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福島第一の1,3号機爆発の原因は、Zr(ジルコニウム)からの水素というのは、ほんとうか? 謎の中性子線源?
http://www.asyura2.com/11/genpatu13/msg/395.html
投稿者 FRB 日時 2011 年 6 月 26 日 10:13:59: 0TtL/MOJ.gDDA
 


以下の質問に、分かる人、簡潔に答えてください。

Q−1: セシウムー134は、なぜ、生成され、放出されるのか? 原因物質は、何?

Q−2: セシウム134と137が、ほぼ等量、また、野菜等では、Cs134がCs137より多く(例えば、埼玉県産、3月25日公表の、小松菜、ほうれんそう;福島県産、3月30日公表のかぶ、あぶらな等)検出されているのは、どうして?

Q−3: もし、原子炉内の燃料集合体に存在するウラン235、プルトニウム239だけから、これだけ大量のセシウム134を生成できるのであれば(特に、1号機には、プルトニウム燃料は存在しない)、ウラン燃料の中に、謎の中性子線源が存在することになり、MOX燃料は、不要であるばかりでなく、現在稼働、または、建設中の原子炉は、全て、設計上、欠陥原子炉となり、想定外の事故が、いつ発生してもおかしくないのではないか?

参考データ:
R−1: ウラン235の核分裂による主な核分裂生成物
セシウム133 ・・・ 収率 6.79%
セシウム137 ・・・ 収率 6.09%

R−2:  東京電力(株)原子力災害対策本部、平成23年4月5日(19:00)現在;発表のデータ(全54ページ)から
2.1―9/54ページ;
3月21日14:30 1〜4号機の放水口付近において、海水採取し、以下の放射線核種を検出;
Cs(セシウム)−134 濃度1.486x10の2乗Bq/cm3
Cs(セシウム)−137 濃度1.484x10の2乗Bq/cm3
以下省略
2.2−11/54ページ;
3月25日23:10 1号機タービン建屋地下溜まり水の測定結果;
Cs(セシウム)−134 濃度1.6x10の5乗Bq/cm3
Cs(セシウム)−137 濃度1.8x10の6乗Bq/cm3(この結果は、あやしい)
以下省略
2.3−16/54ページ;
3月24日 作業員が踏み入れた水、−3号機タービン建屋地下溜まり水の分析結果;
Cs(セシウム)−134 濃度約1.8x10の5乗Bq/cm3
Cs(セシウム)−137 濃度約1.8x10の5乗Bq/cm3
以下省略

R−3: チェルノブイリ爆発と福島爆発の違いと、Cs134の放出量のなぞ?
3.1.1 チェルノブイリでは、制御棒が抜かれたため、核分裂反応に正帰還がかかり、700Mwから30Gw以上に核反応が進み、原子炉で発電中に爆発した。発電中の急激な核分裂反応により、大量の中性子が発生したが、Cs134の放出量は、Cs137の発生量の約55%以内(約半分)に収まった。
3.1.2 福島では、制御棒は正常に挿入され、爆発前には、原子炉は1,3、号機とも、完全ではないが停止状態であった。原子炉は停止中であるから、大量の中性子は原子炉内に存在していなかった。水素爆発により大量の中性子が発生するのであれば、プルトニウムの替わりに水素を制御しながら注入すれば、原子炉の出力は、制御可能でないのか?
3.1.3 水素爆発は、大量の中性子発生の原因でないとすれば、中性子は、どこで、大量発生したのか? 制御棒は、なぜ、大量の中性子発生を防止できないのか?
 

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コメント
 
01. 2011年6月26日 10:48:38: Nt63w3FImA
 ヨウ素とセシウムは、いずれもUやPuの核分裂によって生成する、いわゆる核分裂生成物の一つです。

 ヨウ素とセシウムは、揮発性が高い(同じ温度で比較すると他の核分裂生成元素よりずっと蒸気圧が高い)ので、気体として容易に外界へ出て行きます。そのため、事故の場合はヨウ素とセシウムが風に乗って広く拡散します。

 したがって、汚染された地域から見ると、非常に大量のセシウムが出たという印象が生まれますが、これはあくまで原子炉運転中に核分裂でできたものが燃料内部に蓄積されていただけであり、それ以外の源や、隠された中性子源というものがあるわけではありません。

 水素爆発により多量の中性子が発生する、ということはありません。


02. FRB 2011年6月26日 11:44:35: 0TtL/MOJ.gDDA : 7dAllGJu5Q
大量にヨウ素とセシウムが発生したのを問題にしているのではありません。

Cs134とCs137の生成される比率が問題なのです。

上記参考データR−1にU235からの収率を記載しました。コメントでは、
Cs133とCs137が原子炉運転中に最初の核分裂で燃料内部に蓄積されているとのことですが、Cs134が発生するためには、中性子が1つ余計に必要で、この中性子はどこからきたのですか?

