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http://www.nhk.or.jp/asaichi/2011/06/29/01.html
イチからわかる 内部被ばく
専門家ゲスト:安斎育郎さん(立命館大学名誉教授・放射線防護学)、齋藤紀さん(福島 医療生協わたり病院・医師)
ゲスト:辺見えみりさん 金子貴俊さん
リポーター:小林孝司アナウンサー
福島第一原発事故から3か月あまりたった今、心配な「内部ひばく」。“体はどうなるのか”“どうすれば測れるのか”“放射性物質を減らす調理術”などイチからわかりやすくご紹介しました。
「内部被ばく」とは?
大気中や食べ物などから放射性物質が体に入り、長期に渡って放射し続けることによって起こるのが内部被ばくです。「ヨウ素」はほとんど甲状腺に、セシウムは筋肉など全身に、ストロンチウムは骨に蓄積しやすいと言われています。そして、細胞内に蓄積した放射性物質は、その周辺の細胞を傷つけ、特に遺伝子の鎖を断ち切るなどして、がんを引き起こす原因になるのです。
内部被ばく量を計測できるホールボディカウンター
体内から出ている放射線物質のガンマ線を測ることで、ヨウ素やセシウムなどの量がわかります。
「カリウム40」も検出されますが、野菜などに含まれているもので、被ばく量はわずかだといいます。
放射性物質を減らす“調理術”
「洗う」「ゆでる」「酢漬け」にすることが効果的です。
じゃがいもやにんじんなどの野菜は、土を落とし丁寧に洗い、皮をむくことで放射性物質の30〜50パーセント程度を取り除くことができます。
肉や魚は、「煮る」ことがおすすめです。
ポイントは「ゆで汁」は捨てること。ゆで汁には放射性物質が流れ出ているからです。
放射性物質の40〜60パーセント程度を取り除くことができます。
(「チェルノブイリ放射能と栄養」参考・・・市販されている本ではないため、入手は困難です。)
自主検査を行っている福島県須賀川市のグループ
「ふくしま希望市場」
http://www.kibou-ichiba.jp/fs/kibouichiba/c/home
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●著書
<安斎育郎さん>
・『家族で語る 食卓の放射能汚染』(同時代社・1200円+税)
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