http://www.asyura2.com/11/genpatu13/msg/449.html
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阿修羅でも既に一度、ECRRの福島予測を取り上げられた方がいたが、「非公式和訳」を見つけたので。
「福島原発事故が今後健康にもたらす影響について」
http://twitdoc.com/upload/climaticclimax/fukushima.pdf
どなたが和訳されたのか、知りたかったがリンク先にたどり着けない。
消去されてしまったのかも知れない。
発表したのは欧州放射線リスク委員会。
トンデルの研究など、評価は分かれるところもあるだろうが、ICRPなどという文字通り「前世紀の遺物」よりは、よほどまっとうな仕事をしてくれていると思う。
一読して考慮すべきと思われた点。
・発表は3月30日という比較的早い段階のもので、当然それ以降の爆発・蒸発拡散・海洋流出などの付加汚染は考慮されていない。
・汚染レベル計算の元となったデータは、「文部科学省の公式発表」と「IAEA広報」を使用しており、現実の数値よりずっと低いかと思われる。
・事故後の避難や食品汚染などに対する姿勢が、チェルノブイリ事故よりずっと劣悪。
・・・これらを踏まえ計算して『40万人』なのである。
福島周辺100キロ圏内におけるガン発生増加件数
ICRP 2,838
ECRR(トンデル法) 103,329
ECRR(無条件モデル) 191,986
福島周辺100〜200キロ圏内におけるガン発生増加件数
ICRP 3,320
ECRR(トンデル法) 120,894
ECRR(無条件モデル) 224,623
ICRPの数値は、原発推進派にとって「たいへんに」都合が宜しい事実がここにも明らかになろう。
全ての対策が相変わらず遅々として進まず・・・というか、後退すらしている印象さえある中で。
おのおのが、厳しく身を守り抜かねばならない時代となってしまった。
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