核実験では、CS136やCs137は検出されていますが、Cs134は、検出されていません。第二段階の中性子発生が爆弾では、生成できないからと、私は理解しています。U235の核分裂で生成されたCs133が、殆んどすべて、Cs134に変換されていることに、疑問を感じないのですか?

原子炉運転中に生成され原子炉内部に蓄積されているCsが放出されたのであれば、Cs134と137の比率から、福島の原発は、チェルノブイリより2倍中性子を効率よく発生していたと解釈してもよいですか?


03. 2011年6月26日 13:18:05: 4GxHq9ub7o
地震で制御棒が正常に入らなかったというのが、
真相ではないか?

そうなると事故の主原因が津波ではないので、
東電・政府は困る。

http://ameblo.jp/ararada/entry-10906888090.html

過去にも起きている事故なのに、
ほとんど問題視されていない。


04. FRB 2011年6月26日 13:19:50: 0TtL/MOJ.gDDA : 7dAllGJu5Q
コメント1は、どうも、嘘くさい。

原子炉運転中に生成され原子炉内部に蓄積されているCsが放出されるのであれば、Cs137の半減期は、30年だから、30年使用した原子炉には、今回、放出された量と同程度のCs137のガスが必ず蓄積されていることになり、これでは、一旦、稼働させた原子炉には、すべて、今回と同様の大量の放射性物質が蓄積されていることになり、原子炉の廃炉は、不可能なのではないか?


05. 2011年6月26日 15:08:41: Nt63w3FImA
02さん、03さん、04さん、はいはい、ご趣旨はわかりました。

 もう一度、きちんと確認してみます。

 なお、私は東電の発表には非常に懐疑的で、けして「推進派」ではありませんので、念のため。


06. 2011年6月26日 15:48:25: solC14qWp6
>133Csは唯一天然に生成し、また唯一の安定同位体である。核分裂反応によっても作られる。*半減期なし。放射性核種ではない。
134Csは半減期が2年で、133Csの中性子捕獲によって作られる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%B7%E3%82%A6%E3%83%A0%E3%81%AE%E5%90%8C%E4%BD%8D%E4%BD%93
セシウム134・・・少量は核分裂により直接生成する
Cs-133とCs-134を合わせた核分裂生成物収率は6.7896%である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%B7%E3%82%A6%E3%83%A0134
>セシウム137・・・核分裂によって生成する。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%B7%E3%82%A6%E3%83%A0137

主張は3月11日にスクラムによって核分裂が止まったにも関わらず、その後のCs−134とCs−137の割合がほぼ同じであるのは何故か、Cs−134を作り出した中性子は何に由来するかと言う問いかけと理解しました。再臨界が起きたか、スクラムが不完全で核分裂が継続していたと考えられます。これを裏付けるデータはCTBTO高崎3月15日から16日に検出されている、半減期6.5時間余のヨウ素135の検出です。その後、CTBTO高崎のデータからは、ヨウ素135が削除されています。
http://www.cpdnp.jp/pdf/110330_Takasaki_report_Mar27.pdf
以下のデータからは、ヨウ素135がない。検出されていても、出さなかった可能性が大きいです。
http://www.cpdnp.jp/pdf/110520Takasaki_report_May17.pdf
http://www.cpdnp.jp/pdf/110624Takasaki_report_Jun19.pdf


07. 2011年6月26日 15:55:56: solC14qWp6
>>06追加
ヨウ素135について、英語のウィキから引用します。核分裂生成物です。
>It is an important isotope from the viewpoint of nuclear reactor physics. It is produced in relatively large amounts as a fission product,
http://en.wikipedia.org/wiki/Isotopes_of_iodine#Iodine-135_and_nuclear_reactor_control

08. FRB 2011年6月26日 16:48:20: 0TtL/MOJ.gDDA : 7dAllGJu5Q
06さん、一歩前進のようですが、全然答えになっていないと思います。

再臨界が起きると(または、核分裂が継続すると)、なぜ、ほとんど、100%Cs133がCs134に転換されるのですか?

チェルノブイリでは、福島と比較にならないくらい膨大な30Gw以上の核分裂をしていた(中性子を生成していた)状態で、Cs133と134の混合収率は、Cs137の収率とほぼ同等であり、計測結果は、Cs137の約半分でした。

福島は、再臨界が起きる(または、核分裂が継続する)としても、非常に規模が小さく、再臨界がゆっくり進行している(中性子の発生は非常に少ない)のに、Cs133がほとんど全部Cs134に転換されているのに対して、再臨界どころではなく、30Gwの状態で核爆発を起こしたチェルノブイリは、福島より多量の中性子を発生させたのに、なぜ、Cs137の半分しかCs134が放出されないのですか?


