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電力「全量買い取り制度」/再生可能エネルギー普及へ/共産党、2年前から提起/吉井衆院議員に聞く(しんぶん赤旗)
http://www.asyura2.com/11/genpatu13/msg/360.html
投稿者 gataro 日時 2011 年 6 月 25 日 11:45:13: KbIx4LOvH6Ccw
 

電力「全量買い取り制度」/再生可能エネルギー普及へ/共産党、2年前から提起/吉井衆院議員に聞く
「しんぶん赤旗」 2011年6月25日付 2面

菅直人首相が、太陽光や風力などの再生可能エネルギー普及促進の「再生可能エネルギー電気調達特別措置法案」の成立に意欲を示しています。同法による電力の「全量買い取り制度」について、日本共産党の吉井英勝衆院議員に聞きました。

 ドイツで導入

 ―電力の全量買い取り制度とはどんなものですか。

 吉井 家庭などが太陽光や風力などで発電した電気について、電力会社に、固定価格での全量買い取りを義務付けるものです。再生可能エネルギーの爆発的普及にとって大きな力となるものです。

 ドイツなど諸外国ではすでに導入されており、日本でも2年前に太陽光発電の余剰分に限って導入されました。

 しかし、このときの法案(非化石エネルギー関連法案)は、石油や石炭など化石エネルギー以外のエネルギー源の利用促進をはかると称して、原発推進を含めていることや、買い取り費用は電気料金に上乗せして利用者から徴収することを認めるなど大きな問題点を抱えたものでした。

 そのため日本共産党は2009年6月、修正案を発表しました。

 @原発抜きで、すべての再生可能エネルギーの固定価格での買い取りを義務付ける。原発推進に使われている電源開発促進税(年間約3500億円)などを利用して、電気料金に転嫁させない。

 A政府・緩産省まかせになっているエネルギー基本計画で決められる太陽光など再生可能エネルギー源ごとの供給目標について、国会承認事項とする―いうものです。

 残念ながらこのときは、政権党の自民、公明はもとより、民主党も原発推進の立場から日本共産党の修正案に反対したため否決されてしまいました。

 ―今回の政府案にも全量買い取りが盛り込まれています。

 吉井 政府が法案を出してきたのは、再生可能エネルギーの導入を求める国民世論や日本共産党のたたかいに押されたものです。

 日本共産党は、原発撤退を決断し、原発ゼロへ5年から10年の期限を決めたプログラムを策定するよう政府に迫るとともに、再生可能エネルギーの爆発的普及をすすめることで原発に依存しないエネルギーの実現を主張しています。そのために、固定価格で全量を買い取る制度の実現めざし全力をあげます。

 太陽光の買い取りコストは現在、「太陽光促進付加金」として電気料金に上乗せして徴収されています。

 2年前にも提起しましたが、電源開発促進税などを利用して電気料金に転嫁させないこと、太陽光など再生可能エネルギー源ごとの供給目標について国会承認事項とするように求めていきます。

 新たな仕事も

 再生可能エネルギーの本格的導入は、地域の商工業者や農林水産業者らにとって新たな仕事と雇用が生まれ、地域経済の振興と内需主導の日本経済への大きな力にもなります。エネルギーの「地産地消」によって地域分散型エネルギーを確立し、その地域で発電したものはその地域で消費する仕組みをつくるために取り組みます。

 ―再生可能エネルギー普及のためには多くの人々が力を合わせることが大切ですね。

 吉井 私も、超党派の国会議員や専門家、市民らが参加する「エネシフ(エネルギーシフト)」と呼ばれる勉強会の呼びかけ人の一人になるなど立場の違いを超えて取り組みをすすめてきました。

 先日、そうした市民集会に菅首相が参加し、「この法案を早く通せば、私の顔をみなくてもいいことになる」と発言をしたことが話題になっています。

 原発をやめて再生可能エネルギーを爆発的に普及させることは、文字通り国民的課題です。特定の政略的立場からこの問題を利用するなどということはあってはなりません。私は国会議員ですから、政府が出している法案を早く通してくださいと政府にお願いするのではなく、徹底審議などを通じて、よりよい制度が実現するよう全力をあげる決意です。

 

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コメント
 
01. 2011年6月25日 12:13:06: DKm3K2CPVY
gataroさんお願いが一つあります。なんか英語の直訳みたいですが。
私が青春のとき愛読したものの一つに共産党系の新日本出版社がありました。そこから内部被曝を警告する本を出している、矢ケ崎琉球大学名誉教授についても何か紹介してください。
あの方、要領が悪いのか、発言内容が癪に障るのか、あまり誰も取り上げてくれません。科学者として、良心的かとお見受けしているのですが。

