちょうどいいお湯加減です。
http://www.asahi.com/national/gallery_e/view_photo.html?national-pg/0701/TKY201107010464.jpg

昭和20年の満州と同じですね。軍部はソ連の動きをいち早く察知してトンズラ。
残された開拓民はとんでもない辛苦を味わう。


08. 2011年7月02日 11:23:12: CgPxaWt6OI
 関東軍の敵前逃亡=ソ連軍参戦の報に慌てふためき、現地住民日本人を放置して、8月6日早朝満鉄社員家族共々チン逃げた。後に残された日本住民は、命からがら北朝鮮へ、夜陰にのみ隠れ行進。卑怯者日本軍は足手まといになる女子どもを機銃掃射しつつ逃げ延びた。
 介護制度発足の記念日実体験者が逃避行を講演していたぞ。

09. 2011年7月02日 12:41:40: TH6ry05dzQ
O8さんの通り。
この国の組織は、建前上は、国民の生活云々だが、実際は馬鹿を見るのは国民でしかない。
今回の放射線物質の汚染レベルを見れば、福島県中通までは、避難区域にしてしなくてはならないが、お金がかかるからだろうとの事で、無責任の安全宣言をして、棄民政策をしているとしか思えない。
先の大戦で、満州で行った事と同じ事を、福島でやっている。
口では、国民は、国家を愛すべしと愛国精神の運動に盛んに行っている、政治家等がいるが、こんな事をする国家をどうやって愛するに値するのか?と疑問を感じる。
聖書だと思うが、「人を愛すれば、人は愛してくれる。」の様な意味の文章が有ったと思うが、国民を税金を納める道具でしか考えず、更に、大規模な災害が発生したら、住民を放ったらかしにして逃げ出す、役人や関係者。
この国の、終わりの始まりのプロローグなのかぁ?

10. 2011年7月03日 00:29:30: iOclNTIZLg
ズルチンにしろ、ハザールにしろ遊牧民は「動き」と「維持」は速くて上手だな。そのうえ、働くことは大嫌い。

11. 2011年7月03日 04:31:18: i37fD8kRRc
パニックを回避するために、情報の隠蔽を行ってきた関係者の有り様が、『超ウルトラ特大パニック』

関東軍顔負けの敗走劇だ。

結局、『今も昔、…』で始まる今昔物語が現在進行形ということなのだ。


12. 2011年7月03日 17:29:35: nRgjW3KFNc
殺人会社に成り下がった東電は、解体消滅するしかない。
数ある会社の不祥事の中では、最大級の犯罪であり、無責任極まりない甘えの体質の染み付いた反社会的企業である。
こような会社を存続させることは、世界中からの不審を買うと伴に日本人の恥である。
今や、日本は世界中から注目される低被爆のサンプルである。
これは、東電や国の墜落しきった体質が招いたことである。

13. 2011年7月03日 21:20:10: h6cbKB908I
多くを語らなくても、国・東電・マスコミの体質がわかる。

06さんのを、引用させて頂きます。

  住民には、「安全です。」 自分たちはトンズラ。


せめて、トンズラの報道だけでもされてたら、翌日の多くの住民の行動が
違っただろう。


14. 2011年7月03日 23:18:41: z3JPTJSWDM
トンズラした国が、玄海原発にについて「責任をもつ」と言っている。佐賀県知事はそれをダシにし、玄海原発の再稼働を認めようとしている。
佐賀県人よ。そんな国が信用できるのかね?またトンズラされるのが落ちだと思わないのかね?

15. 2011年7月04日 01:48:40: oz33FCcPgo
とにかく政治家、官僚、米軍、富裕層、東電社員とその家族の動きを注視しておくこと。

東電社員はいじめたりしないで、「大変ですね」と仲良くしておいたほうがいい。
「ここだけの話だけど避難したほうが、、」と教えてくれるかも知れない。
彼らの行動からだけでも状況が推測できる。

これから夏休みだが、「休暇でどこどこに行くんですよ」と言ったまま
戻ってこない可能性もある。

パニックになると困るので目立たないようにスーッといち早く避難するだろう。

首都圏住民すべてを避難させることは絶対不可能、気づいた人だけ
自主的に避難してくれればいい。
B層には安全デマを流しておいて切り捨てる。
政府はそう考えているのでしょう。

大きな余震が来たら4号機は耐えられずに倒壊する可能性があるので、
いつでも逃げられるようにスタンバイしておくことが大切。

自分の命は自分で守るしかありません。


16. 2011年7月04日 02:02:08: EGaQ73B5yp
>>15
>とにかく政治家、官僚、米軍、富裕層、東電社員とその家族の動きを注視しておくこと。


トンキン電力の社宅とか共同住宅の動向を、ブログとかでヲッチすると
いいかも知れませんね。

ストリーミング放送で、線量計の数値をずっと放送してるチャンネルがあるけど、
あれと同じ要領で、トンキンの社宅や共同住宅を俯瞰してヲッチする番組が
あってもいい。(笑)

トン電社員が脱出したら、夜になっても灯りはつかない。
それが目安になるでしょう。
 


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