09. FRB 2011年6月26日 17:15:59: 0TtL/MOJ.gDDA : 7dAllGJu5Q
01さん、06さん

私は、あくまで、爆発が原因で(爆発後)Cs134,Cs137が生成されたと考えているのですが、水素爆発では、中性子は生成されないとすると、爆発は、単に、原子炉の蓋を解放しただけの効果しかないことになります。

それでは、Cs134を発生させる大量の中性子は、どの時点で、生成されているのですか?


10. 2011年6月26日 17:19:27: QtrVqbA1YQ
どれの映像かゴチャになってるんで、扇型の衝撃波がかなり上まで飛行、「きのこ雲無し」なんで、3、4号炉以外でしょう、このとき「建屋の上の方から炎のような輝き」が出ています。プールの使用済み核燃料の反応と見てもいいのではないですか。
何故?????????????(日本人には分かったり保有して欲しくないもの)
はい、「衝撃波を発生させる中性子源が出現した」、こういうことでしょう。

11. 2011年6月26日 17:46:10: Nt63w3FImA
FRBさん、ちょっと質問です。

>福島は、再臨界が起きる(または、核分裂が継続する)としても、非常に規模が
>小さく、再臨界がゆっくり進行している(中性子の発生は非常に少ない)のに、
>Cs133がほとんど全部Cs134に転換されているのに対して、

とおっっしゃっていますが、「福島ではCs-133がほとんど全部Cs-134に転換されている」のは、どのデータからそのように判断されたのでしょうか。

 Cs-133の収率、あるいは燃料中に含まれるCs-133の濃度がゼロではないはずなのに、なぜCs-134しか検出されていないのか、これはCs-133はすべてCs-134に変化していることを意味する、じゃあ、133→134の中性子1個はどこからきたのか、という疑問なのでしょうか。

 それと、コメントですが

>原子炉運転中に生成され原子炉内部に蓄積されているCsが放出されるのであれ
>ば、Cs137の半減期は、30年だから、30年使用した原子炉には、今回、出された
>量と同程度のCs137のガスが必ず蓄積されていることになり、これでは、
>一旦、稼働させた原子炉には、すべて、今回と同様の大量の放射性物質が
>蓄積されていることになり、原子炉の廃炉は、不可能なのではないか?

とおっしゃっていますが、30年使用した原子炉といっても、Csが蓄積されるのはあくまで燃料中なのです。燃料棒は数年で原子炉から取り出して新品の燃料棒と交換して運転を続けます。廃炉にする場合は、原子炉から燃料棒さえ取り出してしまえば、燃料が持っているCsをはじめとする放射能は廃炉処理には無関係となります。
(ただし福島のように燃料溶融が起きてしまえば話は別ですが)

 ただし、長年の中性子照射によって原子炉圧力容器自体や内部の構造物は放射能を帯びていますから、廃炉には特別な技術が必要となります。


12. 2011年6月26日 17:51:58: RRHLuAuE96
up主さまが思っておられる結論というのは、1号炉の燃料にウラン235だけではなく、他の何か(プルトニウム?MOX?)が実験的に使われていたのではないか?ということでしょうか?核反応生成物からみれば、たしかにセシウム割合は、ウラン235以外の何かが必要だと思います。
ただ判らないのは、1号機の爆発が「臨界事故」であったら、この割合は成り立つのでしょうか?
たしかに最初の被曝者たちは、放射性人間になっていましたから、JOC事故の東海村市民とおなじ中性子戦被曝だと考えます。

13. FRB 2011年6月26日 18:52:38: 0TtL/MOJ.gDDA : 7dAllGJu5Q
11さん

Q−1の意味分かりますか?

Cs134が何から生成されているか? Cs133以外から生成されているとしたら何か、私にもわからないので、質問です。

逆に、Cs133から生成されるとすると、R−1に示したように、測定結果は、ほぼ100%、転換されているという結果であって、私の想像ではありません。
この測定結果は、どうしてなのか、その理屈が知りたいのです。

尚、Cs133は、放射性物質ではないので、通常、測定されません。

「Cs-133の収率、あるいは燃料中に含まれるCs-133の濃度はゼロではないはず(であり、)、Cs133はどうでもいいのです。なぜCs-134の測定結果が、このように、大きいのか?その原因は、何なのか? これはCs-133はすべてCs-134に変化していることを意味するのか?じゃあ、133→134の中性子1個はどこからきたのか、という疑問なのです。」

私は、通常の運転では、Cs134,Cs137の発生量は、びびたる量であって、燃料棒に付着する量はほとんど問題にされないと、思います、逆に、今回放出されたのと同程度、燃料棒に核物質があると、2階の使用済み燃料プールでは、人が作業できないことになりませんか?