02. 2011年6月25日 13:03:56: k1mFG50u9c
買い取り資金はパネルなど替えない方々の負担となる。電力価額に加算されるからおかしい。

03. gataro 2011年6月25日 13:30:54: KbIx4LOvH6Ccw : IBBS2pmUMM
>>01

「矢ヶ崎」で献策すると阿修羅にもけっこう頻繁に登場されている。

放射能汚染ここが「ホットスポット」だ! 土壌と水のセシウム値はどこまで深刻なのか 東北6県と300km圏内を徹底調査 
http://www.asyura2.com/11/genpatu13/msg/355.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 6 月 25 日 07:52:42: igsppGRN/E9PQ

講演:「被曝防ぐ手だてを」 琉球大名誉教授が秋田で /秋田
http://www.asyura2.com/11/genpatu13/msg/114.html
投稿者 尾張マン 日時 2011 年 6 月 19 日 13:39:56: YdVVrdzAJeHXM

「ミスター大丈夫」山下俊一教授が「避難したほうがいい」と言い出した
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/609.html
投稿者 kanegon 日時 2011 年 6 月 11 日 22:39:21: xVuuIAvxG7FMM

Re: 「福島の現状と内部被ばく」<内部被曝は、ベーター線、アルファー線が怖い>
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/267.html
投稿者 東京電力放射能拡散中 日時 2011 年 6 月 03 日 16:57:36: p1PPUA.SiPAKw

そのほか矢ヶ崎さんをメインにした投稿にこんなものがある。

内部被曝という問題をどう考えるのか、矢ヶ崎克馬先生との対話(ジャーナリスト 木下黄太のブログ)
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/673.html
投稿者 クマのプーさん 日時 2011 年 4 月 06 日 20:25:21: twUjz/PjYItws


阿修羅投稿板以外ではこちらなんかをのぞいてみられてはいかがでしょう?

2011年03月20日
〜内部被爆の専門家 琉球大学名誉教授 矢ケ崎克馬先生に聞く〜(環境市民のエコまちライフ)
http://kankyoshiminradio.seesaa.net/article/191612504.html



04. 2011年6月25日 14:43:24: FiWiIaB1Zk
脇からシャシャリ出てすみません。
AMAZONで購入できました。
「隠された被曝」矢ケ崎克馬 著 新日本出版 (¥1260)

05. 2011年6月25日 16:46:54: 03bw0jfJsI
01.様
私は最近、自由放送協会 ユーストリーム岩上で、とても長いけれど、すばらしい矢ヶ崎先生のインタビューを観て、知人にも勧めています。

06. 2011年6月25日 17:46:49: PgPBMdxElo
「全量買い取り制度」/再生可能エネルギー普及は自民党もマニフェストに掲げているし、政党間の対立軸にはなりませんね。

●自民党政策集 2010マニフェスト 15ページ
再生可能エネルギーを20%まで引き上げ
2020年を目標に最終エネルギー消費量の20%を再生可能エネルギーとすることを目指します。
このため、
(1)太陽光発電量世界一の座の奪還を目指し、再生可能エネルギーの固定価格買取制度導入や全公共施設への太陽光パネル設置等により太陽光発電を現状の20倍規模に拡大、
(2)地熱発電所建設促進のために、自然環境・景観に十分に配慮しつつ国立公園内等に地熱発電所を設置可能とする等の規制緩和、
(3)電力系統の高度化の促進、
(4)電気事業者による再生可能エネルギーの利用促進等に取り組みます。
更に廃棄物等を有効活用するようなバイオマスエネルギーの拡大、様々なタイプの風力発電や小水力発電の開発・普及などを図ります。
http://www.jimin.jp/policy/pamphlet/pdf/j_file2010.pdf


07. 2011年6月25日 18:05:44: PgPBMdxElo
自民党政策集 2010マニフェストでは「再生可能エネルギーを20%まで引き上げ」と並んで「原子力政策の推進」として、発電量に占める原子力の比率の向上やプルサーマル計画の推進などを掲げており、「全量買い取り制度/再生可能エネルギー普及」が即脱原発を意味するものでないことを証明しています。
考えてみれば、菅内閣が「全量買い取り制度/再生可能エネルギー普及法案を」を3月11に日に閣議決定したことから考えても、決して菅内閣が脱原発を目指していたものでないことは明らかです。
そして、福島原発事故発生後の現在においても菅内閣が脱原発を進めようとしている形跡が見られませんので、脱原発内閣とは言えないことは明白です。
多くの国民を惑わさないように、事実は事実として明確にしておかねばなりません。


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