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「原発再開の賛成派だけでシナリオを作った」 玄海原発、国側がCATV出演者7人を地元広告代理店に依頼 (MSN産経) 
http://www.asyura2.com/11/genpatu13/msg/436.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 6 月 27 日 10:21:51: igsppGRN/E9PQ
 

「原発再開の賛成派だけでシナリオを作った」 玄海原発、国側がCATV出演者7人を地元広告代理店に依頼
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110627/trd11062709590011-n1.htm
2011.6.27 09:52  産経新聞

 国が26日、全国で初めて佐賀県で開催した住民説明会。説明会といえば国の担当者が広い会場で住民の不安や疑問に直接答える場になると思われたが、実際は国側が選んだ代表7人とのやり取りをケーブルテレビで放送する異例の形式に、反対派が騒ぎ立てるという図式となり、一般の県民は置き去りにされる格好となった。(小路克明)

 ■「誤解を招くやり方」

 「今回は『(原発再開の)賛成派だけでシナリオを作った』と誤解を招くやり方だったのではないか」。番組に出演した玄海町の農業の男性は放送後に会見し、説明会の開催方法に疑問を呈した。

 説明会は、国側が85万人の県民代表として、地元広告代理店に7人の人選を依頼。佐賀市内のケーブルテレビ局で1時間半の番組形式で開催した。開催方法が明らかになった段階から「出席人数が少ない」などと批判が相次ぎ、政府内からも疑問の声が出ていた。

 国側は「ケーブルテレビは13万世帯が加入しており、インターネットでも配信した」と正当性を主張した。しかし、加入世帯は佐賀県全体の約4割に過ぎず、ネット配信についても、番組終了時点の合計視聴者は4600人止まり。県にもネット配信のアドレスに関する問い合わせが相次いだという。

 ■深まらない議論

 肝心の原発の安全性はどうなのか。これも議論が深まったとは言いがたい。

 参加したのは地元の商工団体役員や学生、主婦ら。放送終了後に会見に臨んだ6人は「専門用語が難しすぎて、説明が理解できなかった。納得するかどうか以前の問題」と口をそろえた。これに対し、経産省原子力安全・保安院の黒木慎一審議官は別の会見で「一定の理解を得たという感覚はある」と手応えを強調。両者のズレが浮かび上がった。

 6人の中には「勉強不足なので…」と申し訳なさそうに話す人もいたが、いずれも広告代理店からの電話依頼で参加が確定したのは2日前の24日。保安院の専門家に県民代表として質問するには余りにも準備時間が短すぎたといえる。

 ■テーブルに着かない反対派

 佐賀県の古川康知事は「賛成派を集めたヤラセでないことは、番組を見ていただければよく分かったと思う」と一定の評価を与えた。経産省によると、代理店を通じて原発反対派にも参加を打診したが、「人選が不透明。運転再開に向けたアリバイ作りだ」などの理由で断られたという。県幹部は「反対の立場の人は原発に関して勉強してきたはず。こういう機会だからこそ同じテーブルについて、その知識に基づいた意見を出してもらいたかった」と話した。

 その反対派はケーブルテレビ局の周囲で鐘や太鼓を打ち鳴らして気勢を上げていた。番組で国側に厳しい意見を投げかけていた県内在住の映画評論家、西村雄一郎さんは「私は別に賛成派ではないが、反対派の人がたくさん来て車を取り囲まれた」と憤っていた。

 福島第1原発事故の後、初めて原発の地元住民の不安や疑問に国の専門家が答えるという住民説明会に、全国から注目が集まった。しかし、国は議論以前の不透明な開催方法で説明会を台無しにし、反対派は会場周辺を混乱させ、国が今回のような方法を取る口実を与えてしまった。

 佐賀県民に限らず、原発に関して国民が望んでいるのは極端な賛否だけではなく、安全かどうかの冷静かつ建設的な議論ではないだろうか。
 

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コメント
 
01. 2011年6月27日 10:31:04: JgyS3UTymo
印象工作が始まったと思う。
何故なら、いままでインターネット上でこんな手のこんだことはしなかった。
だから我々は、テレビが言うことはウソと言えば良かった。
今度から、認識を変える必要がある。