14. FRB 2011年6月26日 19:12:47: 0TtL/MOJ.gDDA : 7dAllGJu5Q
12さん

1号炉の燃料にウラン235だけではなく、他の何か(プルトニウム?MOX?)が実験的に使われていたのではないか?ということでしょうか?
 違います。1号機でも、3号機(MOX燃料使用中)でも、測定結果では、Cs134とCs137の発生量が、ほぼ、等しいのです。

水素爆発では、中性子は発生しないのですから、1号機、3号機は、水素爆発で壊れたのではない。中性子を多量に発生させる全く別の原因は考えられないのか?

というのが、1点。

「1号機の爆発が「臨界事故」であったら、この割合は成り立つのでしょうか?」という観点からは、「臨界事故」より更に反応の激しい、チェルノブイリの核爆発事故でも、Cs134は、Cs137の約55%しか、放出されていません。
 Cs134がCs137と同程度放出される爆発事故とは、物理的に、どのようにしたら、再現できるのか? その方法が知りたい。これが、2点め。


核反応生成物からみれば、たしかにセシウム割合は、ウラン235以外の何かが必要だと思います。
ただ判らないのは、1号機の爆発が「臨界事故」であったら、この割合は成り立つのでしょうか?


15. 2011年6月26日 20:03:28: aQY6pXt3lQ
Cs134の大部分は、核分裂生成物のCs133が少しずつ中性子を捕獲してCs134になったものと思います。
燃料の量に対する総燃焼度の割合で、燃焼度が高いほどCs134の割合は増えると思われ。あと、炉形の違いなども影響し得るかと。

あと、Cs134とCs137の比率ですが、Bqで見ると1対1に見えますが、ベクレルは1秒あたりの崩壊数なので、Cs134とCs137が同量ある場合、Cs134の方が10倍ちょっとベクレルで数えると数が大きくなります。
収率は重量比か、原子数比で示されていると思いますので、Cs133の全てがCs134に転換したわけではないと思います。Cs133の1割弱がCs134になればベクレル数でCs137と同じレベルかと。

Cs134とCs137の比率だけではスクラム成功かどうか、3号機の即発臨界があったかどうか、否定も肯定もできないと考えます。

東電から開示されている情報が少なすぎて、肝心なことはわかりません。

なお、大規模な臨界が起きていたとすると、とてつもない中性子線被曝でふくいちに居る人に相当深刻な急性障害が出ていると思います。

亜鉛を調べると、ある程度以上の中性子線被曝はわかるようですので、ふくいちの5円玉の分析などできたらしてみる価値が大きいと思います。実際、JCOの臨界事故のあと、JCOから半径数百メートル圏の民家での中性子線被曝評価に使われたこともあるようです。累積線量数ミリシーベルト以上なら大まかなレベルがわかるとのこと。


16. FRB 2011年6月26日 20:21:30: 0TtL/MOJ.gDDA : 7dAllGJu5Q
15さん

15さんの意見では、Cs134は爆発前に生成されていたと、理解してよいのでしょうか?

すると、Cs134は、揮発性なので、2階のプールでは、人が作業できないことにはなりませんか?

私は、Cs134は、ほとんど、爆発後にしか生成されないと思います。

尚、「収率は重量比か、原子数比で示されていると思いますので、Cs133の全てがCs134に転換したわけではないと思います。Cs133の1割弱がCs134になればベクレル数でCs137と同じレベルかと。」

との意見は、大変参考になり、どうもご指摘、有難うございます。感謝。


17. 2011年6月26日 20:53:14: aQY6pXt3lQ
16さん、Cs134(とCs137)について、大部分は311前に生成されたものと
私は見ています。ただし、311にスクラム失敗、再臨界があれば、さらに
追加で出来ると思います。
とはいうものの、311前に生成されえた膨大な量に比べれば少ないのでは
ないでしょうか。

えーと、Csの場合は揮発性といっても、常温ではそれほどは蒸発しないかと
思います。ただし、数百度以上になると、随分と揮発してくると思います。
金属状態のセシウムの蒸気圧が大気圧の1%になる温度が摂氏153度だそう
ですので一つの目安にはなるかと思います。

個人的にはメルトダウン・メルトスルー時の高熱でエアロゾル化した
ものが多いと見ます。

これもどこまで東電のモニタリングポストのデータを信じていいのか
なのですが、1号機、3号機の爆発前後のモニタリングデータを見ると
爆発前に放射線強度が高くなり(つまり爆発する前に放射性物質を
放出している)、その後爆発が来る。爆発時には目立った放射線
強度の増加が見られない、という傾向にあります。

東電以外の近辺モニタリングデータが生きていれば、付き合わせて
検証できるのですが、福島県のモニタリングポストは壊滅で、
今のところ、東電の言い分を聞くことしかできません。

