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http://www.kahoku.co.jp/news/2011/06/20110625t61026.htm
福島市が放射線量1000カ所測定 行動判断住民任せ
福島市が24日発表した簡易線量計による測定で、市内の放射線量の分布が判明した。
しかし、身近な生活空間の線量が示されても、その数値を踏まえてどのように行動すればいいのかは住民の判断に任されたままで、市民の不安解消への道のりは依然遠い。
調査対象は集会所や公園、バス停前など市民生活に密着した1000カ所余。半数以上が毎時1〜2マイクロシーベルトを計測し、市南東部の6地点は再調査の目安となる3.4マイクロシーベルトを超えた。市は結果をホームページや回覧板で市民に周知するほか、再調査しても数値が高い地点は、線量低減や立ち入り制限などの措置を講じる。
政府は、1年間の積算放射線量が20ミリシーベルトを超える恐れがある地点を「特定避難勧奨地点」に指定し、避難を促す準備を進めている。こうした国の動きに先駆けて、高線量地区から自主避難する希望者への市営住宅提供を決めた伊達市など、独自の支援を行う自治体も県内には出てきている。
福島市は7月末までに町内会を通じて計100台の線量計を配布して宅地も調べ、線量の高い地域が見つかれば、特定避難勧奨地点に指定するかどうかを政府、県と協議する。自分で測定した線量が高かったというある市民は「判断を待つ間にも被ばくしているのでは」と不安を口にする。
簡易測定ではあっても市のデータを公表し、行動してもらうという考え方は評価できる。ただ、市民が安心して暮らし続けるためには、より具体的な行動指針や、高線量地域の市民を行政がどう支えるのかという基本姿勢が、強力に示されるべきではないか。(解説・上村千春)
2011年06月25日土曜日
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