02. 2011年6月27日 11:06:06: vfBWJn6RgM
昔っから、こんな感じ。

反対派は気をつけないと、プロ反対派にブチ壊されますよ。


03. 2011年6月27日 11:55:11: qUHTZDauQM
産経が書いてることだから素直には信じられません。
過去にも産経は都合のいいようにコメントをねつ造していますから。
原発推進のクソ産経が、反対の分裂を狙っているのは明らかだと思います。

04. 2011年6月27日 13:00:28: HYHUspnQ6g
初めから結論ありきの演出ですね。
住民と対話して住民の意見を聞いたという実績作りのためで、実際には反対派住民の意見は全く反映されないどころか出席さえもできない、情報捏造の場となっています。仮に、反対派住民が出席して発言しても、後々の議事録からは削除され、反映されません。コミュニケーションの内容が、原発推進派によって完全に都合よく管理されているので、対話などというしろものではなく、原発推進派の意見がテレビコマーシャルのように垂れ流される場です。そういう捏造番組を流すケーブルテレビ局も、視聴者からの反発をくらって倒産すべきです。

05. 2011年6月27日 16:42:46: YLoYRDFctQ
先日から、又、原発では、煙がもこもこ出だした。本来圧力容器内にあるべきあらとあらゆる、放射能、ストロンチュム、セシユウム、プトニュウム等が、蒸気
とともに、間欠泉のように吹き上げ、関東圏に及んでいる、このごにおいて「安全かどうか、冷静、かつ建設的に、議論すべきではないか?」 か。産経さん子供の落書か?

06. 2011年6月27日 18:06:59: bGyyCpAEYU
こんなみえみえの茶番しかできないなんて
むしろ再稼動へ向けて体制側の打つ手のなさを
感じます。

07. 2011年6月27日 19:45:12: YLoYRDFctQ
05 プトニュムー訂正ープルトニュム、クソ、アホがうつった。

08. 2011年6月27日 20:08:31: JZ3J0fnQLo
産経のいうとおり。

県民が、賛成派と反対派に分かれていがみ合うのは県にとって不幸だ。
県民は頭を冷やして「安全かどうか、冷静、かつ建設的な議論」をするために
10年間の議論の凍結と原発稼動も同時に凍結が産経の建設的な提案だろう。
10年後は、安全な?原発が開発されるとか、市町村合併で玄海町もないとか、
状況も変わってるはずだ。
そうでしょう、佐賀県幹部の皆さん。 



09. 2011年6月28日 00:16:26: l5MqvMXGMI
>>国民が望んでいるのは極端な賛否だけではなく、安全かどうかの冷静かつ建設的な議論ではないだろうか
------------------------
>>08

ふざけるんじゃない。話をゆがめるな。

脱原発を、あたかも極端であり、感情的であり、建設的でないかのような、そしてそれがまた良識ある国民の気持であるかのような印象操作をするな。

多くの国民はもう馬鹿じゃない。
利益誘導で地域住民を賛成派に買収してきたやり方は見抜かれている。
原発の設置はもはや地域住民にお金を与えて賛成させればよいとする問題ではなくなっている。

原発は、今まで、お金の力で、安全で、極端でなく冷静で、建設的な議論がなされてきたと装われ、推進されてきたのだ。

今、原発賛成派が、安全性とコストについて、冷静で建設的な議論ができるとの自負があるなら、小出氏の著書及び講演の内容に正面から堂々と論理的に戦いを挑んでみろ。


10. 2011年6月28日 19:49:32: JZ3J0fnQLo
>9さん、8です。

9さんの意見は正論です。が、8の意見先は佐賀県幹部です。
アルバイ作りの説明会を国と共に開いた県幹部が、反対意見を言うチャンスを与えたのにテーブルに着かないのは反対意見の人の責任、と責任転嫁。
知事との面会を求める市民にピケを貼る県職員といい県幹部とか県民の不安に
しっかり説明する県の責任を放棄してます。
産経の「冷静な議論」を含め、それなら10年間議論と原発稼動を凍結しろ、と
思わず皮肉を書いてしまいました。ごめんなさい。


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