いずれにしても爆発前に空中に大量に放射能をばらまいていたことは、
東電データから明らかといって良いのではないでしょうか。


ただ、今みたいに蒸気モクモク状態が続くと、それなりに出てくるとも
思います。

今の現場の状態を見ると、セシウム由来か他のもの由来かは分かりませんが、
場所によって飛んでもない高線量の所がありますので、実際に人が入れない
場所は沢山あったかと思います。

どこまで東電発表のデータを信じていいのか疑問ですが、
発電所のダストサンプリングの値を見ると、ずいぶんと
セシウムの浮遊量は減っている模様です。
ただし、建屋の中は、瓦礫、プールその他からの被曝も多く、
非常に過酷な状態であることは想像に難くありません。


18. 2011年6月26日 20:56:47: OEZo2Md76c
FRB氏以下のデータを示してくださるようお願いします。
>チェルノブイリでは、福島と比較にならないくらい膨大な30Gw以上の核分裂をしていた(中性子を生成していた)状態で、Cs133と134の混合収率は、Cs137の収率とほぼ同等であり、計測結果は、Cs137の約半分でした。

そしてFRB氏が考えるチェルノブイリの核爆発とは如何なるものか敷衍して頂くと助かります。推測で結構ですのでよろしくお願いします。



19. FRB 2011年6月26日 22:18:43: 0TtL/MOJ.gDDA : 7dAllGJu5Q
18さん

Wikiで、「チェルノブイリ原子力発電所事故」でサーチすると、事故の経緯が記載されてます。

その中で、更に、下方にある
出典 [編集]
1^ チェルノブイリ事故による放射線影響と健康障害(原子力百科事典 ATOMICA)

の 項目の表1には、事故後に放出された主な核種がまとめて、記載されています。


20. FRB 2011年6月26日 22:36:34: 0TtL/MOJ.gDDA : 7dAllGJu5Q
17さん

では、Cs以外の、ヨウ素131やヨウ素133、Sr90等も、17さんは、311の以前に存在していたと、お考えですか?


21. 2011年6月26日 22:37:49: Nt63w3FImA
FRBさん

>Q−1の意味分かりますか?

 わかりません。

>Cs134が何から生成されているか? Cs133以外から生成されていると
>したら何か、私にもわからないので、質問です。
>逆に、Cs133から生成されるとすると、R−1に示したように、測定結果
>は、ほぼ100%、転換されているという結果であって、私の想像ではありませ
>ん。この測定結果は、どうしてなのか、その理屈が知りたいのです。

>R−1: ウラン235の核分裂による主な核分裂生成物
>セシウム133 ・・・ 収率 6.79%
>セシウム137 ・・・ 収率 6.09%

 この「R-1」のデータから、なぜFRBさんが「(CS-133は)ほぼ100%、(Cs-134に)転換されているという結論」が引き出されるのか、理解できません。
 R-1からなぜ100%の転換という結論が引き出せるのか、説明していただけませんか。

 確かに「Cs-133とCs-134を合わせた核分裂生成物収率は6.7896%である。主に、安定同位体セシウム133の中性子捕獲により生成する(中性子吸収断面積は29バーン)。」と文献には書いてあります。

 しかし、Cs-133はFRBさんが言われるように、放射性ではないので、事故時でもいちいち化学分析する対象にはなりません。

 一方、Cs-134は放射性なので事故時には当然測定されます。

 133は測定されず、134は測定される。それだけのことでしょ?
そこから、133が100%134に転換されるという結論は導けないのでは?  

>15さんの意見では、Cs134は爆発前に生成されていたと、理解してよいの
>でしょうか?
   私も、当然それ以外には考えられません。

>すると、Cs134は、揮発性なので、2階のプールでは、人が作業できないこ
>とにはなりませんか?

「2階のプールでは人が作業できない」のは、単にCs-134、-137が揮発性だからということではなくて、他にも放射線を出す核分裂生成物が多量にあるので、おそらく2階のプールで人間が作業することは非常な困難を伴うと考えることが妥当だと思います。

>私は、Cs134は、ほとんど、爆発後にしか生成されないと思います。

 なんで水素爆発後にCS-134が生成されるとお考えなのか理解できません。

15さんのご意見=「Cs134の大部分は、核分裂生成物のCs133が少しずつ中性子を捕獲してCs134になったものと思います。燃料の量に対する総燃焼度の割合で、燃焼度が高いほどCs134の割合は増えると思われ。あと、炉形の違いなども影響し得るかと。」は基本的に正しいと思います。炉型の違い=中性子のエネルギースペクトルの違い、というところでしょうか。水素爆発と中性子発生は全く無関係です。


