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もんじゅ装置燃料ラック軸に異常 原子力機構、目視確認
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpower/28926.html
2011年6月28日午前8時53分 福井新聞
日本原子力研究開発機構は27日、高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で、原子炉容器内に落下し回収した炉内中継装置を目視で確認した。立ち会った経済産業省原子力安全・保安院の敦賀原子力保安検査官事務所によると、燃料交換の際に、燃料容器をぶら下げる部分の駆動軸に変形がみられた。落下の衝撃でできた可能性があるという。
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原発再稼働進まぬまま需要増の夏 関電は綱渡り状態
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpower/28923.html
2011年6月28日午前7時37分 福井新聞
関西電力が企業や家庭に15%節電を求める7月が目前に迫る中、定期検査で停止している福井県内原発は依然として再稼働のめどが立っていない。国は21日、過酷事故対策などを説明して「運転に安全上支障はない」と理解を求めたが、県は国に求めてきた高経年化の影響の評価などが不十分として再稼働を認めない姿勢だ。電力需給が逼迫(ひっぱく)しかねない関電は綱渡り状態で「冷や冷や」、国の対応に不満を募らす県にとっては「いらいら」の夏に突入しそうだ。
関電は8月の最大電力需要を3138万キロワットと予測。原発の再稼働の難航を踏まえ、供給力見通しを年度当初計画の3381万キロワットから2938万キロワットへと6月10日に下方修正し、併せて15%の節電を呼び掛けた。
県内では、関電の原発11基のうち4基が定検で停止中。そのうち美浜1号機(34万キロワット)、大飯3号機(118万キロワット)、高浜1号機(82・6万キロワット)の3基は既に点検を終えている。一方、ぎりぎりまで定検入りを引き延ばす高浜4号機(87万キロワット)、大飯4号機(118万キロワット)も7月下旬には停止となる。受電している日本原電敦賀2号機(116万キロワット)の計画外の停止も痛手だった。
関電の八木誠社長は関西の各府県知事に節電の要請をしたが、15%という数字をめぐり「根拠が不明確」との指摘や、経済界などからは削減幅が大きすぎると不満も漏れている。逆に橋下徹大阪府知事は、関電が一律15%の節電目標を示した後、福井県に原発再稼働を働き掛けるよう府に要望していた事実も?暴露?した。
一方、再稼働を認めない県の姿勢は硬い。暫定でもいいから安全基準を示すよう要請し、地震や高経年化の影響などでも明確な説明を求めてきたが、平行線のままになっているからだ。県のいらだちは強く、西川知事は「同じことの繰り返しをしているだけで、国として前進させる意欲が全く見られない」「立地地域の不安に真摯(しんし)に向き合う姿勢が見えない」と政府の姿勢自体に厳しい目を向けている。
ここに来て、原発立地の町長から「電力の重要性を感じている」(山口治太郎美浜町長)、「夏はすぐそこにきており、待ったなしの状況」(時岡忍おおい町長)と供給地としての責任も理由に、再稼働に前向きな発言は出始めてはいる。ただ、両町長とも県と歩調を合わせ判断することに変わりはないとも強調。電力需要がピークを迎える時期までに再稼働できるかは、経済産業省原子力安全・保安院が県を説得できるだけの回答を再提示できるかが鍵となっている。
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