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記録映画 (9) おごる原発 怒りの Fukushima
http://www.asyura2.com/11/genpatu13/msg/368.html
投稿者 愚民党 日時 2011 年 6 月 25 日 16:40:54: ogcGl0q1DMbpk
 

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2011/06/20

6月19日 フクシマから全国全世界へ原発(核)への渾身の怒りを発信・・・・・

【報告-その@】 6・19福島街なか広場から1600名の労働者農民漁民母親学生市民、原発(核)廃絶への誓いと決意

 6月19日、福島市街なか広場に東日本大震災・福島原発事故被災地、福島県内の労働者農民漁民学生を先頭に全国から駆けつけた1600名の大集会が開催され、「放射能に未来を奪われてたまるか!すべての原発を止めよう!6・19怒りのフクシマ大行動」が闘われました。

 6月11日の全国で150か所を超える原発やめろ百万デモの爆発のうえに原発事故の、地震・津波・原発・風評の直接最大の被災地であるフクシマでもたれたこの6・19の渾身の怒りの総決起は、全国全世界からの原発と核の廃絶を訴え、全国全世界に呼びかける新たな闘いの宣言の場になりました。

 被災地フクシマ自身が、原発に絶対負けない、原発・核の廃絶まで徹底的に闘うと宣言し、全国から結集した人々、とりわけ闘う労働組合が、労働運動の再生を賭けて労働者階級としての責務に賭けてフクシマとともに全原発の停止・廃炉・廃止まで闘う、原発なしには成り立たない政府と国をたおすまで闘うと宣言しました。集会後、福島県庁と東電福島支社に対して怒りの抗議デモが行われました。福島原発事故以来はじめて福島市で闘われたデモであり、翩翻と翻る多数の労働組合旗を押し立て、沢山の横断幕を掲げ、手に手に思い思いのアピール、メッセージボードを掲げて、福島では近年最大のデモが闘いぬかれました。

 この日の闘い=6・19怒りのフクシマ大行動と集会が発した2011・6・19フクシマアピールは今後の原発・核の廃絶まで、原発・核を必要とする、人間が生きられないこの社会を根底から変革しきるまで終えることのない闘いの方向性をきっぱりと出しきりました。祈るだけではない、願うだけでもない、怒りの行動を開始する!・・・闘いの鐘は福島から打ち鳴らされました。

 6・19フクシマ大行動の内容と意義は鮮烈にして明瞭この上ない歴史的な重大なものです。当サイトとしても集会に参加できなかった人々、6・11新宿はじめ原発やめろ百万デモにたちあがったすべての人々に、チェルノブィリをはるかにこえる放射能大人災のもとで子どもたちの未来への不安と危機感と怒りを抱くすべての人々に、最大限その中身の具体的全容をお伝えしたいと思います。それにはとうてい一回の記事では足りません。今回を含めて三回ないし四回に分けてお伝えします。今日は、6・19怒りのフクシマ大行動ーその@−です。

 

 集会では、冒頭に「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」代表の中手聖一さんの以下の「集会へのメッセージ」が紹介されました。

「6・19フクシマ大行動にお集まりの皆さん。

いまは福島の子どもたちの本当の危機です。私たち福島の大人に、何が出来るかが問われています。子どもたちはいま、何のいわれもない放射線被ばくを毎日毎日し続けています。原発の被ばく労働者と同様の環境に、30万人の子どもたちを国は放置しています。

「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」では、県民に対し自主的な避難と疎開を呼びかけています。そして日本政府に対し、避難・疎開を含む被ばく低減策を直ちにとるよう求めて行動しています。

いまは決断のときです。行動のときです。皆さん、福島の未来のため、子どもたちを放射能から守りましょう。政府に福島の子どもたちを守る決断をさせるため、共に頑張りましょう。」

 集会主催者を代表して元福島県教組委員長の清野和彦さんは、原発事故とそのひきおこしている放射能被害のすべてを「想定外」の一言で言いぬけようとする政府・東電のウソと犯罪性を「絶対に許せない」と弾劾したうえで、「これからのこと」として「問題は子どもたち」「子どもたちの未来を守れるかどうか、最大の力点をここに傾けて共に徹底的に闘ってほしい」と訴え、そのためにも「労働組合、労働運動の力を出し尽くして闘おう」「原発をなくすために労働組合と学生自治会を先頭に持てる力を出し尽くして闘おう」と呼びかけました。

 現地福島の農民を代表して、「すべての原発の即時停止・廃止を求める署名」の呼びかけ人でもある酪農家、ネットワーク「結(ゆい)・福島」の鈴木光一郎さんは「1週間前に原発に対する恨みの言葉を残して酪農家が命を絶った、福島では命を自ら絶つ人が後を絶たない。しかし、絶対に農民は負けない。必ずや労働者農民の力で酪農と営農を回復する、復興をかちとってみせる」と表明し、大内さんは「この福島に残り、大地を蘇らせる闘いをやり抜く、自分たちの力でのりこえてみせる」と表明しました。

 呼びかけ人であり保育園と療育センターに身を置く立場から桜の聖母短期大学名誉教授の佐々木信夫さんは「命どう宝とは、命、とりわけ子どもの命こそかけがえのないということだ」と訴え、放射能をまきちらし、福島県民とこどもたちの命を危険にさらし続けて3ヶ月間、いっさい真実も情報も隠し続けてきた政府と東電を弾劾し、「1日も早い《収束》とともに、何よりも原発をなくすしかない」と原発廃止を呼びかけ、「福島では子どもたち、園児が遊ぶこともできなくなっている、心身ともに大変厳しい状況に置かれている」と強く訴えました。

 国労郡山工場支部職長の橋本光一さんは「問題は原発廃止が可能か不可能かということにあるのではない。原発廃止の怒りの声をあげる、怒りの行動を開始する、ここからしか何も始まらないし、いかなる闘いの発展もない」と階級的人間的憤りと不退転の決意をこめて原発廃止の怒りの決起を呼びかけました。

 福島県教組書記長の角田政之さんは「1万5千人の生徒と800人の教師が避難を強いられ、県外避難は7000人に上り、60校が再開できない状況にある。教職員も多数被災し、家族がバラバラにされ、遠距離通勤し、担任制も崩壊している」「心のケアの問題が切実に必要になっており、避難先では特に心のケアが必要なな子どもが増えている」と被災地・福島の学校現場、教育現場で起きている現実を報告し、このような状況の中で何人教職員を増やしても足らない現実にあるにもかかわらず、福島県は「津波で60校をなくした」ことを理由に「来年新規教員を採用しない」と決定していることに対して許しがたいことだと抗議し弾劾しました。さらに母親たち、教師たちの抗議を前に「20ミリシーベルトという基準値を文科省は「1ミリシーベルトに下げる」としたが、学校だけの問題ではない。子どもたちと私たちのすべての生活の場で1ミリシーベルト以下にしろと要求して闘う」と決意表明しました。

 以下、次回 6・19怒りのフクシマ大行動ーそのA−に続く。次回は、集会アピールを中心にお伝えします。


http://suginami.no-blog.jp/weblog/2011/06/post_8218.html

すぎなみ民営化反対通信
東京・杉並発。一人が万人のために、万人が一人のために。人が人らしく人として生きられる社会をめざす報道と主張を発信し続けています。  

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コメント
 
01. 2011年6月26日 15:13:30: P2yQuAK3HI
 みましたよ。ごくろうさまです。近ければデモにも参加したいのですが・・・。応援しています。からだに気をつけて頑張ってください。

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