22. 2011年6月26日 22:47:25: OEZo2Md76c
CTBTO文書の中に次の一文を見出しました。
核爆発ではCs−134は少量しか生成されない。しかし原子炉では蓄積する。故に核実験によるものか、原子炉に由来するものかを区別するときに用いられる。
>Caesium-134 (C s-134) has a half-life of 2.1 years. Only a
small amount of Cs-134 is produced by nuclear weapon testing but it
accumulates in nuclear reactors. It can therefore be used to distinguish
between releases from nuclear weapon testing and nuclear power plants.
http://www.ctbto.org/fileadmin/user_upload/pdf/Spectrum/2011/Spectrum16_page24_idc.pdf

フランスがムルロア環礁で行った地下核実験の際に、クストー博士が採集した6つの水のサンプル内、2つからCs−134が検出された。それは坑道を防ぐために使われたセメントのアルミナに含まれていたCs−133が核爆発によってCs−134になって漏れ出てきたと解釈されています。
Bulletin of the Atomic Scientists 1990年12月の7ページ(グーグルブックス利用可)
これも参考になるでしょうか。
>Medium and Long-term Leakage of Fission Products to the Biosphere
http://cyberplace.org.nz/peace/nukenviro.html

私は、再臨界や核分裂の継続があったと(今も一時的な臨界状態は繰り返し続いていると思います)、その上で少なくとも3号機ではロシアの科学者がチェルノブイリの爆発で仮定したような核爆発があったと考えています。


23. FRB 2011年6月26日 22:52:20: 0TtL/MOJ.gDDA : 7dAllGJu5Q
21さん

15さんの指摘により、100%ではなく、チェルノブイリの爆発の約2倍のCs134が、どうして発生しているのか? と質問を変更します。

21さんも、15さん、17さんと同じく、Cs以外の、ヨウ素131やヨウ素133、Sr90等も、311の以前から存在していたと、お考えですか?


24. 2011年6月26日 23:30:04: OEZo2Md76c
ありがとうございます。
原子力百科事典の元になったチェルノブイリフォーラムの文書にはセシウム134に関して http://www-pub.iaea.org/mtcd/publications/pdf/pub1239_web.pdf
19ページに
原子力百科の引用した数字(単位Pベクレル)
Caesium-134 ~47.b Caesium-137 ~85
49ページに
プリピヤト河の水には、1リットルあたり(単位ベクレル)
Caesium-134 827 Caesium-137 1591 ・・・・含まれていた。
129ページに
チェルノブイリから2キロ地点にある針葉樹の葉から1キロあたり(単位キロベクレル)
Caesium-134 1500 Caesium-137 4100 検出された。
割合としては、大きな違いは見られない。

チェルノブイリの場合もCs−134は、それまで原子炉内で生成されていたものが爆発で飛び散ったと考えられないでしょうか?


25. 2011年6月27日 00:01:05: aQY6pXt3lQ
15(17)です。22さんの説明の補足です。

セシウム133は熱中性子(低速の中性子)は比較的効率よく吸収するものの、
高速中性子は吸収しにくい性質のものです。見にくい図ですが
http://resources.metapress.com/pdf-preview.axd?code=m467586411003u7t&size=largest
Fig.2をご参照ください。
縦軸が中性子捕捉のしやすさ、横軸が中性子のエネルギーです。

軽水炉の場合、UなりPuの核分裂の中性子をわざわざ水で減速させて使うため低速の中性子が多くなります。従って、133Csは効率よく134Csに変換されます。即発臨界の場合は、原子爆弾同様、高速中性子による反応が主体となるため、133Csが134Csに変わる率はがた落ちになります。これが、核爆発では134Csは少量しか生成されないということです。

私は、先のコメントに書かせていただいた通り、大部分は通常運転時に生成されたと考えていますが、311後に臨界があったことは不明です。どちらかというと部分的臨界があったと思っているのですが、決定的な証拠が今ひとつ見つからない(当事者が隠している?)のです。
リアルタイムに汚染水の核種分析をきちんと公表すれば、例えば38Clとか135Iのような短寿命の核種が出れば確実なのですが、こういうデータは出てこない(一時38Cl検出事件がありましたが、計測ミスということになってしまいました)。131Iの減り方も一部おかしい気がするのだけれど、決定打というにはまだちょいとパンチ不足。

個人的には核爆発があろうとなかろうと、臨界してようが止まっていようが、環境中にばらまいてしまった放射能の落とし前をどう付けるかが急務と考えます。最近の保安院やら東電の会見を聞くと、汚染水処理がどうのこうの(大事ではありますが)で、発電所以外の汚染はまるでなかったかのような態度に怒りを覚えます。

どのような事象が起こったのか、それは今後のためにとても重要なことです。おかしなことに対する追求も止めてはいけないと考えています。
核爆発や再臨界があったと立証できれば、ますます、原発推進派は追い込まれることになると思います。その意味でも、事実の究明も大事なことは理解しています。

ただ、私が今得られるデータと知識の限りでは、東電・保安院の説明は、疑わしいところだらけであるものの決定的におかしいと断定するには証拠が足りない、そういった状態です。

なお、昨日、東電の松本氏が「3号機使用済み燃料プールがアルカリ性になったので」ホウ酸注入したと発表されいましたが・・・流石にこれは再臨界抑制のためとしか思えません。誰か、正確な一次データを持ってきてください。東電がこんな人を小馬鹿にした言い訳をしても、論理的におかしくないしか指摘できないなんて、無茶苦茶歯がゆいです。


26. FRB 2011年6月27日 00:40:00: Zac5jnXJEI8us : 7dAllGJu5Q
24さん

別のデータで、核実験により生成される放射性核種の種類として、1Mtの爆発で、CS137が5.9PBq/Mtという量だけ生成されるというデータがあります。


すると、チェルノブイリでは、事故前の原子炉中に、85PBq相当蓄積されていた、14Mtの核実験に相当するCs137があったと理解するのですか?

私には、そのようなことは、理解不能です。事故前は、ほとんど何もCs137は計測されていないはずです。
 福島の事故が起きるまでは、日本中で、50基以上、原発が稼働していて、Cs137やCs134の汚染問題は、計測可能なレベルでは、一度も問題になっていません。

通常運転中に、1基当たり、ペタベクレルに相当するCs134やCs137をかかえていたら、燃料棒の交換や、使用済み核燃料の保管・管理等、人では、できない作業ではないですか?

また、青森の六ケ所村の施設等、不要で、原発の敷地内で、簡単に再処理できるのではないですか?


27. 2011年6月27日 09:26:07: u8T2aRIP9Y
FRBさん  01(11,21)です。

>別のデータで、核実験により生成される放射性核種の種類として、1Mtの爆発
>で、CS137が5.9PBq/Mtという量だけ生成されるというデータがあ
>ります。

 他の皆さんが指摘されているように:
 核爆発では即発中性子というエネルギーの高い中性子が発生し、核分裂を引き起こします。この即発中性子ではCs-133はわずかしかCs-134に転換されません。しかし、原子炉はチェルノブイリ(黒鉛炉)でも軽水炉でも、即発中性子だけで核分裂を制御することは不可能で、核分裂の際に即発中性子と一緒に出てくる(エネルギーの低い)遅発中性子を、減速材(黒鉛や軽水)を用いてさらに減速し、核分裂を制御します。 

>すると、チェルノブイリでは、事故前の原子炉中に、85PBq相当蓄積されて
>いた、14Mtの核実験に相当するCs137があったと理解するのですか?

そうです。原子炉では時間あたりの制御核分裂エネルギーは一瞬の核爆発に比べて何桁も小さいけれど、長時間運転していれば、十分Cs-137は蓄積すると考えて不思議ではありません。


>私には、そのようなことは、理解不能です。事故前は、ほとんど何もCs137
>は計測されていないはずです。

 福島の事故以前に「ほとんど何もCs137は計測されていない」のは、Csもヨウ素も燃料棒被覆管の中に閉じ込められていて、外部に出てきていないからであり、使用済燃料棒を、被覆管をつけたまま、被覆管の外側からCsの出すガンマ線強度を計測して、その燃料棒がどの程度燃えたか(Csがどれくらい含まれているか=核分裂の総量がどのくらいか)を測定することは常に普通に行われています。

>福島の事故が起きるまでは、日本中で、50基以上、原発が稼働していて、Cs
>137やCs134の汚染問題は、計測可能なレベルでは、一度も問題になって
>いません。

 ですから、それは当然です。燃料被覆管が損傷して外部に出てこない限り、問題にはなりません。繰り返しますが、被覆管内や燃料ペレット内にはCsだろうがヨウ素だろうが、核分裂生成物はたっぷり含まれています。それらは被覆管の外部に出てこないけれど、存在は明確に測定可能です。これは核燃料工学の基本的な知識の範囲に入ることです。

>通常運転中に、1基当たり、ペタベクレルに相当するCs134やCs137を
>かかえていたら、燃料棒の交換や、使用済み核燃料の保管・管理等、人では、で
>きない作業ではないですか?

 そんなことはありません。確かに人間が直接取り扱うことは不可能です。ですから燃料棒の交換は、強いガンマ線を避けるために、水中で原子炉のふたを開け、燃料プールとの間を水(遮蔽材)で満たして、すべて遠隔操作で原子炉の中から使用済燃料集合体をクレーンでつり上げ、水中に保持しながら燃料プールまで移動し、保管します。それと入れ替わりに新燃料を炉心に入れます。

 使用済み燃料の保管・管理は、ガンマ線を避けるために2−3年、(Cs以外の、強いガンマ線を出す元素の)減衰を待って(冷やして)、その後、遮蔽施設内で遠隔操作します。保管も、十分な遮蔽性能を持った容器に入れます。再処理でも、やはり遠隔操作です。簡単には再処理できません。


28. FRB 2011年6月27日 11:35:53: 0TtL/MOJ.gDDA : 7dAllGJu5Q
27さん

大量の放射性物質が、燃料棒の中に閉じ込められている(いた)ことは、理解しました。

それでは、国民を被曝させない、国民を被曝から保護する具体的対策は、燃料棒事故に関する限り、何も用意/準備されておらず、現在の福島からの放射性物質の垂れ流し放置政策では、福島から地理的に遠くに移動することしかないですね。

また、電力会社は、「使用済燃料棒を、被覆管をつけたまま、被覆管の外側からCsの出すガンマ線強度を計測して、その燃料棒がどの程度燃えたか(Csがどれくらい含まれているか=核分裂の総量がどのくらいか)を測定することは常に普通に行われています。」ということであれば、最悪の場合、どの程度の放射性物質が、福島から日本/世界に放出されるか、事故の起きる前から計算可能であり、日常的に更新可能であるから、このような基礎的データをなぜ公表しないのですか?

毎日、核兵器以上の放射性物質を抱えながら運転・維持する原子力発電は、とても、民間会社が、運転・保守できるような発電施設ではなく、放射性物質の拡散防止や収集/保管の目処が立たない現状では、私の直観的妄想で、放射能の拡散は加速し、最低でも現在の10〜100倍放射能汚染濃度は上昇するとして、食糧/住む土地等の対策を考えたほうがよさそうですね。



29. 2011年6月27日 13:04:05: u8T2aRIP9Y
FRBさん 
 28(01, 11, 21, 27)です。

>国民を被曝から保護する具体的対策は、燃料棒事故に関する限り、何も用意/準
>備されておらず、

 いや、そうではありません。燃料棒が破損しても、放射性物質は原子炉容器内に閉じ込められ、原子炉容器が破損しても、格納容器内に閉じ込められ、格納容器が破損しても、原子炉建屋があるのでなんとか大量の放出は食い止められる、というのが、福島事故が起きる前までの「安全神話」でした。しかしこの神話が崩れ去った今、FRBさんがおっしゃるように「福島から地理的に遠くに移動することしかない」とか、汚染された土地の表面を引っぺがすとかの方法しかないわけです。

>事故の起きる前から計算可能であり、日常的に更新可能であるから、このような
>基礎的データをなぜ公表しないのですか?

 電力会社を含めた専門家の間ではそうした計算は実施しており、わかっておりましたが、これも政府・電力会社・専門家は「安全神話」に即して「炉心の放射性物質が大量に外部にまき散らされるような苛酷事故は起きない」という想定に立って、今まで原子力発電をやってきたので、「公表する必要はない、公表していたずらに不安をあおることは得策でない」と考えていたのだと思います。

>毎日、核兵器以上の放射性物質を抱えながら運転・維持する原子力発電は、とて
>も、民間会社が、運転・保守できるような発電施設ではなく、放射性物質の拡散
>防止や収集/保管の目処が立たない現状では、私の直観的妄想で、放射能の拡散
>は加速し、最低でも現在の10〜100倍放射能汚染濃度は上昇するとして、食
>糧/住む土地等の対策を考えたほうがよさそうですね。

 ほとんど同感です。



30. 2011年6月27日 15:51:51: GJTCwmAtdo
勉強になりましたm( _ _ )m

31. FRB 2011年6月30日 20:41:30: 0TtL/MOJ.gDDA : 7dAllGJu5Q
本日、 車を運転していて、閃いたので、メモしておきます。

「Cs134,Cs137の大部分は、燃料棒から漏れ出ている」という前提が正しいとすると、自動的に以下の結論が導かれる。

1.燃料棒の中でしか、Cs133−>Cs134の変換は発生せず、チェルノブイリと比較して、福島の方が、Cs134の発生割合が多い、ということは、福島の方が、短期間に多くの中性子に燃料棒が曝されたことを証明している。ーーー>汚れた放射性廃棄物を大量生産している。

2.ウラン235の核分裂生成物を参照すると、Cs137とSr90は、収率が6.09%と5.75%で0.3の差しかなく、また、半減期も、30.17yと28.9yと1.3年しか差異がないので、Sr90は政府が測定するまでもなく、Cs137を検出した量と、ほぼ、同程度の放射性物質として、確実に、大気中に、放出されている。

3.チェルノブイリでは、Cs137とSr90の放出比は、ベクレル換算で、85:10であったと推定されているが、福島では、上記収率と半減期から、100:75以上で、Sr90は、セシウム比で、チェルノブイリの4〜5倍は放出されたと推定可能である。


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